2005年10月15日
【女子バレー】関東リーグ9日目
決勝リーグ第2試合 対日体大
あわや30点ゲーム!接戦制し、意地のストレート勝ち!
2005.10.15 関東大学女子1部リーグ 於青学大記念館
まさかの2連敗から、一週間を経て迎えた日体大戦。もう1セットも落とせない青学大だが、エース内田暁子(経営2年)がいまいち振るわない。しかし、そこはさすがの『全員バレー』。他の選手が上手くフォローし、1・2セットを連取した。このまま勢いに乗り、ストレートで下したい青学大。迎えた第3セットは―
決勝リーグ第2試合の結果
青学大 ○ 3-0 ● 日体大
(25-23)
(25-19)
(29-27)
「2敗のあと、気合いが入った。みんなで顔色変えていこう、と話した」と山本美萌主将(法学4年)が語るように、試合前の公式練習からピリっとした緊張感が張り詰める。第1セットは終盤追い上げられるも、セッター秋山美幸(史学3年)・センター二川万里子(教育3年)の息の合った速攻でセットを先取。
第2セットもセンター小松美穂(史学4年)・二川が冴え、ブロック・速攻で得点を重ねる。途中、ピンチサーバーで登場した清水智子(経済3年)もナイスサーブでチャンスをつくり、役割を果たした。ラストはチャンスで返ってきたボールを一本目で直接トスにし、エース内田が打つという変則攻撃で相手を翻弄。第3セットへ向けてチームが盛り上がった。
そして迎えた第3セット。パワーの日体大が繰り出す強烈なスパイクを、リベロ川上佳奈(英米2年)が見事なレシーブで攻撃へとつなげる。レフト山本主将の、軟硬織り交ぜる頭脳プレーも光った。センター二川の攻撃でマッチポイントを握り、このまま一気に行くかに見えた。しかし、ここで日体大も意地を見せた。パワフルなスパイクが青学大レシーブ陣の腕を弾き、試合はジュースへと突入した。互いに一歩も譲らぬ『超ラリー』を繰り広げるが、青学大がネットタッチのファール。逆にマッチポイントを取られた青学大は、たまらずタイムアウトをとった。タイムアウト明け、レフト山本主将の力強いスパイクが相手ブロックを打ち抜くと、エース内田もそれに応える。しかし、1点取っては1点返され、なかなか2点の差はつかない。だが、苦しいときにがまんできるのは強さの証だ。チャンスを確実にセッターへ運び、内田のスパイクが決まる。最後は、センター二川・セッター秋山の2枚ブロックで見事に相手を封じた。選手たちからは、安堵の笑顔があふれ出ていた。
競った試合内容だったが、ストレート勝ちという結果は大きい。しかし、戦い終えたばかりの選手たちは『満足いかない』と、その場ですぐに練習を開始した。
明日はついに最終日、筑波大戦。優勝するためには最低でもストレート勝ち、あとは得点率という厳しい状況だ。しかし、結果よりもまず『満足いくバレー』を目指てほしい。(萌)
スピードと高さが持ち味!センター小松副将

レフト山本主将のするどいスパイク
生瀬良造監督「内田が地に足がついていない。変に意識しているのかな。普通にやればなんでもないんだけど・・・。日体大はパワーがあるから、レシーブをとばしすぎてしまった。でも、ジャンプ力はそんなにないから、ブロックは止めやすかったんじゃないかな。もう1セットも落とせない。(明日は)1セット目の10点までが勝負。今から練習で気合い入れます。」
レフト山本主将「2敗のあと、気合いが入った。朝からみんなで顔色変えていこう、と話していた。みんなが『この一本』にかけていたのが点につながったんだと思う。(苦しい場面ではやっぱり主将にボールが集まりますよね)今日は当たりが良かったし、アキ(セッター秋山)にも『もってきて!』と言っていた。キツかったけれど、4年生だし、一球一球に込めて打った。明日はプレーがどうこうより、チームが一体化できれば勝てると思う。頑張ります。」
センター小松副将「今日の調子は、はっきり言って良くなかった。チームにフォローされた。明日は最後なので、悔いのないよう全て出し切りたい。ブロックはレシーブにも関係するから重要で、自分の役割でもある。止められなくても、良いワンタッチをとって攻め返せるようなプレーがしたい。スパイクなどの攻撃面でもどんどん参加したい。」
セッター秋山「(この一週間で)チーム全体が同じ意識で、勝ちにこだわった練習をできたことが今日につながった。今までは3セット目のような展開になったら落としていた。でも、今回は落とさなかったのがよかった。けど勝ちの中にも課題が見えた。ラリー中にもっと工夫ができれば良かった。明日はブロックが高いから、頭を使ったプレーをしたい。このままでは勝てない。今から明日までに一人ひとりのきもちをどうもっていくか。筑波を越える意識の高さは大前提で、一つのボールに対する執念が大事。もし得点率で2位になっても、筑波に勝って全カレ(全日本インカレ)に臨みたい。結果はあとについてくるものだから、まずは筑波に勝つことだけを考えたい。」
センター二川「本当に追い詰められていた。自分のできることを、精一杯やろうと思った。4年生には良い思いをしてもらいたい。(今日はコンビがバッチリでしたね)アキと心はつながっているんです(笑)。でも高校から一緒だし、本当に目を見たら『あ、次(トスが)上がってくるな』って、分かる。ここ!ってときには、絶対に来る。(信頼されている証拠ですね)いやぁ、どうでしょう(笑)。明日は、やるしかない。春のように自分たちのリズムで楽しんで、その中でもやるべきことはしっかりやりたい。リードされたときに切り替えられたのが今日の勝因。前まではミスが『ミス』で終わっていた。でも今はミスしたら次はこうしようと考えて『次の1点』にできている。これが先週『負けて学んだ』こと。自分がミスしたら、自分が取り返す。プラスマイナスゼロを重ねたら勝っちゃった!というバレーがしたい。」
レフト内田「今日は『ストレートで勝たなきゃ』で臨んでいた。自分の出来は60点。やろうやろうって気持ちが空回りして、周りが見えていなかった。レシーブは、腕に触ったら絶対に上げるという気持ちでやっていた。諦めないことが大事。スパイクは、自分は大きくないのでかっこよく決めようとしたら決まらない。泥臭くブロックアウトを狙ったり、ブロックを抜いたり、フェイントしたり、賢く攻めたい。明日はやるしかない。自分自身も2年生最後のリーグだし、悔いの残らないように頑張りたい。勝つのはもちろんだけど、今までやってきたことを出し切って自分たちのバレーが出来たら良い。」
リベロ川上「先週の負けを跳ね飛ばす勢い、ではなかった。必死が空回りしてしまって、後ろから見たらあわてていた。プレッシャーを感じているのはみんな同じなのだから、それを『プレッシャー』にするのではなく、みんなで一丸になって『いくぞー』っていう勢いに出来たら良い。明日でリーグは最後だし、やるべきことをやりたい。勝ちとかはあとからついてくるものだから、一球一球を全員で追いかけて、高い意識をもってやっていきたい。」
ライト天野里美(国際政経1年)「2敗したあとの練習はピリピリしていた。でも、チーム全体で良い緊張感を持てた。先週までは、『このセットを落としても、次をとれば良い』というような油断が、みんなどこかにあった。でも、もう落とせない。4年生の緊張も伝わってくる。(プレッシャーは感じませんか)春は先輩が出ていて、秋は自分。後から入った身だし、プレッシャーは感じる。でも逆に『チャレンジャー』という意味では楽しい。仕事をしてくれている人の分まで、頑張りたい。筑波大はブロックが高い。ストレートで勝つ気持ちで頑張る。」
October 15, 2005 06:11 PM
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