2005年11月26日
【レスリング】東日本学生秋季新人戦最終日
ルーキー小笠原寛 大学初メダル獲得!
グレコローマン96㌔級の小笠原(経営1年)が3位に入賞し、大学に入って初めてのメダルを獲得した。満面の笑みが見られるかと思えば、「最後はもう少しやれば勝てた試合だった。嬉しさ半分、悔しさ半分です」と苦笑した。準決勝で負けた相手は、今大会結局優勝した。なおさら悔しさが募った。あと、一歩だったのだ――
初戦で、同世代の高校時代国体・全国高校グレコ選手権の覇者・工藤(東洋大)とあたった。今年度のインカレでフォール負けした相手だ。「正直、くじ運悪いなと思った」。しかし、結果はフォール勝ち。ローリングを仕掛けられた際うまく上にのり、そのまま抑えつけた。同世代のチャンピオンを倒し、一回り大きくなった瞬間だった。
その後は力の差を見せつけ、準決勝へ進んだ。相手は、インカレでも対戦した野口(専大)。インカレでは接戦の末、豪快な俵返しで勝っている。今回もお互いローリングで点を取り合い、3ピリオドにもつれ込んだ。1分間のスタンド攻防を両者無得点で終え、グラウンド攻防へ。コイントスで小笠原が先にクラッチを組むが、相手にうまく逃げられる。しかし残りの30秒を守りきれば、勝てる。懸命に張るが、最後の最後で回されてしまった。「あそこで守り切れれば…」と悔いが残る。
自信のあったリフトは、ルールの変更によりやりづらくなった。重量級でのグラウンドは、ほとんどローリングでの勝負となる。「ローリングは苦手だったけど、今回返せるようになった」と大きな収穫もあった。それについても「いつも練習で子本先輩が教えてくれたおかげです」と語り、謙虚さを忘れない。
高校時代、四国大会優勝を除けば目立った記録が出せずにいた。青学大に入り、階級を上げて再出発。入学時は足りなかった体重も、今は96kgに届いた。白星の増加が、実力がついてきたことを物語っている。今回の入賞も自信になるはずだ。
しかし、「嬉しいけど、ここで満足したらダメ」と自ら気を引き締める。1年間で技も心も成長してきた小笠原。その控えめなルーキーからは、無限の可能性がうかがえた。(衣)
<全選手の最終戦績>
グレコローマン
55㌔級 鈴木雄一(経営2年) ベスト8
66㌔級 藤村浩二(経営1年) ベスト8
74㌔級 板倉史也(経済2年) ベスト16
96㌔級 小笠原寛(経営1年) 3位入賞
120㌔級 早乙女亮(経営2年) ベスト8
November 26, 2005 08:51 PM
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nikkansports.com/mt/mt-tb.cgi/2821

