2005年05月09日
首位タイ!
本日、NFLE Week6ベルリン・サンダー戦が地元ケルンにて行われました。最近2連敗で、開幕からの3連勝とはうって変わって、停滞気味のケルンですが、このベルリン戦にかける意気込みは半端ではありませんでした。現在のNFLEの順位はこのベルリンが4勝1敗で首位。続いてハンブルグ、アムス、ケルンが3勝2敗で続くというものでした。ここで勝ち、ベルリンに並ぶことは、ワールドボウルに出場するためにも、とても重要な意味を成します。
この重要な一戦を前に、チームの雰囲気もピリピリしていました。コーチの熱の入った指導や、選手のはつらつとしたプレイぶり。雨というベストではないコンディションの中、始まった試合でしたが、開始早々からケルンの揺るぎない気持ちが結果として表れました。先週のWeek5で負傷退場し、今週の出場も危ぶまれていたエースQBケヴィン・トンプソンが50yd超のロングパスをヒット。一気に敵陣に。その後もランとショートパスで次々とダウンを更新し、あっさりとTDを奪いました。
私は2年間ケルンに在籍していますが、今までにはないくらい最高の立ち上がりでした。正直、今週のケヴィンの調子はイマイチでした。怪我の影響もあり、すべての練習はこなせず、控えのクリスや私が代わりにプレイすることも少なくはありませんでした。ですが、やはりそこはプロフェッショナル! しっかりとコンディションを整えてくるところは、チームメイトながら脱帽でした。
この日の天候は、雨が降ったと思ったら、突然止んで晴れるといった気まぐれな天候でした。ボールを扱うポジションとしては、実際、こんな天候の日の試合は憂鬱になります。NFLEでは、雨が降ろうが雪が降ろうが、日本のようにゴムのボールが出ることはありません。もう慣れてしまいましたが、皮ボールでプレイし続けます。おそらくアメリカ人選手はゴムボールの存在すら知らないのではないでしょうか? 知っていたとしても、それは販売されている遊び用のボールということくらいの認識しかないのでしょう。
試合はというと、小川選手が22ydのパスキャッチを決めたり、里見選手がパントのカバーでビッグヒットを魅せたりするなど日本人選手の活躍も光り、前半を10対7とリードで折り返し。しかし、後半開始直後にFGで同点にされ、オフェンスがもたついてるうちに逆転を許してしまいました。あっという間の出来事でした。その後も劣勢で、均衡状態。しかし、4Qに入りラン攻撃を中心にリズムを作り出し、同点のTDを奪いました。
ディフェンスもベルリンオフェンスを集まりと確実なタックルで止めて追撃を許しません。そして、残り5分少々で逆転となるTDを奪取・・・しかし、その後のTFPのキックを外してしまい6点差-。残り時間は5分、すべてがディフェンスに託されました。お互い一回ずつのオフェンスを挟み、2ミニッツ。ベルリンが攻撃権を得ました。はじめのプレイで、一端はケルンDBに触れたボールは無常にもベルリンWRの手に収まりロングゲイン。嫌な雰囲気が漂います。しかし、次のプレイでQBサックを奪い、優位に。その後は、ロングパスに頼ったベルリンオフェンスを確実なプレッシャーとプリベントディフェンスでねじ伏せ、勝利をもぎ取りました。これで、ベルリンと並んで同率首位。試合終了間際には、なぜかヘッドコーチにゲイターレイドシャワーが浴びせられました(笑)
「次のゲーターシャワーは、ワールドボウルで」を祈っています。
Kentaro Namiki
May 9, 2005 05:54 PM
