2008年10月06日
最終戦、左手小指骨折も雨の2ヒート完走:
全日本ロードレース選手権はいよいよ今季最終戦を迎えました。ウイダーD.D.BOYSの児玉勇太選手は、3日(金)のART合同走行で転倒し左手小指を骨折したものの、決勝では雨の中2ヒートをともに完走し08年を締めくくりました。
前戦の鈴鹿で自己ベストタイムを大きく更新し、シーズン最上位の結果を残した児玉選手。最終戦もこの流れを保って来シーズンへの弾みとしたいところです。
児玉選手は、JSB1000マシンで岡山国際サーキットを走るのは初めて。レースウィークまでにブリヂストンテストの機会を1日得て、1分32秒台を記録し好感触を得ました。
金曜日のART合同走行。午前は1分32秒2をベストに14番手のタイムをマークしました。午後は31秒台を狙ってセッティングを詰めていきました。しかしセッション後半、ペースを落とした際にアトウッドカーブでハイサイド転倒。16番手で終了しました。転倒の際に左手を痛めたため、サーキットのメディカルから市内の病院に行き検査したところ、左手小指付け根の骨折が判明しました。
4日(土)の予選は、痛み止めの服用や左手グローブの追加工等の対策を施して挑みました。午前の予選第1パートは、怪我もあって慎重に周回。転倒修理したマシンの確認や午後の予選に向けセッティングの確認を行いました。午後の第2パートは、3段階にタイム順にふるいにかけられるノックダウン方式。児玉選手は、1分32秒1のタイムでQ1をクリアし、Q2にて18番手のグリットとなりました。このQ2でセッティングも大きく進み、怪我があるものの、決勝レースは31秒台で走行できそうな手応えを得ました。
しかし、決勝日5日(日)の天気予報は雨。朝のウオームアップ走行前までは曇り空だったものの、小雨が降り出し、走行時にはウェットコンディションに。今シーズンはTカーを用意していないため、バネレート変更作業などに時間を割けず、ドライセッティングをベースにコースインしました。タイムは望めず、25番手で終了。
その後、雨足はますます強まっていきました。完全なウェットセッティングに仕様を変更し、グリッドへ。11時13分、第1レース(15ラップ)がスタート。まずまずの好スタートを決めた児玉選手は、オープニングラップを16位で通過しました。その後、ポジションを15位に上げ、津田選手(Team桜井ホンダ)、安田選手(急募.comHARC-PRO)とともにグループを形成。10ラップ目、ペースが落ち始めた津田選手を1コーナー進入でパスし14位に。しかし、追い上げてきた森脇選手(BABI'S Racing ディライト)にパスされ15位に。最終周、何度か安田選手に進入で並びかけるが、最終ラップの最終コーナーでトップの伊藤選手(KEIHINKoharaR.T.)に各選手がラインを譲り、ペースを落としたすきに真後ろの亀谷選手(Team桜井ホンダ)にパスされ16位に。そのままチェッカーとなりました。
第2レース(20ラップ)は、14時37分スタート。第1レースに続き好スタートを決めた児玉選手は、オープニングラップを12位で通過。序盤から、波多野選手(MotoMapSUPPLY)と今野選手(PLOT FARO パンテーラ)に挟まれる形で、14位前後を周回。終盤、鈴木選手(MOTO WIN RACING)が背後まで迫ってきましたが、何とか抑え切ってそのまま14位でゴールしました。
児玉選手は今大会で第1レース8ポイント、第2レース10ポイントを獲得。JSB1000クラス1年目のシーズンをランキング17位で終了しました。
児玉選手は「岡山は事前にブリヂストンのテスト走行があり感触も良く、レースウイークもそのままいけるかと思いましたが、うまくいかず転倒し怪我をしました。予選は怪我の様子を見ながらの走行となりましたが、セッティングも詰まっていってコンスタントに32秒台前半を維持できるようになり、31秒台も見えてきましたが、決勝は雨になりました。最終戦はボーナスポイントもあり、レース1、2ともに転ばないように走りました。今シーズンは、クラスもマシンも初めてでしたが、とても勉強になりセッティングや乗り方が広がりました」と、国内最高峰クラスにステップアップしたシーズンに確かな手ごたえを感じ取っていました。
来る09年。どのような走りで魅せてくれるのか…楽しみです。
October 6, 2008 03:53 PM
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コメント
雨の中大変でしたね!! 骨折していたにもかかわずさすがです!! これからもずっと応援してます頑張ってください!!
投稿者 部長 : 2008年10月19日 18:08