2005年04月05日
石田力哉/ケガをして得るもの
私がリハビリをしているクリニック(CSM)ではよく映画が流されている。特にジャンルが決まっているというのではなく、誰かが持ってきたDVDが映し出されてるのである。今日は「LAST SAMURAI」。この映画を見た人は多いと思う。日本の侍の文化を描写した映画である。
この映画、アメリカ人にとって、とても興味のある映画らしい。私も質問を多く受けたが、どうやら日本人の観点とは違う疑問を抱いているようだ。「武道は絶対に習うのか?」「トップの人間(勝元)は寺に住むのか?」など。
その中で、ある選手がこういう質問をしてきた。「侍は戦の前に鎧をつけるがなぜだ? 宗教の関係か?」と。私が思った事を答え、会話はこう続いた。「いったい日本の宗教はなんだ?」と。何なのか?とっさに「多宗教かな!」と答え、会話は終わった。
アメリカではプロテスタント、カトリック、ユダヤ教、ギリシャ正教、モルモン教といった「ユダヤ・キリスト教的伝統」、すなわち聖書の神を受け入れている人は全人口の93%にあたるという。対して日本では八百万の神、すなわち多神教的宗教といった仏像を拝み、神棚に手を合わせるといった信仰者は33%。この差はいったい何だろう?
人種の違い=文化の違い。ユダヤ・キリスト教では「イエス・キリスト(聖書)」という全知全能で絶対唯一の存在がある。それは「人」であり「1つ」。しかし、八百万神というのは「自然」に対しての象徴である。自然が起こす災害は「荒ぶる神」、災害を神々の祟りとして受けとめ社をたてて神をまつり、呪術によって祟りを鎮めるとともに神のご加護を祈る。
江戸時代にキリスト教を廃止したが、もし廃止していなかったら現代はどう変わっていたのだろうか?
宗教を日ごろから考える日本人は滅多にいないだろう。私自身も宗教についていろいろ考えたのは初めてである。ちなみに私は幼稚園では仏教、中高では神道、大学ではキリスト教とあまり偉そうに宗教の事を言える立場ではないのだが、詳しくはなくとも広く浅くは知識がある。
怪我をしていなかったら絶対にこんなことは考えていないであろう。怪我をして得るもの。また1つ増えた。
PS:宗教についていろいろ調べていくと面白い。国柄、政治、思想など意外なところまで広がっていく。皆さんも1度調べてみてください。例えば9・11以降、ブッシュは「God bless America」のもと「神に代わって制裁する!」と戦争を開始した。それに支持した人は約7割。しかし、先日亡くなったローマ法王ヨハネ・パウロ2世は平和外交を推進。法王はいわばカトリックの最高位。んー、わからん???
April 5, 2005 03:10 PM
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コメント
もう一ヶ月も前のコメントになってしまいますが、再び訪れてみましたら返信されていたみたいで嬉しく思います。Vickさんがクリスチャンの選手を書かれていましたので、私も知っているクリスチャンの選手、もう引退されたのですが実際に会って話も聞いたことがある選手をお知らせしたいと思います。その選手は、Tampa Bay Bucaaneersに在籍されていたRob Taylorさんです。とても大きな方でしたよ。だけどとっても優しくて、謙虚な人でした。聖書に興味をもたれていると聞いてとても嬉しく思います。キリストとともにある歩みは、言葉に表すことが出来ないほど素晴らしく豊かな人生をもたらしてくれます。機会があれば、教会に行かれてみてはいかがですか?力哉選手の成功を心よりお祈りしています。時々ブログ拝見させていただきますね。応援してますよ!
投稿者 こんにちわ力哉さん : 2005年05月20日 12:33
NFLELのホームページで、力哉さんのことが書かれてましたね。
Week1のナショナルプレイヤーに選ばれたトニー・アレンが、「彼(力哉さん)はNFLELに確かなインパクトを与えた。彼がナショナルプレイヤーに選ばれたことはうれしかった。」と言ったとか。
これを見て、力哉さんは完全に向こうの人に、戦力と見られていると思いました。
NFLでプレイしている力哉さんを見るのを楽しみにしてます。
投稿者 vick : 2005年04月08日 23:36
私は無宗教ですが、敬虔なクリスチャンと言えば、カート・ワーナーを思い出します。スーパーボウルでペイトリオッツに敗れた後、手に聖書を握りしめていたのを忘れられません。宗教に支配されるのでなく、生きる指標になれば、それはそれでいいと思います。相手を知る上で、相手が信じるものを知ることも必要かもしれませんね。特に外国にいると、そう思うのかも。
投稿者 しま : 2005年04月06日 20:29
コメントありがとうございます。自分の周りのクリスチャン。プロ選手として活動するようになってからは、同じチーム、すなわちアメリカ人選手はほぼクリスチャンだと思います。中にはかなり信仰心の深い選手もいます。移動中は必ず聖書を読んでる選手なんかもいましたねー。試合の日の朝はチャペルタイムがありますし、試合前は必ずお祈りをチーム全員でしますし、試合後もフィールドで相手チームの選手も入り混じりお祈りをします。私自身は特に宗教はこだわってないですが、関西学院時代はキリスト教の大学とあって、試合前にはお祈りを全員でしてました。確かにクリスチャンの人って何かと「キリストの名において・・・。」というように、キリストを称えてこうどうしますよね!聖書に全て書いてあると。僕も新約聖書を読んだことあるのですが、全部理解まだしてません。でも興味はありますよ。この機会にクリスチャンになるとは言いませんが、バイブルに興味を持とうとまず部屋のバイブルを少しずつ読み始めました。
投稿者 rikiya : 2005年04月06日 12:21
はじめまして。世界で活躍される選手ってすごいですね。私もいつか海外で活躍できる人間になりたいと思ってアメリカに住んでいる者です。私もアメリカで力哉さんのように質問されたことがありますよ。日本の宗教とは何か?自分の宗教は何かと。私はその時は何も特定の宗教など信じていなかったので無宗教みたいな風に言うととても驚いていましたね。こちらの人にとっては、信じていないということが逆にありえないのでしょう。つまり、信仰が生活に非常に密着しているんですよね。今は、私はクリスチャンになって、キリストを救い主として信じていますが、今私が働いている会社の社長が興味深いことを言いましたよ。その人はクリスチャンではないのですが、多くの人とビジネスをして学んだこととして、信仰を持っている人は、信仰の無い人と比べて質の高い仕事をするということです。NFLやスポーツの世界でも有名なスポーツ選手がクリスチャンであることはよくある事ですよね。
クリスチャンは、自分が何のために仕事をし、スポーツをするのかということをよく知っています。全てを神の栄光のために、全ての善い事を神様をたたえるという目的を持って成し遂げています。力哉さんの周りにはクリスチャンの選手は居られますか?
投稿者 ken : 2005年04月05日 21:42
