2005年05月16日

ケルンの勝ち方

 こんにちは! 昨日、@フランクフルトでWeek7の試合が行われました。ケルンからフランクフルトはバスで2時間ほどです。フランクフルトには自分も結構訪れていて、親しみのある街です。今回の遠征は、前日の1泊だけだったので堪能することはできませんでしたが、日本に帰国する前にもう1度、訪れられるので楽しみにしています。

 さて、ゲームの内容ですが、OT(オーバータイム)の末にケルンが勝利するという劇的な展開になった試合でした。では、詳しく書いていきたいと思います。

この試合の前のWeek6で、フランクフルトは48点というこのリーグでは考えられないくらいの失点をし、アムスに敗れました。もちろんアムスの実力は理解しています。今年は特にオフェンスとディフェンスのバランスも取れていて、ワールドボウルの有力候補と言っても過言ではないくらいです。ですが、この大敗。フランクフルトの次の試合に対する取り組み方が、我々ケルンにとっては脅威でした。その断固たる決意をはねのけるくらいの闘志が必要でした。そして、もう1つはフランクフルトの熱狂的なファンです。リーグでもトップの人気を誇るフランクフルト・ギャラクシー、相当なクラウドノイズが待っています。そんな中でのゲーム、ワールドボウルに出場するためには絶対に落とせないゲーム、様々な思惑が交差する面白い試合となりました。

1Q始めのドライブでフランクフルトに先制点を奪われました。スムーズなオフェンスを展開し、それにケルンディフェンスはなす術もありませんでした。逆に、ケルンの最初のシリーズはリターン中のファンブルも伴い自陣4yd付近から。2回のダウンの更新をするもパント。オフェンスがもたつくうちに、2本目のTDを奪われてしまいました。14対0-。1Qから大きなビハインドを背負っての展開になりました。

 続く2Q、エースQBのケヴィンが負傷のために一時的にベンチに下がりました。そのあとを受けたクリスが、前回の汚名を返上するようなクォーターバッキングを魅せ、最後は13ydのランでTD。これには、同じ控えQBとして一緒に頑張ってきた身としては、普段以上の感動を受けました。その後もFGを1本奪い14対10。まずまずの形で前半を終えました。 

今年のケルンは、オフェンスに爆発的得点力はありませんが、ディフェンスが要所要所でビッグプレイをし、試合展開を優位に進めていっています。まぁ運にも恵まれていることは言うまでもありませんが・・・(笑)

後半、お互いのオフェンスが攻めあぐねます。ダウンは更新し進むものの、得点までは至らずにパントの応酬となります。陣地争い、これもアメリカンフットボールの面白いところでもあります。いいパンターが居るチームはどんなにオフェンスが出なくても常にいいフィールドポジションを得ることが出来ますから^0^

 4Qに入り、ケルンは長いドライブの末、相手の反則も伴いこの日2本目のTDを奪います。しかし、フランクフルトも次の攻撃でFGを奪い17対17、一進一退の攻防が続きます。そして試合終了残り5分あまり、ケルンは50yd付近から攻撃権を得ました。時間を消費しながら前進し、最後はFG。ありがちではありますが、最高のゲーム展開が見えていました。しかし、ここで無情にもケヴィンの投げたボールが、相手DBの胸にすっぽり収まり、30ydほどのリターンもされ万事休す。相手にボールを渡してしまったあげく、FGのチャンスを与えてしまいました。そして残り3秒、40ydのFG-。自分はクリスと手を取りあって祈りました。すると、祈りが通じたのかキックはバーの外へ! 17対17、OTに突入しました。

OTの詳しい話はまた次回に書くとしまして、両チーム1回ずつの攻撃を終えて得点を挙げられず、ケルンの2回目の攻撃。しっかりとランでボールを進め、敵陣へと進み、最後は我らのキッカー・ジミーがきっちりとFGを沈めゲームセット! OTの激闘の末、勝利をもぎ取りました。この勝利は本当にデカいです!なんと言おうと、これでケルンは首位。ワールドボウル出場の最有力となりました。

 同率だったアムスは、OTでハンブルグに敗れ3敗を喫しました。しかし、王者ベルリンは2敗をキープ、混戦模様はまだまだ続きそうです。

May 16, 2005 06:20 PM