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青山スポーツ

2005年10月16日

【女子バレー】関東リーグ最終日

決勝リーグ第3試合 対筑波大
借りは返した!筑波大フルセットで下す

2005.10.16 関東大学女子1部リーグ 於青学記念館

 同じ相手に、二度は負けない。これが青学大の強みだ。悔しさをエネルギーに変え、相手に向かっていく。優勝するにはもう1セットも落とせないという厳しい条件の中で、『全員バレー』が爆発した―

決勝リーグ第3試合の結果

  青学大 ○ 3-2 ● 筑波大
        (25-17)
        (19-25)
        (25-13)
        (22-25)
        (15-13) 

★個人賞★

 敢闘賞・レシーブ賞 山本美萌主将(法学4年) 

      セッター賞 秋山美幸(史学3年)

        猛打賞 内田暁子(経営2年)

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試合後、笑顔の選手たち

 エース内田の強打が、気持ちよく相手コートに突き刺さる。1セット目出だしからいきなり5連続ポイントをたたき出した青学大は、相手につけ入る隙を与えない。筑波大の高いブロックに対し、エース内田、ライト天野里美(国際政経1年)が器用にブロックアウト、フェイントを決めていく。焦った相手のミスも重なり、第1セットは圧勝でものにした。
 しかし、第2セット。今度は逆に相手の連続得点を許してしまう。セッター秋山のツーアタック、ナイスフェイントで流れを断ち切るが、あとが続かない。最後に追い上げるも差は埋まらず、結局このセットを失った。この時点で、青学大の優勝の可能性は完全に絶たれた。
 ところが、落胆する様子を見せる者は一人もいない。すぐに切り替え、また次の1点1点に集中する。選手たちにとっては結果よりもまず、目の前の相手を倒すことが大事だったのだ。
 第3セットを青学大、第4セットを筑波大がそれぞれ取り、迎えたファイナルセット。最終戦にふさわしい、激闘となった。青学大10-12筑波大。このまま筑波大が逃げ切るかに思えた。しかし、青学大には意地がある。セッター秋山の強気なツーアタックで1点を返すと、レフト山本主将がそれに続いて同点に。直後に筑波大が1点抜け出すが、レフト山本主将がスパイクをねじ込みまたまた同点。ここで青学大はピンチサーバーに清水智子(経済3年)を起用した。作戦は、大当たり。相手が乱れてチャンスが返り、青学大がマッチポイントを握った。ラスト1点。長いラリーの末、思いを込めたボールは、山本主将に。小さな体をめいっぱい使い放ったスパイクが、見事に相手ブロックを打ち抜いた―。会場には歓声が響き、選手たちの目からは大粒の涙がこぼれた。
 素晴らしい、有終の美と言える。優勝できなかったのは悔やまれるが、筑波大に勝って全日本インカレに臨めるのは、大きな自信となるはずだ。リーグのリベンジを誓った青学大は、これからまた進化するに違いない。(萌)

生瀬良造監督「悔しい。優勝できなかった。(筑波大に勝って終われたのはよかったのでは)昨日の練習でやったことを体で覚えていたのがよかった。特に今日の内田は完璧。全日本インカレは、何が何でも優勝する。今回の悔しさを吹き飛ばしたい。1ヶ月あれば、なんでもできる。選手たちの思っているようなことができるんじゃないかな。他大もこの大会にかけてくるけど、清水が復帰すれば、大丈夫。」

レフト山本主将「(筑波大とは)一回やって負けて、悔しい思いをした。今日は『借りを返す!』という気持ちでやれた。今リーグで、一番うまくいった試合だった。(相手にセットを取られたときの気持ちは)優勝がない、というよりはとにかくこの試合に勝ちたい気持ちが強かった。強気で、前向きにいられたので動揺はなかった。練習中も『筑波に勝ってインカレにいこう』と、リーグの後のインカレを見つめていた。技術どうこうよりも、気持ちの問題。予選リーグで負けたときはミスして誰も立て直せないでいた。でも今日はみんなで目を見て、声をかけてできた。今日の出来はインカレがあるということをふまえて80点。(20点は)チョロをもっと上げる、とか、もうひとつひきしめていけたら良い。今日勝っても優勝ではないので、インカレで勝ちたい。」

センター小松美穂副将(史学4年)「優勝できなかったのは悔しい。最後に勝てたのは、リーグの中でも一番まとまって出来たから。これを全日本インカレにつなげたい。スパイク力不足が今リーグで目立った課題。それを克服して、もっとチームに貢献したい。得点源になりたい。」

センター二川万里子(教育3年)「優勝したかった。勝ったけど、課題が残った。ブロックが悪かったので、インカレまでにブロックを安定させたい。今日はスパイクがリーグで一番よかった。相手のブロック、レシーブまで見えた。空いてるところも見えたからフェイントもできた。気持ちに余裕があったと思う。でも、今日勝てたのは周りの支えのおかげ。感謝を忘れないようにしたい。全日本インカレに向けてはやっぱりブロックを頑張りたい。ラリー中にもっとやらしいプレーができたら良い。」

セッター秋山「すっごく悔しい。次に向けてという意味で、筑波に勝って全日本インカレに行けるというのはホッとした。でもこういうゲームが出来るなら、二敗したときもできたはず。追い込まれてやるのでは遅い。試合に良い状態でもっていくための個人のモチベーションや、周りが言ってくれないときに自分でどこまで追い込めるか、という部分で一人ひとり良い勉強になったと思う。これで満足してはだめ。日本一になりたいって気持ちをもって、すぐある全日本インカレに向けて一日一日を大事にしたい。インカレに向けてのチームの課題は、体力と瞬発力。コンビを増やしても、苦しくなってはだめ。フルセットやっても落ちないくらいの体力をつけないと。個々の技術は十分だから、ラリーやフルセットのときにいかに個人が良い状態を作れるか。個人としては、速攻のトス。もっとセンター線を使いたい。あとライトに苦しいとき上げるのではなく、一番いいときに上げられるように。もっと正確性をだしたい。」

リベロ川上佳奈(英米2年)「嬉しいけど、もっと早くこういうチームの状態にもってこれたら勝っていた。追い詰められていなくても、自分で自分を追い詰めて、いつでも同じ心境でできるようにしたい。(全日本インカレに向けて)ミスをしないで、確実に狙ったところにサーブやスパイクが打てるように。練習から自信がつくまでとことんやっていないと、苦しいときだめになってしまう。とにかく、自信がつくまでやりまくります。」

レフト内田「ホントは優勝したかった。セットは取られたけど、結果的に勝てたのは嬉しい。(猛打賞受賞について)春のリーグのときは、猛打賞っていやだった。ただスパイクをたくさん打ってるだけのような気がして。スパイク賞が取りたかった。でも生瀬さんに『スパイク賞は決定率だから、セッターの加減も関係してくる。でも猛打賞は自分で勝ち取る賞なんだ。一番すごいんだよ。』と言われた。それを聞いて、嬉しくなった。春は勢いの部分もあったけれど、秋はどこも完成している。そのレシーブに対して決めていけたのは自信になった。まだまだスタミナが足りない。上位リーグに入って、少しきつかった。全日本インカレでは、もっとセンターの速攻が使えたらいい。センターが決まるとサイドも活きる。そのために自分も速攻が使えるようなレシーブを上げたい。スパイクは、インナーが得意なのがだんだんバレてきている。それでも決められるようにしたい。フェイクを使って、相手のコートを見て、ライトからも切り込んでいきたい。」

ライト天野「嬉しいけど、悔しい。セットを落として(優勝できないと)分かったから・・・。でも勝ったときはホッとした。スパイクを打つときに周りの『フォローつくよ!』の声が聞こえて、思いっきり打てた。もっとできる部分もあったけど、安心してできた。レフトとセンターが苦しくなったときに、ライトも一緒にだめになるのではなく、そこで自分がしっかりしなくちゃいけない。このリーグで、コンビバレーでのライトポジションの難しさを知った。これからどのポジションになるかわからないけど、どこでもできるように頑張りたい。全日本インカレは、今日のように最後は意地でいく。また新しく生まれ変わりたい。課題はプレーの安定感。」

October 16, 2005 11:26 PM

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