スポーツ法政ラグビーTOP試合日程&結果> 07年11月4日東海大戦

東海大に完敗…選手権へ黄色信号

 (11/8更新)
〜関東大学リーグ戦1部〜
和田耕主将、本職SHで先発

11月4日(日)           日立
法   大 
12

 

2T8
1G4
0PG0
0DG1
12
39
東 海 大 
51

 

 前節で2連勝とし、良いムードを作って東海大戦を迎えた法大。相手は宿敵・関東学院大と今年互角の戦いをしたとはいえ、流れに乗って昨年のリベンジを果たしたいところであった。
 和田主将(経4)が今季初めて本職SHとして先発したこの試合。。前半初頭から下馬評どおり東海大の強力プレッシャーに苦しめられる場面が続く。法大はスクラムでコラプシングを連発。相手のゲインを止めるのも数人がかりである。それだけではない。例年なら法大に分がある集散においても相手が優位であった。ついに12分には相手の先制トライ。しかし、法大はここから反撃を開始。相手トライ以後は相手陣で攻め続ける。相手のゲインを許さないディフェンスで相手陣でのプレー時間を延ばし、得点チャンスを次々とつくっていく。ついに23分、10mライン近くのラックから和田主将→SO文字(社2)とつなぎ、WTB濱川(経4)が22mライン付近中央から抜け出し独走トライ。ゴールキックも決まり、法大は7−5と逆転に成功する。ところがその後は自陣深くでの攻防となる。東海大の強いコンタクトのなか、和田主将を中心にインゴール付近で必死のディフェンスをする法大。数分間相手の攻撃を水際で防ぐも、31分にはとうとう耐え切れずに相手に逆転を許しそのままの点差で前半を終えた。
 1トライ差と逆転に向け望みをつないだ後半。しかし、開始早々東海大にディフェンスの穴を突かれ、いきなりトライを奪われる。これで法大は集中力が切れたのか、その後は東海大にゲームを支配され、14分までに4トライを献上。17分には東海大のハイパントのこぼれ球をWTB萩尾(経4)が拾い、意地の独走トライを決め一矢報いるも、相手有利の一方的な展開が替わることは無かった。その後も次々とトライを許し、挙句の果てにはロスタイム前にだめを押されてしまった法大。終わってみれば12−51と大差での惨敗となった。
 リーグ戦は残り2試合。下馬評どおりの結果とはいえ入れ替え戦が現実のものとなる気配がより濃厚となった。また相手陣でプレーできても得点に結びつかない決定力の欠如は今回もゲームに大きく影響。次の対戦相手である大東文化大学はロースコアで勝利を重ねてきたチームだけに最大の不安要素となっている。今、法大フィフティーンはまさに正念場にある。



今日もチームプレーに課題 数人がかりでも倒れない東海大の選手

***  選手と監督のコメント  ***

駒井監督:
今日は思い通りのディフェンスができなかった。あれだけの点数が離れるとは…。 (課題)タックルミスが後半多かった。うちのセールスポイントであるディフェンスからのターンオーバーができていなかった。逆に相手の方ができていた。うちのラグビーをさせてくれなかった。

(和田主将が先発)今までは後半にインパクトを求めていたわけだが、今回は東海さんの前半に得点を取っていくパターンの対策として。前半開始から60分で守りきり、後半の10分である程度点数が取れれば何とかなると思っていたが、後半開始から10分で15点取られて…。

(WTBが大きく変わったが)1人はけが。1人はスピード重視よりも強さで決めた。今日出た2人ともウリは強さ。WTBがすぐに倒れるとターンオーバーされて強いプレーになるので、キープレーになりうると思った。

(FLについて)荻山が今日腰を痛めていたので岩爪を先発にした。

(LO2年の2人について)井上はけがで、今度Jr.戦で使う予定。内田も調子が良くない。

(2週間で取り組んだこと)東海大学のグループ(組織)ラグビーをどう崩そうかということだった。前半はある意味で崩せたところがだいぶあったが、後半は1つのタックルが甘いせいで(相手の)トライに結びつき、リズムがおかしくなってしまって結局崩しきれなかった。

(次に向けて)大東戦勝たないと大学選手権に出られないので、是が非でも勝たなくてはならない。もう一度法政の伝統が出せるようなチームにしないと。

和田耕二主将:
前半は競れていたが、後半は我慢できずに差が開いてしまった。今日は先発だったがあまりBKに回すことができずに反省している。1つのことにこだわりすぎて周りを見ることができなかった。空回りしてしまい責任を感じている。相手の東海大は力負けするような相手じゃなかった。相手は組織としてしっかりしている。言ってしまえば組織だけのチーム。FWのモールで押されてしまった。そんなに怖い相手ではないのに、決められた。組織あっての東海。外に走り負けてしまった。
マイボールスクラム、マイボールラインアウトの成功率が高かったのは、稲田、竹中が中心となってしっかり練習してきた成果だと思う。敵陣でのプレイを前半は風上でキックを使いながらいつの間にか、漠然と敵陣でのプレイが出来た。ただ本当に漠然とした感じ。その点は前半、予定通り出来た。
来週の大東大戦はFWがポイントになる。気持ちを終わらしてはいけないし、いい試合がしたい。

竹中副将(社4):
前半は横綱相撲を望んでいなくて、チャレンジャーのつもりでやっていた。後半はやることをやらせてもらえなかった。前半はまあ良い感じで、及第点が付けられる。流れとしてはあれで良かった。後半はダメ。疲れではなくて、強いチームは(力を)切らさない。後半当初の(立て続けに取られた)得点は簡単に取られすぎだった。完全に勝負を決められて、余力が残っていたのにチームの雰囲気が下がったのが15点取られた後だった。(後半開始直後は)前半と同じようにやれたので、接点で濱川がラインブレイクしてくれたりはしたんですけど…。スタイルがうちと似てて、やりやすかったのに抜けなかった。きっちり決めれるのは実力差。前半のような試合ができれば去年のカントー(関東学院大)戦のような試合ができたんですけど。ゲームプランは前半も後半も同じだったんですが、後半立て直せなかったのは…。
(ブレイクダウンでも負けているように見えたが…)思ったよりコンタクトプレー云々というより実力差であると感じた。(東海大は)自分たちの1歩上のラグビーをやっている。それを倒すためにはタックルしかなかったが…。 (調子)問題はない。ゲームリーダーとしてゲームを引っ張っていくのみ。 (和田主将先発だが)楽しい。やりやすい。帰ってきてうれしい。
(大東大戦に向けて)今日よりいい試合をします。それだけです。

CTB濱川:
敵陣でやることを考えてて、前半は敵陣で出来てたんですけど、後半はディフェンスの自分らの甘さから、自陣でやってしまうことが多くてそこからどうしても、ディフェンスで我慢できないというのが、うちが負けた敗因だと思います。(東海大は)今までやってきたチームとはちょっとレベルが違った。想定してたことなんですけど。自分らの甘さが出てしまった。ブレイクダウンでどうしても自分らのボールがキープできなかった・・・。
(トライを取り切るには)マイボールをキープすることです。そのキープができなかったことが後半響いた。マイボールをし続けることと、ディフェンスならディフェンスでしっかり相手を止めること。
(大東戦勝利のためには)自分らに厳しくなることですね。ポイントはブレイクダウンのところもそうですし、ディフェンスのとこでも。自分らに厳しいプレーは相手にも厳しいということなんで。そうすることが(勝利への)第一歩だと思いますね。


【法大出場メンバー】※丸数字は学年
1浅原A 2稲田C 3鎌田B 4原田B 5栗林@ 6有田B 7岩爪C 8竹中C 9和田耕C 10文字A 11萩尾C 12宮本A 13濱川C 14舩木A 15城戸B
《途中交代》
後半19分9和田耕⇒日和佐A:28分2稲田⇒垣内C、4原田⇒山根A:30分7岩爪⇒荻山A、12宮本⇒岸和田B:33分14舩木⇒近間C
《得点者》※法大のみ
濱川、萩尾(それぞれ1T)、文字(1G)



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