2008年03月27日
セッティングの「羅針盤」:
春休みの子どもたちでにぎわう中、鈴鹿サーキットでマシンテストが行われました。前回のテストではステアリングダンパーの不調に見舞われた児玉勇太選手。今回はその不具合も解消し、来週末に迫った開幕戦に向けひた走ります。
ラップタイムよりも、マシンに慣れること--。児玉選手にとって、最大の課題はそこにあります。セッティングに関しても、今はまだベテランのように評価軸が定まっておらず、試行錯誤の振れ幅も大きいようです。結果として「ちょっとずつ前進」しており、ラップタイムも少しずつ良くなってきてはいます。しかし、セッティングの進路はまだ「茫洋と広がる大地」であって、「目的地」とそこへ至る「道」が見定められていない状態にあるといった感じです。「目的地」は、言うなれば“自分にとって最高の走りができるマシンの状態”と言えましょう。それがはっきりイメージできれば、今の状態からそこへ至るまでの方向性や距離も具体的に認識できます。その「目的地」を体得するために、今はひたすら「経験」することが求められています。
開幕戦も、何はともあれ、走り切ることが最重要課題。より多くの経験を得ることで、セッティングにおける自身の「羅針盤」をつくりあげることが目下必要なのです。今季最大の目標である鈴鹿8耐に向け、「勝利の方程式」としての“児玉スタイル”への模索が続きます。
March 27, 2008 11:26 PM
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