2008年02月29日
100メートル道路に感動あふれた:広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡
【広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡(10)】
球団創設26年目の悲願を後楽園球場で達成した。10月15日深夜の広島市街地はお祭り騒ぎとなった。ちょうちん行列が夜中まで続いた。一夜明けた16日の午後、広島駅の新幹線ホームはナインの帰りを待つ人であふれた。危険を避けるため「入場券」の発売が急きょ1時間中止となった。15時8分、ナインが乗る「ひかり」が到着すると万歳の大合唱が繰り返された。
February 29, 2008 12:00 AM
2008年02月28日
栄光の瞬間 浩二大泣き:広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡
【広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡(9)】
赤ヘルフィーバーは後半戦に入ると急速に高まっていった。入場券は連日完売。4~5000人の閑古鳥もたびたびだった広島市民球場は何度も3万観衆で膨れ上がった。取材に訪れた報道陣が一塁側ベンチに入りきらないこともあった。
February 28, 2008 12:00 AM
2008年02月27日
「我慢」が真髄 古葉新体制:広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡
【広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡(8)】
審判、フロントへの不審を理由にルーツ監督が電撃退任。3試合は野崎泰一コーチが監督を代行した。後任探しを進めていた重松球団代表が現場の声を集め「古葉(竹識)コーチでどうでしょうか」と松田オーナーに報告。4日の阪神戦(広島)から新体制がスタートした。
February 27, 2008 12:00 AM
2008年02月26日
まさかの展開 ルーツ監督退団:広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡
【広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡(7)】
ルーツ監督はなかなか結果を出せなかったが、監督としての「激しさ」を随所で見せるようになった。勝負にこだわり、一切の妥協を排除した。そのエネルギーは特に審判に多く向けられた。
February 26, 2008 12:00 AM
2008年02月25日
凡打でも全力「走る野球」:広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡
【広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡(6)】
75年4月5日、開幕のヤクルト戦(神宮)のマウンドには、前年18勝のエース外木場義郎が登った。松岡弘との投げ合いを制し、4安打1失点の完投勝利。外木場の通算100勝目でもあった。今年こそ最下位脱出へ-。新生広島はこれ以上ない幕開けとなった。
February 25, 2008 12:00 AM
2008年02月22日
キャンプ前 選手にノルマ:広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡
【広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡(5)】
日南キャンプに、「改革者」ルーツ新監督が緊張と驚きを持ち込んだ。キャンプ初日の早朝、日南市役所でのイベントに1分遅れた衣笠祥雄らがいきなりカミナリを落とされ、翌日に朝一番のランニングを科された。空気は緊張感に包まれた。
February 22, 2008 12:00 AM
2008年02月21日
負け犬根性排除へ「洗脳」:広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡
【広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡(4)】
ルーツ新監督の就任発表から間もない74年11月。広島市民球場にスタッフ、選手を集めて「所信表明」を兼ねたミーティングが行われた。コーチだけの会議に続いて選手も加わった。そこには報道陣も入室が許可された。異例の出来事。メッセージ性の強い発言があることが予想された。
February 21, 2008 12:00 AM
2008年02月20日
闘争心の象徴「赤」を採用:広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡
【広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡(3)】
75年の広島初優勝。そのチームを編成したのは、全権を託された米国人監督のルーツだった。大下剛史を日本ハムからトレードで獲得した経緯についてはすでに触れた。他にも、大石弥太郎、白石静生と主力投手を阪急に放出し、宮本幸信、児玉好弘、渡辺弘基の3投手を獲得した。かつてのエース安仁屋宗八は阪神に放出した。後述するが、結果的にこれらのトレードはおおむね「成功」した。
February 20, 2008 12:00 AM
2008年02月19日
変革へ劇薬 ルーツ監督:広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡
【広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡(2)】
74年のオフ、ジョー・ルーツ打撃コーチが監督に就任。広島は新たな1歩を踏み出したが、新監督誕生までの道のりは決して平坦(たん)ではなかった。
February 19, 2008 12:00 AM
2008年02月18日
歴史的トレードが原点:広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡
【広島初優勝 赤ヘル旋風の軌跡(1)】
「原爆のせいで向こう70年間は草木も生えない」。そんな絶望的な状況下の50年(昭和25年)、広島カープはまさに焼け野原に産声を上げた。だが、それからの道のりは途方もなく険しかった。低迷が続き「太陽が西から昇っても広島は優勝できない」とまで言われた。身売りの危機もあった。ようやく「お荷物球団」を返上したのは創設から25年後の75年。帽子とヘルメットを赤にかえた「赤ヘル軍団」が日本全国に旋風を巻き起こした。前年まで3年連続最下位のチームがいきなり初優勝-。その舞台裏を全10回で連載する。
February 18, 2008 12:00 AM
