2005年09月09日
NSXを走らせ勝利を目指せる幸せ:中村卓哉
こんにちは。中村卓哉です。出張三昧の挙句に風邪をひいてしまい、なんだかんだでブログの更新が遅れに遅れてしまいました…。申し訳ありません。そういう今も、実は出張先からこれを書いています。

CO2による温暖化について、かれこれ言われ出したのはずいぶん前のこと。この影響かどうかはわかりませんが、今年は全世界的に驚異的破壊力を持つ気象現象が各地で発生しているようです。最近ではカトリーナや台風14号が甚大な被害を及ぼしましたし、東京でも集中的な豪雨が交通を麻痺させたりもしましたね。被害に合われた皆様には心よりお見舞い申し上げるとともに、一刻も早い現状復帰を願っております。
テレビのニュース等を観ているとアメリカでも、九州南部でも被害状況は本当に深刻でそんな光景を見るにつけ胸が痛みます。と、同時に我々が毎日モーターレーシングのために、勝利を目指し日々頑張っていられることは本当に幸せなことだと思っています。

もし、食べるものも、着るものも、住むところもなくなってしまったら誰もレースのことなど考えてなどいられないし、それこそ生きるためにやらなければいけないことが最優先される訳ですから、我々がこうして日々レースに力を注げることは、ドライバー、チームスタッフ、関係者、スポンサーの皆様、そしてそれを応援してくれるファンの皆様を含む多くの人が、その力を我々に与えてくれているからだと言うこと、そして自分たちの目標に向かってひたむきに努力できる環境が我々に与えられているということを、今更ながらに感謝しなければならないと強く思います。
我々がNSXを走らせ、活躍し、レースを盛り上げることで少しでも多くの皆さんに喜びと感動と、夢を与える事ができるならば、こんなに嬉しい事はありません。レースでは様々なトラブルや苦労が我々降りかかりますが、我々が感じる苦労など、災害で苦しむ皆さんの苦労と比較すれば、取るに足らないものです。これからも自分たちに与えられたものに感謝しながら、皆さんの期待に添えるように頑張っていこうと思います。

前述の災害と比較する訳ではないですが、今年のGTを戦うNSXにも厳しい試練が次から次へと起こります。ホンダのホームコースであるもてぎでは、圧倒的な速さでNSXの強さと復活を皆様に披露しましたが、我等がTeam Honda Racingの8号車と18号車は揃って不運に見舞われ、勝ちを逃してしまいました。ですが、この程度で弱音を吐くつもりは全くありません。勝利を目指して粘り強く戦って行きますから皆さんも応援よろしくお願いします。
気分も新たに次回富士のレース、異常気象にも負けない防災対策も万全? 精一杯頑張ります。それでは、来週の富士スピードウェイでお会いしましょう。
September 9, 2005 06:00 PM
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コメント
なるほど、ファンからは窺い知れない舞台裏事情がいろいろあるのですね。憶測で変なこと書いてしまってすみません。言い訳をさせていただければ、いろいろ素人考えで憶測してしまうのは、ファンの性かもしれません。これからも、いろいろ憶測してしまうかもしれませんが、なるべくご迷惑をかけないように心がけます。
それはさておき、薄い空気と長い直線の富士は苦手かもしれないですが、NSX頑張ってほしいです。
投稿者 海南鶏飯 : 2005年09月20日 07:55
土日祝日の別なく働くお仕事で。
こんなに大変でも「NSXを走らせ勝利を目指せる幸せ」
があるから続けて行けるのだろうか、との感想を持ちまし
た。
投稿者 ちど : 2005年09月20日 05:38
NSXさん 海南鶏飯さん こんにちわ
いつもNSXを応援してくださってありがとうございます。
もてぎでのピットワークの件ですが、信じられないぐらい最悪のタイミングでトラブルが発生しました。
ラルフのシフトリンケージのトラブルはバックストレートエンド90°コーナーを過ぎ、まさしくピットロード入り口付近で発生しました。この時点でシフトが出来なくなったラルフとしてはピットインするしかなく、この周にピットイン予定であった18号車は僅か8秒後ろ(ピットロード付近でギリギリ8号車が見えないところでした。)
ピット側でもすぐに18号車にもう1周するように指示しましたが、時既に遅く18号車もピットロードに入って来ていたという訳です。ちなみに8号車はもう3LAP走行後ピットイン予定でした。ですから全く持って避けようが無く同チームであるから云々は関係ない状態であったでしょう。タラレバの無いことは重々承知ですが、8号車のトラブルがあの場所でなく別の場所、別のラップでしたら18号車が優勝していた可能性は高かったでしょうね。
このあたりの詳細は見ておられる方にはわかりにくいと思いますがこのような事情があった事ご理解ください。
投稿者 中村 卓哉 : 2005年09月19日 17:38
変なタラレバ書いてしまってすみません、、、
富士で、NSXを見られる幸せに感謝したいです。
NSX、がんばれ!
投稿者 海南鶏飯 : 2005年09月18日 05:04
もてぎのレースの話をします。
中村さんはレース中に8号車と18号車両方に一人で指示してるんですか?それとも8号車は亜久里さんがしてるんですか???
どちらにしても同チームなんだから8にトラブルが起きたら18を何周か後にピットに入れることはできたんじゃないですか?NSXが速さをとりもどした今、Team Honda RacingというHONDAのトップチームのチーム力がためされます。真剣にTAKATA童夢NSXを応援している自分としては見ないほうが良かったレースでした。
投稿者 NSX : 2005年09月17日 14:20
来週の富士、見にいきます!
投稿者 SPP : 2005年09月17日 05:03
そうですね。私も幸い直接災害には見舞われていないので、レース観戦を楽しめていますが。災害に遭われた方、お見舞い申し上げます。
それから、中村監督の風邪もお見舞い申し上げます。お大事に・・・と書きたいのですが、レースのために、やることが山ほどあるんでしょうから、そうお大事にもしていらっしゃれないのでしょうね。ぜひ、早く良くなられますように!
もてぎのレースのことは、今更タラレバを考えてもしょうがないのですが、ついつい禁じ手?の最大のタラレバを考えてしまいました。それは、もし18号車と8号車が同じチームじゃなかったら、8号車のトラブルの影響を18号車が受けることはなかったんじゃないか、ということです。つまり、同じチームだから、8号車がトラブルに遭った時に、チーム・ホンダ・レーシングの首脳陣が対応に追われ、大童のところへ18号車がルーティーンのピットイン・・・だったのではないかと想像します。これがもし(去年までみたいに)別々のチームだったら、自分のチームの1台だけ気にしていればよかったのかなと。こんなタラレバ考えても仕方ないんですけれども。それにチームの車が2台あると、データが使えるなどメリットも大きいのでしょうから、ますます、こんなタラレバ考えても・・・です。
それにしても、チームの2台はまさに、運命共同体ですね。
投稿者 海南鶏飯 : 2005年09月15日 17:46
