挑戦!鈴鹿8耐

2009年06月18日

前哨戦の鈴鹿300km、児玉・津田組9位完走:

 鈴鹿8耐の前哨戦である”Road to 8hours”鈴鹿300km耐久ロードレースが6月12日(金)~14日(日)にかけて行われ、児玉勇太・津田一磨組のウイダーD.D.BOYS with A-STYLEは予選10位、決勝9位で完走を果たし、本番の8耐に向けて多くの収穫を得ました。

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 今季の8耐エントリー名は「ウイダーD.D.BOYS with A-STYLE」。MotoGPオフィシャルスポンサーでもある「A-STYLE(I.T.O.Japan)」と新たにパートナーシップを結び、前哨戦の鈴鹿300kmにおいてもその名を冠しての参戦となりました。

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 第1ライダーはチームの若手育成選手の児玉選手「。第2ライダーは、昨年の全日本JSB1000クラスで成長を見せた21歳のホープ、津田選手。このペアで真夏の祭典に挑みます。

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 しかし、両ライダーとも今季は鈴鹿の実戦経験がまだありませんでした。児玉選手は4月の鈴鹿2&4にエントリーはしたものの、チーム事情により欠場。津田選手は各チームの体制縮小によりシートを失っており、今回が今季初の実戦。チームにとって、この鈴鹿300kmは8耐を目指す上でこれ以上ないほど重要なレースでした。

 レースウイーク前には、児玉、津田両選手ともにブリヂストンのテスト走行に参加しました。児玉選手は全日本第3戦オートポリス参戦の経験が生き、自己ベスト近いタイムをマークするまでに感覚を取り戻しました。津田選手もラップを重ねるごとにタイムを詰めていきました。

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 レースウイークに入った12日(金)スポーツ走行は、1時間×3枠の内、エンジン寿命を考え2枠を走りました。13日(土)午前のスポーツと合わせ、ライダーの慣熟と車体のセットアップを進めていきます。

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 13日(土)午後からの公式予選1回目は、児玉選手が2分11秒656、津田選手が2分12秒068をベストに9位で終えました。2回目は児玉選手が1回目をわずかに上回る2分11秒346を記録しましたが、総合結果は10位となりました。

 この日は全日程を消化した後、決勝へ向けてピットインの練習が行われました。タイヤ交換、給油。これらがもたつけば、大きなタイムロスとなります。ピットインで失った1秒をコース上で取り戻すのは大変なことです。練習に臨むスタッフは真剣そのものです。

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 14日(日)は、朝から強い日差しが降り注ぎました。ピットウオークの時間帯には8耐参戦発表会が行われ、児玉、津田両選手も緊張の面持ちで決意を口にしていました。

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 決勝レース時には気温も30度近くに上昇、路面温度も50度を超えました。

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 13時10分、決勝レースの火蓋が切って落とされました。

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 ル・マン式スタートを無難に決めた児玉は、スターティンググリッドと同じ10番手前後で1コーナーに進入。2ラップ目からは、出口選手(PLOT FARO PANTERA)や野田選手(テルル・ハニービー)らウイダーD.D.BOYSのOBライダーたちと8位争いを展開しました。

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 しかし、マシンのセッティング不足が露呈し、児玉選手は徐々に後退。そして、燃料残量ランプが点灯したことで、予定よりも1周早い24ラップ目にピットインしました。タイヤ交換と給油を行い、第2ライダーの津田選手に交代。この時点で単独9位となり、津田選手もセッティング不足のマシンをカバーしながらラップを重ねていきました。交互にマシンを操りながらポジションをキープし、そのまま9位で300キロを駆け抜けました。
 
 児玉選手は「台数も多く、思うようにタイムを出せませんでしが、予選はこれまででベストなセッティングで挑めました。しかし、決勝レースでは問題が多く悔しいレースとなりました。8耐に向け安定して早く走れるマシンに仕上げ、自分自身もトレーニングを重ねて課題を解決し、今回抜かれた選手を8耐で抜き返します!」と本番が待ちきれない様子。津田選手も「まだ、乗り手とマシンを合わせ切れていませんが、実戦を通じて感覚はほぼ取り戻しました。マシンセッティングの方向性もつかめてきたので、児玉選手と相談して上位を狙います。マシンも体力もレベルアップをして8耐に挑みます」と好感触を得ていたようでした。

 チームをサポートしてくれたバムレーシング/ホンダスポーツモトバムの池澤社長が、今回のレースウイークに亡くなられました。ご逝去を悼み、ご冥福を祈るとともに、目前に迫った今年の8耐本番で必ずや好成績を挙げ、墓前に勝利報告するとチーム一同、誓いを新たにしました。

June 18, 2009 05:58 PM

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