スポーツ法政サッカーTOPリーグ順位表> 08年11月22日専大戦

まさかの大量失点、インカレ出場ならず…

応援席に挨拶をする法大選手

  試合後、深々と頭を下げ挨拶する法大選手   



関東大学サッカーリーグ戦 第22節
法政大学 VS 専修大学
○2008.11/22 13:50 国立西が丘サッカー場 晴れ 観衆1000人 



法政大学
前半
専修大学
後半

 
時間
大学
得点者
アシスト
49分
専大
石井俊輔
-
52分
専大
高山 薫
-
69分
専大
藤本修司
-
82分
法大
深町 伸太朗
福田俊介
85分
専大
神村 奨
沼田俊輔
87分
専大
高山 薫
秋山昂久

【警告】
26分【専大】渡部博文
53分【専大】松本陽介
76分【法大】山本孝平
82分【専大】関根雄太

【退場】


【出場停止(法大)】
【法大】江崎一仁

法政大学 専修大学
GK  中根 良(2) 21 GK  朴 泰希
DF  渡辺三城(3) 23 DF  高原伸介→松本(52分)
DF  福田俊介(4) DF  石井俊輔
DF  新井隆法 DF  渡部博文
DF  堀越寛人(3) DF  藤本修司
16 MF  畠山 彰(4)→上野(56分) MF  関根雄太
MF  西 和也(4) MF  佐伯大成
28 MF  小檜宏晃(1)→阿部(44分) 36 MF  小西雄士→沼田(60分)
MF  辻 正男(4)→深町(72分) 10 MF  小幡 純平→秋山(86分)
10 FW  山本孝平(4) FW  神村 奨
18 FW  永露大輔(3) 11 FW  高山 薫
サブ
12 GK  平加 涼(1) 28 GK  柿沼優太
19 DF  笠原嵩太(3) 33 DF  三枝塁至
25 DF  上野恭平(2) DF  松本陽介
31 MF  浅田大樹(1) 18 MF  沼田俊輔
11 MF  阿部拓馬(3) 29 MF  秋山昂久
14 MF  本吉 伸(4) 13 FW  宇治川 涼平
30 FW  深町 伸太郎(1) 37 FW  須藤康之
監督
照井博康 源平貴久

※( )は選手の学年です。

<運命の最終戦>
 4位でリーグ最終戦を迎えた法大。この試合に勝てば、無条件でインカレ出場を決めることができる。しかし引き分けたり、負けてしまうと他会場の結果次第になってしまうだけに、勝って自力で出場を決めたいところだ。最終戦の相手は、今年1部に昇格したばかりの専大。前期の対戦では勝ってる相手だが、先日の試合で、優勝した流経大に勝ってるだけに油断はできない。  

 <まさかの5失点>
 試合が始まると、序盤は専大ペースで試合は進む。自陣でパスを回され決定的な場面を作られるが、福田や新井の体を張ったディフェンスと相手のシュートミスにも助けられ、何とかこのピンチをしのぎ切る。すると中盤以降前線でパスがつながるようになり、法大らしい攻撃を展開する。山本や小檜が起点となってパスを出し永露や辻がゴール前に走り込んだり、右サイドをかけ上がった渡辺のクロスを前線の選手が中で合わせたりと専大ゴールをおびやかす。しかしなかなかチャンスで決めきれず、そのまま前半は終了。0ー0で後半を迎える。
 後半が始まると、それまで専大の攻撃を抑えてきたDF陣にほころびが見え始める。すると後半開始5分、CKから先制を許すと、その3分後にはDFラインの裏をつかれ、立て続けに失点してしまう。その後は専大に試合の主導権を握られ、なかなかチャンスを作れないなか迎えた後半24分、FKを直接決められ、決定的な3点目を許してしまう。その後も専大の連動性のある攻撃にDFがついていけず劣勢を強いられる。それでも後半36分、左サイドからのクロスを前線に上がった福田が頭でおとし、そこに深町がつめようやく1点を 返す。しかしその後は、前がかりになったDFラインの背後にできたスペースに走り込まれ、後半40分、42分とまたもや立て続けに失点してしまい、1ー5のまま試合は終了。法大は完敗で7位に後退し、インカレ出場を逃してしまった

<悔いの残る敗戦>
 昨年の主力が多く抜けて迎えた今季のリーグ戦は、法大にとって苦難の道のりだった。一時は降格圏内まで順位を落とし先行きが危ぶまれたが、後期に入るとチームとして成熟し、4連勝でインカレ出場圏内まで順位を上げた。それだけに今日の敗戦は悔いの残るものとなってしまった。しかし、今期のことばかりに目を向けてはいられない。山本、福田という攻守の要が抜ける来期は、より一層チームとしての結束力が必要となってくるだろう。その中で、いかにチーム力を高めていけるのか。来期の法大の活躍に期待したい。(今成健也)


◆監督・選手の試合後のコメント◆


 

・照井博康監督 「今日は完敗です。専修はいいチームでしたね。はつらつとしたプレーができていました。うちはそれができなかったことが敗因です。フレッシュさがなかったです。前半20分過ぎから落ち着いて良くなったので、永露、山本が決めておけばという場面もありました。後半2点立て続けに取られて、専修を(調子に)乗せちゃいました。今年の勝負弱さが出てしまったかなと思います。(今季を振り返って)コーチも変わり、4年も抜けてゼロからのスタートで前期は苦しかったです。けが人も多くチーム作りが遅くなってしまいました。しかし、前期を5位で折り返して、入れ替え戦に入らないようにできたのは良かったです。総理大臣杯などで決定戦で負けてしまい、インカレも逃していまい勝負ごとに弱かったと思います。4年は頑張ったと思います。感謝したいです。」
・江崎一仁主将(4年) 「(試合を振り返って?)結果に結びつかなくてすごい残念。でも最後までボールを追うとか体を張るなど気持が伝わってきた。こないだ国士舘に勝ってチームは上向きだったし、みんな一生懸命やってくれた。自分をグランドに戻すってことを考えて練習から、みんなやってくれてた。勝てたら最高だった。(シーズン通じて?)目標が全試合出場だったが、達成することができなかった。けがはしょうがないが、カードで出れないというのはふがいなかった。そこの部分は個人として直していかないといけない部分。チームとしては前期の最初は苦労したが、西、辻とか4年生が復帰してきてから勝ちだしてきた。前期の最後を3勝1敗で折り返せたのは良かった。気持ちの部分がすごい大きいを感じた。優勝を大きな目標に掲げていたが、不安定な状況で1部に残れたのは良かった。」
・GK中根 良(2年) 「今日勝ったらインカレが決まっていた試合だったので、絶対勝ちたかった。後半はどうしても勝ちにいかないといけないので攻撃的にいったが、逆に早い時間帯に点を取られてドタバタしてしまった。自分もまだ5失点には整理がついていない。この1年間試合に出させてもらって課題も多く、通用しない部分もあったので、もっとレベルを上げることが必要。今日で最後になる4年生には特にDFラインの福田さん、江崎さん、新井さんにはよくミスをした時に声をかけてくれて助けてもらった。やっぱり、4年生達に引っ張ってもらったので頑張ることができたので、4年生には感謝でいっぱいです。来年はまだ試合に出れるかわからないが、出れるように競争に勝っていきたい。」
・DF福田俊介(4年) 「今日勝てればインカレだったが、うまく試合になじめず自分たちのペースに持っていけなかった。相手の攻撃を止められたら良かったが、かわされて後手後手にまわってしまい、うまく対応できなかった。(リーグ戦を振り返って)去年のメンバーがごっそり抜けて新しく1から作り直しだったが、ここまで持ってこれたので、がんばれたと思う。最後に悔いが残ってしまったが。(4年間を振り返って)最初はきつくてやっていけるか不安だったが、ここまでこれたので法政を選んで良かった。試合にも出れて成長できたと思う。(下級生に向けて)みんな今年から出たメンバーなので、今年1年を生かして来年は優勝してほしい。(Jリーグに向けて)もう大学でサッカーできないので、空いた期間を有効に使い、早く試合に絡めるようにしたい。」
・DF新井隆法(4年) 「今日の試合は勝ったらインカレにいけるというプレッシャーからか、前半から動きが固くて自分達のサッカーができませんでした。完敗です。自分としても後半3バックにしてから少しうまくいかなかったので悔しかったです。去年とは違って今年はチームとして仲がよくていい雰囲気だったんですけど、やっぱりチームを引っ張る人がいたらなと思いましたね。先輩はいい思いをさせてくれたし僕らも後半や、出場停止の江崎のためにもなんとしてもインカレに行きたかっただけに、最後の試合としては最悪でした。今後の事は何も決めてないし、サッカーやるかもわからないんですけど、悔いのないようにしたいと思います。」
・MF畠山 彰(4年) 「入りから相手ペースで落ち着くまでに時間がかかってしまいました。後半も入りがダメで早い時間に失点してしまいました。中盤でルーズボールが拾えずマイボールにできなかったので、ボランチとして責任を感じます。(4年間を振り返って)今年はけがで前期は出れなかったのですが後期になって使ってもらえて。でも、結果を残せなかったのが残念です。後輩たちにはインカレにいって頑張ってもらいたいです。キャプテンのためにもインカレに行きたかったので残念です。1年から4年まで一つのチームとして皆で頑張ってこれたことが思い出です。インカレに行ってもっと皆でやりたかったです。いい仲間ができて良かったです。 」
・MF西 和也(4年) 「今までで最低の試合だった。でもあれが実力だと思う。前半0ー0で終われたが、後半も前半と同じで入りが悪く、相手の勢いに負けてしまった。点を取りにいったので、その後の失点はしょうがない。(リーグ戦を振り返って)一時期は降格圏だったのに、よくここまで盛り返したと思う。ただ勝てるところで勝てなかった。春先は全然ダメだったが、後期は全体的にいいチームになっていたと思う。(4年間を振り返って)最初からもっとがんばりたかった。がんばり始めるのが遅かった。でも、今年1年がんばれたのでいい経験になった。(下級生に向けて)いい選手がそろってるから、ちゃんと1日1日を大切に練習すればもっといい結果を残せると思うので、がんばってほしい。」
・MF辻 正男(4年) 「1週間前にケガをしたけど、何とか間に合ってスタメンで出られて、個人的にはこの試合のスタートに立てたことが嬉しかった。後ろががんばっている中で、前が出て行けず、押し込まれることが多くて、仕掛けることが出来なかったのがダメでした…。(4年間を振り返って?)自分は4年生の5月くらいまで、ずっとBチームで試合をやってて、このままAでは出られないというところで、西と一緒に6月にAチームに上がれたので、最後の1年は悔いなくやることが出来ました。Bチームで一緒に戦った下級生にも、いい選手が沢山いるんで、来年もがんばっていってほしいです。(今後については?)サッカーが大好きなんで、続けて行きたい。」
・MF阿部拓馬(3年) 「(試合を振り返って?)一番よくなかった。入りから繋げないし、前を向かれるし、自滅だった。(途中出場だが指示は?)裏をついていけと言われた。(4失点目以降は攻めた結果か?)そうですね。バランスがくずれました。(今季は中盤の軸として戦ったが?)改善点はある。フィニッシュのためにもっと繋げるのと、シュートへの意識。(4年生との3年間を振り返って?)2、3年のときから引っ張ってくれた。甘えてる部分があった。(来季はどんなチームにしたいか?)いい時と悪い時の波がある。雰囲気も含め、常にいい流れを作れるようにしたい 。ポゼッションを高めたい。 」
・MF小檜宏晃(1年) 「(今日の試合を振り返って?)コンディションはあまりよくなかった。監督からはボールをさばいて動かせという指示を出されていた。だけど守備に追われ、自分の持ち味の攻撃の面を出せず相手にペースを握られ、全くいいところがなかった。個人的にもっと攻撃参加をしたかった。FWとの連携もよくなく、DFラインも低く、押し上げられなかった。来季からはこういったところを改善していきたい。(今日の相手専大については?)専大は若いチームで細かくパスを繋いできた。2列目からもどんどん飛び出してきてやりにくかった。うちも来年はこういうサッカーをしたい。(今シーズンを振り返って?)まさか一年目から試合に出れるなんて思っていなかった。リーグ戦に出れて素直 に嬉しかったし、いい経験をさせてもらった。 (来年に向けてチームとしての課題、個人的な課題は?) チームとしてはやっぱり連携面を良くしていきたい。個人個人はすごくいいが、 戦術面はあまりよくない。個人的な課題としては、積極的にプレーして自分がチームを引っ張るぐらいの気持ちでいきたい。(最後に引退する四年生に向けてメッセージを)自分が言うのもなんなんですか、まずお疲れ様でしたと言いたい。正直今はこれ で四年生がいなくなるなんて実感は全くないです。でも時間が経てばもう四年生 はいないんだなぁということを感じるんだと思います。 」
・FW永露大輔(3年) 「今日の試合に勝てば自力でインカレに行けるチャンスだっただけに本当に悔しいです。4年生ともっとプレーしたかったです。試合としては僕たちの持ち味のボール回しで戸惑いました。前半で山本さんと僕がチャンスで決めていたら流れが変わっていたと思うし、やっぱり決定力の差がでてしまいました。来年はやっぱり今年試合に出てる人がチームを引っ張って行くべきだと思うので、僕が引っ張っていけるようにもっと練習して強くなりたいと思います。」
・FW山本孝平(4年) 「(試合を振り返って?)前半の立ち上がりから相手が予想以上にボールを回してきたので後手後手に回ってしまった。前半に決定的場面があったのに決めれなかった。後半はもう攻めるしかなかったし、勝たないと絶対にいけない試合だった。チームとしては立ち上がりから緊張からかクリアが小さかったし、個人としては決めるとこを決めてれば、結果は違ったと思う。(今シーズンを通して?)春先はボロボロだった。それでも前期を5位で折り返して、そこからは悪くなかった。チームとしてまとまってきて連勝もできたし、成長した。(得点王はとれなかったが?)得点王を取れなかったのは悔しいけど、昨年の倍近く、点を取れたのでよかった。後期は自分と永露、福田がほとんど点を取っていたのでもっと全体として取れればよかった。(10番の重みとかをシーズン通して感じたか?)10番は最初は似合わないなっていうのがあった。平君(井上)とか市君(市川)っていう、すごい先輩がつけていた番号だった。けど自分らしく自分のプレーをすることができたし、番号に恥じないようにやってこれた。」