THE RACING

2005年07月22日

感謝の気持ち…:中里治

 「エンジン」を通じて、また新しい出会いがありました。

 振り返れば振り返るほど、本当に素晴らしいメンバー達と出会うことができたと思う…。でも正直、4ヶ月以上にわたって一緒に仕事をしてきたメンバー達が、バラバラになってしまいまった現実に、少々戸惑いがありました。

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 収録を重ねるごとにチームワークが強固になっていた矢先だっただけに、とても残念でした。連続ドラマの世界では、それが当たり前なのでしょうが、モータースポーツの世界では、最低でも1シーズン=1年間を一緒に戦っていくもの…。どんな団体スポーツでも、個人の能力が秀でていたからといって、必ずしも勝てるとは限らないですよネ。メンバー同士が信頼関係をはぐくみ、チームが一致団結しなくては、優勝することはできないと思います。だから、最終回オンエア後の打ち上げを境に、気心知れたメンバー達が、それぞれ別の仕事に旅立ってしまったことが、少し驚きでした。昼夜を問わず、呼び出し音が鳴り続けていた携帯電話も、今となっては静かなもんです(-_-;…。

 前回のブログで、木村拓哉さんのファンの皆さんから とても心温まるコメントをいただきました。本当にありがとうございましたv(^^)v。このドラマを通じて、少しでも多くの方がモータースポーツに関心を持ってくれたらいいな~と思っていたのですが、そんな折、7月2日-3日に鈴鹿サーキットで行われたF3第6大会に、このブログを見て、わざわざサーキットに足を運んでくれた木村さんのファンの方にお会いすることができました。雨天にもかかわらず、ピットウォーク時にウチのピットにいらしてくれました。あまりお話しする時間はなかったのですが、サーキットに初めていらしたそうです。本当に嬉しかった(^▽^)/。

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 そういえば、6月21日の富士スピードウェイでのロケに観客役で集まってくださった大勢のファンの方に、本物のレーシングカーの迫力は、どう映ったのかな~。ほとんどの方が初めてサーキットを訪れたと思うのですが、木村さんがモータースポーツに魅せられた理由や、あの独特な空間と雰囲気だとか、何かが伝わりましたか?。あのサウンドと迫力は、TV中継では味わえませんからネ・・・。実際、朝のウォームアップ走行や収録途中で走った模擬レースでは、現役F3ドライバー達が、実戦モードで走ってくれましたから・・・。なかには、勢い余ってコースアウトするマシンもあったくらいです。・・・実は、何を隠そう、ウチのおバカな外人ドライバーなんですけどネ(^_-)-☆。

 このドラマを見てくださった視聴者の皆さんにとって、モータースポーツが少し身近になってくれたみたいですネ…。

 先日、「エンジン」の公式ホームページの“番組へのメッセージ”を読んでいたら、小学生の息子さんが「レーサーになりたい!と言っている」というコメントを見つけました。以前、一之瀬監督こと泉谷さんとお話をした時に、「オレらが子供の頃は、レーサーは憧れの存在だった。子供にとって憧れっていうのは大切だよネ。たから、このドラマを通じてレーサーになりたいと思ってもらえるように、夢を与えたいネ」と、おっしゃっていたのですが、この気持ちは、充分、伝わったようです。本当に嬉しいことです(^▽^)/。

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 それにしても番組へ寄せられたメッセージを読むと、とてもたくさんの人に愛された作品だったことを痛感しました。特に普段は、深夜に放映されているレース中継さえ見たことないだろうと思われる10代の小・中学生からの書き込みが、たくさんあって、驚きました。そんな「エンジン」を愛してくれた人達に、何かできることはないか、ず~っと考えていました。。みんなで作り上げた「エンジン」が、そして、次郎が残してくれたものを、今後のモータースポーツに引き継ぐためにも…。
 いま、実際に撮影で使ったマシンを、ファンの皆さんに見せてあげられないかと考えています…。

 できれば、チームイチノセのピットを再現して、みんなが気軽に見ることができたら…。今シーズン、トムスのF3マシンは、実際のレースでも同じカラーリングで参戦しているのですが、皆さんの僕らのマシンを見る目が違うんです。「あっ、次郎のマシンだ!」という声も聞かれます。だから、前々から街中で展示ができたらいいな~と思っていました。今、関係各社のご協力とご指導を仰ぎながら、実現に向けて少しづつ動いています…。

 そして、もうひとつ。このドラマの演出を手がけた西谷監督との対談。今までに、「白い巨塔」や「ラストクリスマス」などの作品を作り上げた、素晴らしい感性の持ち主。ドラマのプロであるとともに、人間的にも、とても魅力のある方なので、もっといろいろなお話しを聞きたかったのですが、収録中は多忙のあまり、なかなか実現できません。きっと、視聴者の皆さんも、この「エンジン」を作り上げる過程で監督が感じたこと、この作品に対する思いや苦労話、ドラマのプロが感じたモータースポーツの世界観など、もっと聞きたいのではないでしょうか…。自分もそんな思いが強かったのですが、8月中に発売するレース専門誌週刊『オートスポーツ』に自分との対談記事が掲載されることが決まりました。今から、どんな裏話を聞かせてもらえるか、とても楽しみです…。いずれも、詳細が決まりましたら、必ず皆さんにご報告しますネ♪。

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 さて、今日からスーパーGTのシリーズ第4戦が宮城県のスポーツランドSUGOで始まりました。
 マレーシアのセパンサーキットから帰ってきたばかりのマシンを、メカニック達がたった1週間でSUGO仕様のマシンに仕上げてくれました。第3戦が終了した時点で、ゼッケン36のトムススープラ(土屋武士/J.コートニー組)が、シリーズランキング2位。ゼッケン37の片岡龍也/山本左近組も、優勝候補に上がっていますので、期待してください。今回は、テレビ東京系列で日曜17時30分~18時00分に放映されている「激走!GT」が、トムス・チームを密着取材してくれます。まだ、放映日は確定していませんが、普段、なかなかお見せすることができない熱い戦いの舞台裏を撮影してくれると思いますので、楽しみにしてください。

 そして来週末は、全日本F3選手権の第7大会が山口県のMINEサーキットで開催されます。シリーズも後半戦に突入し、チャンピオン争いとシリーズ上位4名にだけ与えられる“F3世界一決定戦 マカオGP”への出場権をかけて、熾烈な戦いが繰り広げられています。チームイチノセ別班(笑)も次郎に負けない戦いを見せてくれると思いますので、こちらもお見逃しなく…。

 それでは、また3週間後に(^-^)/…。

July 22, 2005 09:08 AM

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コメント

miyoさんへ
おかげさまで、久々にGTで優勝できました。
皆さんの応援のおかげです。ありがとうございました!。

うん、東京以外での展示も提案しています。
実現したいんだ~、とっても!。なんとか、子供達が夏休みのうちに実現したいと思っています。

MINE、行きますョ~。
GT300クラスで中嶋一貴くんがクラス優勝しましたので、
本業のF3でも活躍してくれると期待しています!。

投稿者 中里 おさむ : 2005年07月26日 17:37

中里さん
S-GT SUGO37号車優勝おめでとうございます♪
36号車も3位に入り、TOM’S1-3でしたね。
とてもフレッシュな37号車コンビの優勝が見れてとても嬉しかったです。

ドラマ「エンジン」のセットを再現!これは木村琢哉氏のファンにとってもレースファンにとっても嬉しいですね。
是非、難しいとは思いますが全国でやってほしいです。よろしくお願いしま~す♪

休む暇もなく今週末は山口県にあるMINEサーキットでF3ですね。
宮城県から山口県。。。移動距離もすごいですが体調崩さぬよう頑張ってくださいね。
では、MINEでお会いできるの楽しみにしています。

投稿者 miyo@f-road : 2005年07月26日 15:42

M.Yさんへ
コメント、ありがとうございます。
自分も次郎は、どこかで走り続けていると思います。

少なくとも撮影に携わったトムス・スタッフの心には、“次郎のスピリット”が受け継がれています。
“チーム イチノセ 別班”であるF3チームも、GTチームにも・・・。
次郎が我々のチームに帰ってくることを心待ちにしています。

僕の力だけでは、SP版を作ることもできませんが、協力は惜しまないつもりです。
いつかその日が来ることを信じていましょうネ。

P.S.先週末のスーパーGT第4戦で、総合優勝することができました。
このブログを書いている山本左近くんと片岡龍也くんのコンビです。
次回、左近くんのブログをお楽しみに・・・。

投稿者 中里 おさむ : 2005年07月26日 10:17

中里さんの「感謝の気持ち・・・」読ませて頂きました。

「エンジン」が終わり、早1ヶ月が過ぎようとしています。
毎週、笑いあり涙ありと、本当に素敵なドラマでした。
今でも、次郎を始め、風の丘ホームの皆さん、そしてチーム
イチノセの皆さんも、どこかで暮らしているかのような錯覚を
覚えます。次郎は、まだまだ何処かで走っている・・と思ってます。

そんなドラマの陰で中里さんを始め、多くのモータースポーツのスタッフの方々の大変な協力があったのですね、本当に
ありがとうございました。

先日TVで、F1の映像を見る機会があったのですが、
もちろん、F1のプロ選手がドライバーだったのですが、次郎に見えてしまいました。
今までは、モータースポーツの存在は知っていましたが、
こんなに「実際に見たい」と思った事はありませんでした。
いつか本当に見に行きたいと思います。

次郎のマシンを見せて頂けるように計画中とか。
是非、実現できたら良いですね。
お待ちしています。

N.Kさんも書いていらっしゃいますが、
「次郎とその仲間たちのその後」SP版、本当に見たいです。
よろしくお願いします。

投稿者 M.Y : 2005年07月25日 19:03

N.Kさんへ
コメント、本当に嬉しいです。
撮影車の展示、実現に向けて頑張ります。

こういったコメントをいただけると、とても励みになります。
そして、自分の考えていることに賛同してくれる方が多いことは、関係各社を説得する力になります。ありがとう!。

SP版の話、もちろん大賛成。その辺の話も、西谷監督との対談で触れられたらと思います。「エンジン」の火を絶やさないためにも・・・。

投稿者 中里 治 : 2005年07月23日 23:38

中里さんのコラムを読ませて戴きながら、涙が出てきました。
木村さんと全スタッフの方が心血を注いで作り上げた「エンジン」、本当に素晴らしいものでした!
勿論6月22日の番協参加されてもらい、いかにモーターレースが迫力あるものか、エンジン音を聞いているだけでもわくわくするのに、実際にプロの方がたの走りを目の当たりにして、すっかりその魅力に取りつかれました。
もちろん、木村さんがそれに関係している、と状況が拍車をかけたのは言うまでもありませんが。
7月のは見に行けませんでしたが、いつかは絶対に本物をレースを見に行きます。

次郎カーを見せて下さるべくお心を砕かれているとか。
是非是非お願いします。

それにしても木村さんのドラマ数々あれど、木村さんがこれほどこのドラマについて楽しげにご自分のラジオ番組の中で話してくれた事はいままでになかった事でした。
それくらい彼にとっても勿論私たちファンにとっても忘れられない作品でした。

できれば「次郎とその仲間たちのその後」をSP版を見たいです。中里さんもそう思って下さいますよね!

投稿者 N.K : 2005年07月22日 19:05

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