2005年08月25日
後輩のために
今回は、先日まで参加していた母校・早稲田大学米式蹴球部の夏季合宿、そして同じく母校の駒場学園高校のOB戦について書こうと思います。
まずは大学の合宿ですが、私が4年生の時から新潟・妙高高原で行うようになりました。それまでは菅平高原だったのですが、日程の関係や人数の増加に伴い、現在のホテルにお願いするようになりました。我々が合宿行う施設は典型的なリゾート施設で、グラウンドのほかにも様々なレジャー施設があります。もちろん合宿中にそれを楽しむ事はできませんが(笑)
期間は14日間で、午前午後の二回に分けて練習を行います。時期的にも、リーグ戦を一ヵ月後に控えた大切なとき。現役のプレーヤー達も勝ちたいという気持ちが前面に出た、緊張感あふれる雰囲気の中で練習をしています。
同じ時期に、駒場学園高校は同校の分校がある静岡県・御殿場で一週間の合宿を行います。その期間中の土曜日にOB戦が行われ、毎年、“豪華絢爛”なOBが母校の成長と勝利を願い集まるのです。
もうすでに現役生活を引退されて、普段は仕事中心の生活の方もいますが、皆さん、この日の為に仕事を調整し、後輩のためにと時間を作って来てくれます。高校時代の思い出は、結果以外で言えば「辛かったぁ」と言うものしかないのですが、先生の人柄や人望にひかれてついつい足を向けてしまいます。
13日に行われたOB戦では、私自身全体の半分ほどの出場機会でしたが、本当にフットボールを楽しむことが出来ました。正直な話、2被サックを受けましたが、NFLE帰りという実績も魅せることが出来たと思います。あいにく、後半に雨が降り、ボールが滑る中、少々ミスが目立つ試合展開となってしまいましたが、現役が1TD差でOBを下して、秋の大会への自信に繋がる結果となりました。我々も、最後まで勝利に向かって突き進みましたが、最後はヘイルメリーをインターセプトされてしまい、現役に勝つことが出来ませんでした。正直悔しかったぁ(笑)
その後、大学の合宿先である妙高高原に戻り、最後の追い込みの学生達にゲキを飛ばしてきました。終盤に差し掛かり、怪我人も増える中で久々に見る、生き残っているメンバー達は少々大きくなったようにも見受けとりました。精神的にも肉体的にも。
早稲田の合宿では最終日、毎年恒例となっているオフェンス対ディフェンスのスクリメージ戦があります。勝敗は、オフェンスが決められた数のTDないしFGを取れれば勝ちというものです。負けたチームは、合宿の荷物の積み込みをしなければならず、最終日の午後に昼寝が出来るか、重労働をするかがかかっています。これまで2年間、オフェンスはディフェンスに勝ち続けています。今年もと意気込んで臨んだ今回の結果は、「圧勝」の二文字でした。早稲田ディフェンスにはタックリングの甘さという課題があります。それが如実に出たという結果となりました。恒例の行事ではありますが、負けた理由や何が足りないのかを再確認し、今後に繋げていってもらいたいと思います。
最後に、双方に言えることは、自分も含め、様々なOBたちが母校の勝利を祈っています。だからこそ、時間を作って合宿やグラウンドに足を運ぶこと、ただ単にフットーボールをするだけではなく、様々な面で協賛・協力してくれるOBが居ることを忘れずに、精一杯の努力と精神を見せてもらいたいと思います。結果が全ての世界と言われてはいますが、それにたどり着くまでの過程の中で経験したこと、共に戦った仲間達との友情、様々なことが重要なのだということを忘れないで頑張ってもらいたいものです。
Kentaro Namiki
August 25, 2005 03:37 PM | コメント (5) | トラックバック (1)
2005年08月22日
日本観光
皆さんこんにちは!お久しぶりです。大学の合宿に参加していたために、更新が滞っていました。本日、合宿先の新潟・妙高高原から帰ってきたので、早速パソコンを開いてポチポチとクリックしたいと思います。今回は、前々回のNFL Tokyoで書いたNFL選手日本観光の旅について書きたいと思います。
先日行われたNFL Tokyoで来日した親友マイク・メイブリーは、アトランタ・ファルコンズのセンターです。私が初めてNFLEに挑戦した2004年シーズンにケルンでチームメイトとなり、センターとクォーターバックという間柄もあり、片言ではありますがコミュニケーションを取るようになりました。
また、マイクはセントラルフロリダ大学出身の25歳で、私が2003年に参加したフラボウル(全米大学オールスター戦@マウイ)でチームメイトだったセントラルフロリダのQBとルームメイトだったという経緯もありました。そういった様々な要素が二人を引きつけたのかもしれません。
翌年に当たる今シーズンも、二人はチームメイトとしてNFLEのシーズンを戦いました。そんな中、ファルコンズのNFL Tokyo参加が決まり、マイクが日本に来る事になりました。8月の来日の際には、マイクのために色々な場所に連れて行く約束をしていました。
まず1日目は、時間があまり無かったので、マイクが前々から話していた「デジカメを買いたい」という企画は翌日に持ち越しということになり、家族へのお土産探しをすることになりました。ガールフレンドに着物のようなものを買いたいということだったので、観光がてら浅草に行くことにしました。
マイクは日本古来の伝統を肌で感じて、正直驚いていた感がありましたが、どうにか楽しんでくれたようです。ですが、途中で食べた草もちを食べて、「これは何なんだ?」と言っていました。口に合わなかったようです(笑)。あと、おみくじも悪かったと知ると、すぐに破り捨てていました^0^
2日目は、念願のデジカメ探し。やはり電化製品といえば「秋葉原」ということになり、午前の練習後に二人で秋葉をうろうろしました。何軒か見て回って、気に入ったものが見つかり、一番値段の安い店で購入しました。そのあとに向かった新宿などのネオン街を、マイクは面白そうにシャッターを押していました。
夕食は、寿司にしようか迷ったのですが、マイクはOLということもあり、焼肉を選びました。日本スタイルのバーベーキューと紹介したのですが、日本ではポピュラーなタン塩に驚いていたようでした。本当にタンなんか食べるのかぁ、といった感じでしょうか。文化や伝統は全く違いますが、それでもお互いを知ろうとする気持ちが我々にはあり、それが二人の良い関係を保てている理由だと思います。
試合当日、マイクに出場の出番はなかったですが、彼自身初めての日本を満喫できたのではないかと思っています。これから先に様々な出会いがあり、様々なフットボール人生が待っているとは思いますが、マイクとの出会いはかけがいのないものであり、今後の大切にしていくべきものと考えています。
KentaroNamiki
August 22, 2005 03:49 PM | トラックバック (0)
2005年08月09日
アイシールド21
今回は、先週金曜日に行われた「アイシールド21」のイベントについて書こうと思います。NFL Tokyoの試合前、練習2日目の終了後、東京ドームには300人以上の子供達が集まりました。正直、アイシールド21の人気には驚きました。これほど子供達が集まるとは、予想していませんでした。漫画の方も、登場した当初は「あ~、そういう漫画があるんだぁ・・・」というくらいにしか思っていませんでした。
しかし、1カ月ほど前にアイシールド21関係の仕事をいただいてから、熱烈なファンになり、2週間ほどで単行本を集め、今は早く15巻が出ないかと首を長くして待っている状況です。そんな人気漫画のイベントでは、本場のNFL選手がデモンストレーションを行ったり、声優の方々が登場人物通りのコスチュームで現れて会場を沸かせていました。それに混じり、私もQBとしてパスを投げさせていただいたのですが、イマイチなパフォーマンスになってしまいました。もっとしっかりと肩を作っておくべきでした・・・というのは言い訳になってしまいますね(笑)。
アイシールド21スペシャルのNFLエクスペリエンスでは、フットボールを体験することはもちろん、漫画の中にいるかのような演出もされていて、子供達にとってはこの上ない経験になったのではないでしょうか?最後には、横浜高校がハカ(ラグビーのニュージーランド代表が試合前に行う踊り)と本番さながらのスクリメージを披露して、高校フットボールの熱さを魅せてくれました。
我々が子供のころには、まだこういったイベントが少なかったのですが、現在、フラッグフットをはじめとして様々な運動が行われています。それも、様々な面でサポートしてくださる方々のご尽力があってのことだと感謝しています。今回のこの企画が、将来のフットーボーラー誕生のきっかけになってくれることを祈っています。
Kentaro Namiki
August 9, 2005 01:48 AM | コメント (11) | トラックバック (2)
2005年08月06日
NFL Tokyo 2005
こんにちは!波木健太郎です。今日は、皆さんのご要望にもあったように、あす8月6日(土)に行われるNFL Tokyoについて詳しく書いていきたいと思います。
私は、昨日、今日とNFLEの選手として試合前の練習を見学してきました。今までに幾度かアメリカンボウルは観戦に来ていますが、練習から観るのは初めてでしたし、正直な話、NFLの練習を生で観るのも初でした。特に、今年はインディアナポリス・コルツとアトランタ・ファルコンズというNFLの中でもトップを走る2チームの対戦なので、例年よりも興奮することは間違いありませんでした。しかも、お互いがオフェンスを中心に仕上げられたチーム。QBの私としては、試合はもちろん練習を見学できることだけでも、極上の幸せでした。
初日(4日)は、お互いが上のみ防具をつけての練習でした。まず、書いておきたいのは練習のテンポです。もちろん、コーチによって練習の特徴は異なりますが、2時間に凝縮されたスケジュールの中でグラウンドを歩いている選手はひとりもおらず、次から次へと練習が進んでいくのです。初めてNFLEの練習を体験した時に感じたものと似てはいましたが、明らかにレベルの異なる雰囲気でした。
コーチのことに少し触れると、アトランタのHCジム・モーラJrは、終始大きな声を上げてチームの雰囲気を高く保っていました。一方、インディアナポリスのHCトニー・ダンジーは、その存在感が薄れるほどに静かで、冷静にチームを観察しているといった感じで、対照的な雰囲気でした。
さて、皆さん注目の両QBですが、まずATLのマイケル・ヴィック。背丈は自分と全く変わらず、もしかしたら自分の方が大きいのでは、と思うくらい。しかし、いざ動き出すと体重移動をせず、簡単に激しいスパイラスのかかったボールを投げ、一つ一つのプレイの動きがとにかく速いの一言。スクランブルをすることはなかったものの、同じ脚を武器とするQBとして、唸らせられる動きばかりでした。
対して、INDのペイトン・マニングを一言で言えばコーチ。変なスター選手を気取らず、どんな練習だろうと一緒にやるところなどは尊敬の念を覚えるほどでした。本物のコーチからの最小限のアドバイスですべてを理解し、プレーヤーたちに指示を送る。時には、後輩QBを熱心に指導する。チームのリーダーとしての存在感が圧倒的でした。
その他気づいたことはというと、チームのスタイルによって選手たちの身体が全く違うこと。クロスブロック中心のランを展開するATLは、スマートなオフェンスライン。逆に、ゾーン中心のINDは縦にも横にもでかいOLが立ち並ぶ。お互いがオフェンスを前面に押し出すチームにあって、プランは全く異なるということにも気づきました。
皆さんに伝えたいことは数え切れないほどにありますが、今回はこのあたりにしておきます。すでに、試合当日になってしまって申し訳ないのですが、観戦される方はこんなところに注目しても面白いのではないのでしょうか?
Kentaro Namiki
August 6, 2005 01:27 AM | コメント (10) | トラックバック (4)
2005年08月03日
祝・ブログ復活
皆さん、こんにちは! 波木健太郎です。ついに待ちに待った?(笑)新ブログがオープンしました。今回からは、個人としてのブログなので、前回とは違って1人で頑張らなければなりません。でも、前回以上に面白いものにしていきたいと思いますので、どんどんコメント&トラックバックをしてください。
現在、私は来年度のNFLE参戦を目指してトレーニングに励んでいます。と同時に、今秋には米国への語学留学を計画しています。体力等のトレーニングももちろん必要ですが、NFLを目指す自分にとって今一番重要なのは、語学力です。そのために、このオフ期間を利用して留学をしようと考えています。
今回もさまざまな人に協力していただきました。またご迷惑もかけるかもしれませんが、期待に応えられるよう3週間ほどの日程ですが、頑張ってこようと思っています。
今回のブログは、そんな留学生活のことを中心に書いていきたいと思っています。異なる環境の中でどんなことを学び、自分が人としてどれだけ成長できるのか。それが今回のテーマになります。すべては「NFLプレーヤー」になるために―。
さて、新ブログ第1弾では、8月6日に行われる「NFL TOKYO 2005」についても触れたいと思います。
特に、あまりアメフトを知らない方に理解してほしいのは、NFLの試合を生で観戦できるチャンスはそうはないということです。アメリカにいたとしても、人気チームのチケットは常に完売ですし、スパーボウルともなればチケットは破格の値段になります。そんな超人気スポーツの試合を生で観戦できるチャンスなのです。特に今年は、マイケル・ヴィックとペイトン・マニングという現代QBの最高レベルの逸材2人が来日するわけです。間違いなく興奮と感動を与えてくれるはずです。是非、東京ドームに足を運んで、本場NFLのアメリカンフットボールを体験してほしいと思います。
私もそんなNFL選手たちに負けないように皆さんにフットボールも楽しさ、素晴らしさを伝えていきたいと思っています。ブログを通して皆さんとの交流を大切にしていきたいと考えています。では、これからもこのブログをよろしくお願いいたします。
Kentaro Namiki
August 3, 2005 11:06 AM | コメント (8) | トラックバック (0)
