挑戦!鈴鹿8耐

2008年06月09日

波乱の鈴鹿300kmは26位フィニッシュ:

 6月6日(金)~8日(日)にかけて、8耐への前哨戦である「鈴鹿300kmロードレース」が行われました。ウイダーD.D.BOYSは児玉勇太選手が1人で走り切り、26位でフィニッシュしました。

 鈴鹿300kmは52周のレース。トップチームはこれを2時間弱で走り切ります。8耐本番のほぼ1/4です。満タンのマシンは30周弱走ることができ、スタート前の数周を勘案して、ほぼ真ん中で1回ピットインすることからも、8耐の2スティント分相当のレースとして本番をシミュレートするのにうってつけの大会であることがわかります。


 今大会では、まだチームのマシンに乗っていない出口修選手の参戦は見送り、児玉選手が1人で全ての走行を担当することになりました。鈴鹿を走るのは今季初めての児玉選手。6日(金)の特別スポーツ走行ではマシンのセッティングを進め、午前の走行では2分15秒台、午後の走行では2分13秒台をマークして着実にマシンを進化させていきました。7日(土)の公式予選でもセッティングを進めていきましたが、ベストタイム2分14秒530で28番手に終わりました。

 予選では好結果につながらなかったものの、いろいろなセッティングを試したことで方向性をつかむことができました。8日(日)朝のウォームアップ走行では別セットにトライ。これがうまくいき、15番手につけました。


 決勝レースは、午後1時スタート。鈴鹿300kmは8耐と同様、ライダーがマシンに駆け寄ってスタートする「ル・マン式」で幕を開けます。慣れない方式に、児玉選手は若干出遅れてしまいました。


 スタート直後に大波乱です。S字コーナーで多重クラッシュが発生しました。オイルを噴いた車両があって、そのオイルに乗って多くの車両が転倒を余儀なくされました。

 児玉選手は間一髪。目前で起きた事故のため、児玉選手はヘルメットなどにオイルを浴び、ピットイン後にバイザー交換の必要が生じました。

 レースはもちろん赤旗中断。仕切り直しとなり、52周の周回数はそのまま、午後1時50分に再スタートしました。

 児玉選手はオープニングラップを21位で通過。予選を上回るペースでラップを重ね、11周目には17位に、14周目には15位に浮上しました。しかし、16周目に200Rの2輪専用シケイン進入時に「前触れなく」前輪から滑って転倒。

 本人もマシンもダメージはほとんどなく、すぐにコース復帰しピットインしました。ブレーキレバーを調整してピットアウトしましたが、56位まで順位を下げました。

 その後はルーティンのピットインをはさみつつ、2分14秒台をコンスタントにマークしながら周回。26位まで追い上げたところで、レースを終えました。

 児玉選手は「朝のウォームアップでセッティングの進行が確認でき、決勝レースは思い切っていくことができました。決勝レース中は予選よりもいいタイムで安定して走ることができました」と、前哨戦の成果を口にしました。しかし、一方で「シケインの転倒で、念のためピットインしました。でも、もう少しそのまま走行してピットインをルーティンの1回だけにとどめておいた方が結果的には良かった。あとピットインがなければ、もう少し上位でフィニッシュできたはず。ピットインを多くしてしまうことが大きなロスにつながることが分かって、8耐に向け勉強になりました」と反省も忘れませんでした。

 8耐でペアを組む出口選手のアドバイス&サポートも的を射ていました。また今回は連続2時間を1人で走行しましたが、ウイダートレーニングラボを通じての日頃のトレーニングやフィジカルサポートが効果を発揮し、最後まで集中力を切らすことなく走り切りました。暑さを増す7月終盤の8耐でも集中して走れるよう、一層の体力強化に意欲的な児玉選手。残る課題を出口選手やチームスタッフらとともに1つづつ解決していき、最終目標の8耐本番へいよいよラストスパートです。

June 9, 2008 10:12 PM

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nikkansports.com/mt/mt-tb.cgi/17151


コメント

コメントしてください



保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)