2005年09月27日
報告です。
こんにちは、波木健太郎です。日本もだいぶ秋に近づいて来ていると聞きました。さて、今回ですが、残念なお知らせです。日本時間の29日に帰国することになりました。
様々なミスコミュニケーションにより当初から予定していたエール大へのフットボール留学が出来なくなり、現在はコネチカットにいる友人宅にて「どうにかしてこの地に残り、フットボールを中心とした生活を送る方法」を考えていました。様々な方にコンタクトを取り、自分の意向を伝えた上で検討していただきました。
今の自分に足りないものは、もちろん英語は不可欠なのですが、同時にフットボールをするということです。昨年度の反省として、母校のコーチをしていたこともあり、自分自身のフットボールスキルの向上は全くといっていいほどありませんでした。その状況でのNFLE参戦、結果は皆さんがご存知の通りです。
英語とともにプレイ面での成長。それが今年のオフシーズンの自分自身の目標です。そういった思いを込めてのエール大へのフットボール留学でしたが、前々回のブログに書いた通り、叶いませんでした。そこで、「ここまま日本に帰っては何の意味もない」と思い、出来る限りアメリカでフットボールを出来る環境を探してきました。しかし、一度プロを経験している自分の立場上、なかなか厳しい状況で、トレーニングや英語に関しては素晴らしい環境であっても、フットボールをすることは出来ないものがほとんどでした。
このままだらだらと時が過ぎて、冬に行われる2006年度のトライアウトへのトレーニングがまともに出来ないのは、自分にとってマイナス以外何ものでもないと判断し、29日に帰国することを決めました。帰国後は、社会人チームで練習生としてフットボールをし、トライアウトに向けて日々トレーニングに励むつもりです。せっかくの英語の中での環境でしたが、決めた以上は日本でしっかりとした生活を送り、万全の状態でトライアウトに参加したいと思っています。
今回の件では、様々な方から激励であったり、指摘であったりと色々な形でコメントを頂きましたが、その期待には応えられなかったという形になってしまいました。本当に申し訳ありませんでした。勉強になった点も数多くありました。それをしっかりと今後に活かしていけるように、日々努力していきたいと思っています。今後はしっかりと皆さんのご期待に応えていけるように頑張っていきますので、何卒、応援のほどよろしくお願いいたします。
Kentaro Namiki
September 27, 2005 09:50 AM | コメント (14) | トラックバック (0)
2005年09月23日
異文化コミュニケーション
アメリカ・コネチカット州より、波木です!ちゃんと生きています(笑)あの一件以来、様々な方々に助けを頂いて、計画の変更を考えてまいりました。ですが、なかなか自分が求めている環境は見つからず今に至っています。その間は、友人宅にて「居候」という形でここコネチカットに滞在しています。もう少し粘ってみるつもりですが、ダラダラとこの中途半端な状態で居ても仕方ないので、しっかりと考えて結論を出して、残念ですが日本に帰国することも視野に入れなくてはならないと思っています。フットボールをするという事だけを考えれば、やはり今の段階では日本が一番いいと思いますし・・・。

さて、今回ですが、こっちでの生活を少し紹介したいと思います。もっぱら今後についてのやり取りをすることが日課にはなっているのですが、現在居るところがコネチカット大学の寮なので、様々な国から来た留学生達との交流が少なからずあります。みんな、自分と同じように英語を勉強しに来ているので、ちょうどいいと言えばちょうどいいですが・・・(笑)日本人は少なくて、もし語学留学をするならお勧めしたいところです。そんな異文化コミュニケーションのひとつを紹介したいと思います。
数日前に、夕食を何にするか考えていた私と友人は、結局良い案が浮かばず日本でいう食堂のような所に行くことにして、部屋を出ました。すると、偶然韓国人の友人と出くわし、少し立ち話をしました。聞くと、その友人もこれから食事で、韓国料理を作るとのことでした。そこで、「一緒に食べさせてくれないか?」と聞くと、快く了承してくれました。しかも、その日は誰かからか「カルビ」を貰ったらしく、豪華な韓国料理をご馳走するよと豪語してくれました。我々は、いったん部屋に戻り何か差し入れ的なものはないかとダンボールの中を物色して、「薄餅」となぜか「韓国海苔」(意味がないような気もしますが(笑))を持って共同キッチンへ向かいました。すると、調理されているのは日本でもお馴染みのチゲ鍋とチヂミ!!眼から涙が流れそうになりました。こっちに来てからちゃんとしたアジアンフードにありつけていなかったので、その時に感動は今の自分の境遇にすら感謝したくらいです。しかも、カルビは骨付きで4つほど骨が付いた肉が12枚もあり、いざ食卓に並ぶと本当に輝いて見えました。それに出来たてのご飯(ちゃんと炊き上がった白米です)を加えて完成です。とりあえず片言な英語ではありますが、「美味しい」「本当にありがとう」などを口にしながら、むしゃぶりつきました(笑)最高のひと時でした。
彼らも、母国を遠く離れて英語の上達の為に毎日を過ごしています。そういった学生達に囲まれて、自分の立場や今すべき事を再認識しました。そして、土俵は違えど自分の夢に向かって頑張っている姿を見て、様々なことを学びました。こういった異文化コミュニケーションがこれから先も重要になってくると思っています。早急に自分の思い描く環境に少しでも近づけるように頑張りたいと思います。
Kentaro Namiki
September 23, 2005 12:32 PM | コメント (2) | トラックバック (1)
2005年09月17日
「もてなし」の良さに感動!
前回のブログでは、励ましや激励のコメントを頂き誠にありがとうございました。私自身この結果に戸惑いはありましたが、気持ちを切り替えて今後どのように過ごしていくかをしっかりと考えたいと思います。皆さんからコメントを頂いた事で、その可能性も広がりましたし、心の励みにもなりました。自分は幸せ者です!

さて、今回はエール大の練習見学について書こうと思います。皆さんの知ってのとおり練習に参加することは叶わなかったですが、練習見学とミーティングへの参加は許可されているので、出来る限り何かを得るためにエールの練習をバッチリ見てまいりました。2日間という短い期間でしたが、様々なことに驚き、共感した貴重な時間でした。
グランド&ミーティングルームは校舎からバスで10分ほどのところにあり、そこは総合グランドになっていて、野球や陸上などのグランドもあります。何とアメフトのグランドは3面もありました! これは今まで色んなグランドを見てきましたが、初めての経験でした。グランドまでは学生達に混じってスクールバスで移動します。このバスなのですが、エアコン設備が整ってないので、走ってないときは本当に暑かったぁ(笑)

通常のポジションミーティングは2時30分から始まって、1時間ほどの間にスカウティングレポートの説明や昨日の練習等のフィルムを見ます。そして、4時からグランドで練習が始まります。海外に来るといつも思うことなのですが、彼らは入念なウォームアップというものは行いません。練習開始と同時に、全体でストレッチや軽いウォームアップはあるのですが、今までの日本での経験上そんなにすぐに身体が温まるものなのかと思ってしまいます。ウォームアップが終了し、パート毎の練習に分かれるわけですが、ここで必ずバックスのメンバーはファンブルドリルを行います。日によってメニューは違いますが、ボールを叩いたり、奪われないようにしたり、ボールを扱うポジションとして必ず基本的なことから練習に入る、という伝統のように思えました。
テンポ良く練習は進む中で、各コマの間ごとにキッキングの練習が入ります。6つのキックを2日に分けて行っていました。マンツーマンやパススケルトンをして、最後にスクリメージ(試合形式の練習)を行い、2時間半のメニューは終わります。チーム全体の雰囲気についての感想ですが、始めはアメリカ人特有のダラダラ感が出ていましたが、西海岸への遠征をひかえている事もあってか、練習が進むに連れて自然と全員が集中しだし、良い雰囲気での練習になっていました。レベルそのものの差は感じませんでしたが、さすがにスタータークラスは一目置けるプレイをしていました。
ミーティングを含めて、また新しいプレイスタイルに出会うことが出来ました。TBを2枚使ってモーションを織り交ぜながら展開していくパターンや、新しい考え方のパスコースも知ることが出来ました。そして、何よりもまた多くの仲間と知り合うことが出来ました。たかが2日間でしたが、コーチを始めとして、数多くの選手たちが自分に話しかけてくれました。フットボールという競技をしている以上は、国の違いなど関係ないのです。そういった「もてなし」の良さにも感動と共感を得ること出来ました。

正直な気持ち残念だった気持ちには変わりありませんが、今回のことや、エールでの経験は絶対に今後、役に立つことだと思っています。次のステップに向けて頑張っていきます! これからも応援のほどよろしくお願いいたします。
Kentaro Namiki
September 17, 2005 03:09 PM | コメント (6) | トラックバック (0)
2005年09月16日
緊急事態、練習できない?!
まずは、インターネットが繋がらない状況が2、3日続いてしまいました。ブログの更新や返信はおろか、メールも見られない状況だったので、色々と皆さんを心配させてしまって申し訳ありませんでした。しかも、緊急事態が起こりました。
事故やトラブルに巻き込まれたわけではないのですが(まぁトラブルといえばトラブルですが…)。エール大フットボールチームのオフィスに到着したまではよかったのですが、結論から言うと、エール大で練習ができなくなりました。コーチから「一緒に練習はさせられない」と言われました。
これには、頭の中が真っ白になりました。先方の考えていたプランは、日本でいうコーチの研修のようなプラクティス&ミーティングを見学させるというものでした。スカウトチームでもいいので、実際にプラクティスに参加するという私の意向とは、温度差がありました。
ルール上では、NCAA所属のチームがシーズン中にプラクティススクワッド(練習生)を取るのは禁止されています。もちろん、このことは知っていました。しかし、そんな中でもアイビーリーグという独立したリーグに所属するエール大は、そのあたりの規制は緩く、受け入れてくれるという状況だと、私とエールとのパイプを作ってくれた早大の朝倉監督も思い込んでいました。これも、すべては私自身のコミュニケーション不足が原因であり、もっと英語を理解し、しっかりと自分の意向を伝えられなかったことが最大の要因だと思っています。
これまで、様々なところでエール大への練習参加と公言してきましたが、計画を変更せざるえない状況になってしまいました。応援のメッセージもたくさんいただきましたが、ご期待にそえなくなりました。申し訳ございません。
さて、エール大の練習見学については、次のブログに載せることにしまして、今後について書きたいと思います。このまま日本に帰国するのはシャクなので、何らかの形でアメリカに残ろうと考えています。
まずは、英語での環境を大切にしたいということ。これが今回の一番重要な点です。しかし、トライアウトを前にした大切なオフシーズンに、フットボールから離れるのも今までの経験上良いことではありません。そして、もう1つはトレーニング環境です。エールに1カ月ほど残る案も考えてはいますが、トレーニングの環境が整っていない(大学の施設ではトレーニングできないかもしれない)状況でのステイはあまり良いものとは言えません。様々な要望や状況がありますが、すべてを比べた上で自分にとって、今一番良い環境に身を置きたいと考えています。これから、アメリカで連絡が取れる友人にメールでも入れてみようとも思っています。
今後の状況は、なるべく頻繁に更新するように致します。当初の予定とは、少々方向性は変わってしまいますが、前向きさを失わず、この時間を大切に有効に使いたいと思っています。皆さん、応援してください!!
Kentaro Namiki
September 16, 2005 11:48 AM | コメント (26) | トラックバック (0)
2005年09月12日
着いた翌日から!

こんにちは! 私は、アメリカ・コネチカット州に来ました。現在は、予定されていたエール大学ではなく、そこから1時間ほど離れたところにあるコネチカット大学(以下UCCON)の学生寮にいます。エール大への訪問は12日を予定しているので、それまでは他大学の先輩で、UCCONの大学院に通っている方の部屋にお邪魔になっています。ネット環境も優れていて、世界各国からの留学生たちが日々、勉学に励んでいます。到着した翌日には、UCCONのアメフトのゲームを観戦しに行って来ました。
キャンパスから30分ほど移動したところに専用のスタジアムがあり、今シーズンの2戦目、2部校との対戦でしたが、スタンドを埋め尽くす観客の勢いに「本場アメリカ」を痛感しました(上の写真は試合開始1時間前に撮影したものなので、まだ観客の数もまばらです。下の写真で一緒に写っているのはお世話になってる先輩の友達です)。

UCCONは2~3年前にNCAA1部に昇格した新興チーム。本年度はBIGEASTのカンファレンスに入り、学校側の協力体制も整っています。近いうちにブレイクしそうな予感がします。試合内容は、NCAA2部校との対戦ということもありUCCONの圧勝で、興奮はありませんでしたが、その雰囲気や、規模に驚かされてばかりでした。 正直な話をするとレベル的には、何人かはすごい選手もいましたが、やはりNCAA1部のボウルゲーム常連校と比べると、力不足といったところでしょうか。しかしながら、これからの成長も楽しみですし、大学全体がバックアップしているという環境に上手く乗り上位進出を目指してもらいたいと思います。
さて、話を戻しますが、明日か明後日にはエール大学のあるニューへヴンに移動します。色々コーチと相談して、今後について決めたいと思っています。おそらく、始めの2、3日はホテル住まいになると思われます。詳しくはまたその時に^0^
最後に、日本でもフットボールのシーズンが始まりました。我が母校の早稲田大学は、立教大学と対戦して、僅差で勝利をものにしたそうです。勝つことはとてつもなく重要なことで、接戦だろうと大勝だろうと勝たなければ意味がありません。ですが、これからの戦いを見据える上で、ミスに厳しいことだったり、勝負際の集中力だったりを、もっともっと追い求めていってもらいたいと思います。次戦、期待しています! 甲子園に向けて頑張れ!
Kentaro Namiki
September 12, 2005 10:14 AM | コメント (27)
2005年09月10日
出発!
これを書いているのは、暇で暇で仕方ない飛行機の中です(笑)皆さん、こんにちは!わたくし波木健太郎は、この前のブログに書いたとおり、9日の18時25分の便で日本を経ちました。シカゴを経由して、コネチカット州ハートフォードに向かうというところです。時差の為に到着は現地時間の9日20時が過ぎた頃。寝ていいのかどうなのかよく分かりません^0^
正直な話、私は飛行機が苦手です。怖いというよりも、12~13時間の間狭い客席でジッとしてられないタイプの人間なのです。まぁ常人に比べれば体は大きいですし、何より足を伸ばせないのが嫌です。ですが、今回に限って言えばそれに関しては何とかなっています。そりゃエコノミーじゃなくてビジネスかファーストに乗れれば最高ですけど、そーいうわけではなくて、今回の席は各ブロックの最前列の席で、前には椅子がなく大画面のテレビのみです!EXITシートになったことはありますが、この席になったのは生まれて初めてで、少々興奮しています。航空会社は日本の会社ではないので、やはり外国人が多く、フライトアテンダントもアメリカ人が多いです(当たり前だって(笑))。やや緊張してはいますが、日本を離れてやっと実感が沸いてきました。
これから、2ヵ月間の戦いが始まります。今後の私の海外挑戦において、とてつもなく重要な2ヵ月になると思っています。もちろん第一の目標は英語力の向上ですが、最近ではヨーロッパ以外でまともにフットボールを出来ていないので、プレイの技術面でもいろいろと勉強したいと思います。様々な戦術や考え方を知ることがQBにとっては重要なことなので、これから行くエール大のアメリカンフットボールを学び、いい経験として今後に役立てたいと考えています。
もうすでに日本は出てしまいましたが、とりあえず一言だけ・・・「いってきまぁす!」
Kentaro Namiki
September 10, 2005 02:16 PM | コメント (3) | トラックバック (0)
2005年09月01日
ついに決定しました!
最近涼しくなったとはいえ、なんだかんだ日中は暑い今日この頃、皆さんどうお過ごしでしょうか? わたくし、波木健太郎はトレーニングとともに今秋に企画していた米国への語学&フットボール留学について本格的に動き出しています。早稲田の合宿やいろいろとやらなければならないことが少々あり、なかなか動き出せていなかったが現状でしたが、いつまでもだらだら日本に居ても自分自身のスキルアップには繋がらないので、きっぱりと出発の日取りを決めました。
日本出発は、9月9日の夜。当初の予定より半月近く遅れてしまいましたが、受け入れ先のエール大学のコーチともしっかりと連絡をとり、到着後数日で練習にも参加できると思います。
基本的な渡航の流れ(あくまで予定ですが)は、9日の18時ごろ成田を出発して、シカゴを経由して同日の20時にコネチカット州ハートフォードに到着します。時差があるので、2時間しか進まずにアメリカに移動することができます。別にあまりうれしいことではないですが・・・(笑)その夜は、遅いのでハートフォードで一泊して翌10日にエール大アメフト部の門を叩こうと思っています。そのときにも、どんな感じだったかとか、もちろん緊張してオドオドしているだろうこと等を書きたいと思います。
期間は、二ヶ月ほどを予定しています。まぁ、実際に行ってみないとわからないところが多いので、多少の変更はあるとは思いますが、短い期間ではありますが、精一杯スキルを向上させたいと思っています。同時に、エール大にお世話になる以上は、できる限りにはなりますが、シーズン開幕迎えるチームの勝利のために何かできればと考えています。自分自身の向上が目的ではありますが、日本人の私を受け入れてくれるチームに感謝と敬意を払い、精一杯の取り組みを見せること。それこそが人と出会っていく上で一番必要だと思うので、重ね重ねにはなりますが、頑張ってきます。
September 1, 2005 03:56 PM | コメント (14) | トラックバック (0)
