Hangin' Around The NBA Wit Kaoru

2006年07月26日

15人!!

いや〜、なんとカジノシティ・べガスにても、<真田のトロピカル・カクテルちゅー>が実現するとは思わなかったであるよ!?

選手たちの練習終了後、カジノに行くかどうか迷ったが、負けてすっかんぴんになったらNYに帰れん!?と思い、ホテルのプールにて「少し焼いとくか」ってことにしたら・・・

「カクテ〜ル」という、魅惑的なおねいさんの声(笑い)。ホテル内のバーから、プールサイドまでウェイトレスが注文を取りにきてくれたのだ。カジノのあるホテルでは、なんたって、なんだって、安ーい!!カクテルだって、なんと$2で飲めるのだ。んで、嬉しげにピニャ・コラーダを注文・・・運ばれてきたのは、ホイップクリームのどわっ、と乗った、カクテルというよりパフェ状!?のものであったが、それでもだいぶ気分が出(笑い)、ハッピーであった。

ととと、のんきなことを言ってるうちに、遂に今日、アジア行き15人ロスターが発表された、チームUSA!!

べガスでの第一次キャンプに参加していたのは、18人。
カットされた3人とは、モリソン、リドナー、そしてなんとマリオンであった。

いつでもどんなときでも気さくでナイスなショーン(マリオン)、メディアにも大人気の選手だけど、ヒザの故障がある模様。ジャペンに行きたい!って言ってたのに、残念だね・・・

チームはこのあと、第二次べガスキャンプ、中国、韓国でのトレーニングキャンプを経て日本へ向かうが、この日本入りの直前に、更に12人にカットされる。

コランジェロ、コーチKの記者会見が開かれた。

「今回の我々は、素晴らしい。今のところただの1つも、誰1人の態度も問題ない」。

カジノという場所柄、「選手たちが注意散漫になったりする問題は起こらなかったか」という質問も起こったが、息抜きはしても、練習や勝利への意気に悪影響が出ることはなかったようである。

実は、私の泊まってたホテルのボーリング場にも、アリーナスやクリス・ポールなど数人の選手たちが遊びにきたりもしたらしいが、もちろん、練習後にボウリングをして楽しむくらい、全然OKだろう。だいたい、今回のチームUSAロスターでは、ドゥワイトやクリスは20歳で、バーに行って私のように<トロピカル・カクテルちゅー:べガス編>もできなきゃ、カジノにも入れないのだ(笑い)。ボウリングくらいしか、できないんだもんね(笑い)。

「今回の我々は、とても若いチーム。練習の初日に、最年少のドゥワイトに、『お前、いくつだ?』て聞いたら、「ハタチです」って・・・」

コーチKは、微笑みながらそう語るが、その若さを存分に生かした、機動力のあるスタイルにする模様。

「誰も40分プレイはしない。12人全員を使うつもりなので、<スプリント(短距離走)>になる」とのこと。オフェンスでもディフェンスでも、フルコートを走り回るスタイル、かつ、インターナショナル・バスケに対応する練習も行われたようだ。相手チームのゾーン・ディフェンスに対するオフェンス対策として、キャッチ&シュート練習を多くやらせたと。ポストアップーー特にロウポスト・プレイ--は、NBAゲームよりも当然少なくなるはずなので、それよりもロングレンジ・シュート。ディフェンスも、高めでステイさせ、相手のジャンパーに備える、など、やはり国際試合用の適応は必要であるようだ。

このあと第二次セッションで、アウト・オブ・バウンズの際などのセット・フォーメーション等、より深いところを極めていく予定。インターナショナル・ボールを選手たちそれぞれに持って帰らせ、シュート練習をしてくるようにと指示したそうである。

今回、この若いチームにおいては貴重なベテランであるチャウンシー・ザ・ダンディさんが、早めにキャンプを終えることになったが(彼はこの後の全てのスケジュールに不参加)、それでもやっぱり、素晴らしいリーダーシップを発揮していたという。彼がキャンプを去るときに、チームメイトたちに与えたアドバイス。

「これは、決して<個人>のものではない。得点、リバウンド、プレイタイム、すべて何も、気にするな。気にしなきゃいけないことはただ1つだけ、お前らは<U.S.>代表だということ。それをしっかり心に留めて、ここでやるべき自分の役割を果たして帰れ。そうして自分のチームに帰って、今度はまた、そこでの自分の役割を果たせば、そのときチームメイトたちがみな、感心してうなずいてくれるだろう」

--デトロイト・バスケットボールの要チャウンシー、MVPにふさわしい、言葉だ。

そのチャウンシーの後を継ぎ、最年長のボウエンと共にリーダーシップを担えそうなのは、なんとケロ・けろよんだという。なんか、しっかり者だけどまだまだ甘えん坊のところもあるケロちゃんだと思っていたが、彼が今シーズン証明してみせた数々の偉業、メンタルタフネスなどを、チームの皆が認め、リスペクトしているそうだ。

「僕は24歳なんだけどね、このチームでは、えらく年寄りに思えるよ(笑い)」 --By ケロ。

ショーンはヒザのケガでロスター落ち、ということだけど、アマレは残ったんだね。

彼は、ある意味リハビリも兼ねて、サマーリーグも今回のキャンプも参加したそうだったが、順調な回復を見せているとのことで、ひょっとしたら本戦までにかなり状態が戻ってくるのかもしれない。

が、やはり、メディアのほとんど、今回のキャンプの最初の時点では、アマレのことは頭になかった、というところが本当だろう。ケガ前の絶好調の時期--昨年のプレイオフ時などには、何重もの記者たちに囲まれていた彼であったのに、今キャンプの当初では、ざわついているレブロンやケロちゃんから少し離れたところで、1人ポツン、と、誰にも構われずにテーピングを治していた。無精ひげの顔が頭を上げたとき、その光景を見ながら歩いていた私は彼と目が合ってしまったのだが、何か話しかけたく思った気持ちとは裏腹!?に、突然のことで何も質問を用意していなかったのもあって何を言ったらいいかとっさに思い浮かばず、思わずそのまま通り過ぎてしまったのだった・・・情けな(泣き)。

勝手なものかもしれないが、選手たちも、あまりにも騒がれすぎているときにはメディア対応も面倒くさいだけだろうが、厳しいこの世界、故障や不調等でちょっとでも活躍度が落ちれば、いっきに目も向けられなくなることもしょっちゅうで、そうなればやはり、プロ・アスリートとしては寂しく悔しいものに違いないだろう(私が選手だったら、絶対そうだもん)。

黙々と辛い時期を耐えている今回のアマレの目の表情は、ちょうどビンスがケガによる不調、欠場等でさんざんの批判を受けていた時期、折しもアテネ・オリンピックの予選年に、チームUSAがNYでキャンプした夏(大停電はこの間に起こったんですね)、メディアに取り囲まれているアレン王子を尻目に、その横のほうで1人ポツン、と座っていたときの、あのときのビンスの目と同じであった。

メディアだって仕事だから、今注目されている人をカバーしなければならないのは当然だが、でもやはり、以前に良い感じでインタビューに答えてくれ、たとえその間だけでも、温かさや優しさや一生懸命さなど、素晴らしいスピリットとフィーリングをこちらに向けてくれた選手がケガでダウンしているなら、手のひらを返したような態度でなく、せめて<人間的>で温かく、かつ、みじめな気持ちにさせてしまうような変に同情的なものではない、気持ちのよい応援の言葉をかけたい--そう思ったのだが、その気持ちをとっさに行動に移す機転と社交性が、残念ながらシャイな私には足りなかったようであった、はぁぁ。なんとも情けないものである。

とにもかくにも、これで15人ロスター。

このあとチームは、31日から第二次キャンプに入ります。
果たして、エキジビション・ゲームのプエルトリコ戦は、良い感触で勝つことができるのか!?

「俺に、(ジャペンから)電気製品を買ってくるのを忘れるなよ」と最後に言い残したというチャウンシー(笑い)の、このおつかい命令は、いったい誰が果たすことになるのか!?(NBAプレーヤーはみな<アキハバラ>が大好きだぞ)。

カットを噂されながらも、サバイブを果たしたアリーナスは、果たして今回もボウリングにムキになるのか!?

日本語を披露するのが大好き!?--今回も、早くも私に「コニチハ」と「アリガト」を嬉しそうに披露していた最年少ドゥワイトは、果たして最終的に日本行きを手にし、その日本語を実使用できる機会がやってくるのか!?
いろいろいろいろ、またまたまたまた、お送りするので、Don’t Miss Next(^^)!!

July 26, 2006 03:31 PM

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このリストは、次のエントリーを参照しています: 15人!!:

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ついにアメリカ代表の15人メンバーが発表した 外れたメンバーは怪我で手術中のコービ、ピアース、マリオン とオドムー、リドナー、モリソンがはずれた。 ... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年07月27日 00:33

» カクテルレシピの参考にどうですか? from カクテル・バー -MIXING DRINKS-
はじめまして〜おじゃまします〜 家で、バーで、違った表情、個性を美味しいカクテルで楽しみませんか? 身勝手ながらにピックアップしたカクテル参考にしてみてください... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年08月27日 16:11


コメント

読み終えた後、すごく良い気持ちになりました!

いつも楽しいお話をありがとうございます!!

投稿者 ざっく : 2006年07月26日 21:54

最終メンバーついに発表になりましたね、ロスター以外からのサプライズ補強はありませんでしたね~。(当然か・・・)

来日時にさらに2人カットされるのですね、サバイバル・・・

日本のスポーツ紙の記事によると、コービーはチームに帯同して来日はするようですが間違いないのでしょうか? そうならば「チーム」としての意気込みを感じます。

S.マリオンとP.ピアスの2人がケガでメンバー落ち、これも残念ですね。

スタッドマイヤーは残りましたが、コンディションはいいのでしょうか? プレーで存在感を示し、日本でもメディアに囲まれるといいですね。

ディフェンスを高めにというのは、裏を返せばやはりインサイドが不安ということでしょうか・・・確かにメンバー的には・・・まあヨーロッパのバスケに対応するという意味でということでしょうか。

引き続きカオルさんのレポートを楽しみに待っております(^^)

この場に書くことではないかもしれませんが、前回のコメント欄にどなたか放送予定の情報求むとありました。 日本でのテレビ中継は、SKY PerfecTV!が全試合放送する予定だそうです。

民放ではTBSが放映権を持っているようですが、現段階で決定しているのはグループゲームラウンドは日本戦のみの放送だそうです。

いずれも7/26(水)14:00現在の情報です。

投稿者 オレ竜ドラきち : 2006年07月26日 23:29

真田さんこんにちは☆
いつも楽しく拝見してます!!
2回目の投稿です!(今回もアマレの話題での投稿。笑)
05-06年シーズンは、怪我で出れなく、リハビリもすごく
キツイ毎日を送っていると聞いて、本当に悲しかったです・・
でも頑張って復帰しようとしてる彼をみて、
励まされたりもしました。
今回の世界選手権は、注目選手がたくさんいる中で
アマレが選ばれたコトは大変嬉しいです。
(息子が生まれるみたいで、来日は微妙ですが・・泣)
もし、次のキャンプでインタビューの機会があり、
話題がなかったら(笑)、忘れてないぞー!って
日本人ファンがいることを伝えてください。
私も札幌にいきますよ♪

投稿者 十夜 : 2006年07月27日 12:38

今回は勉強になりました。ありがとうございました!!
ところで、S.マリオン、メンバー落ちしたんですね。あの独特のシュートタッチ、豪快なダンクが日本で見れないのはすごく残念です。。。が、そこはチームUSA、見どころ満載のチームであることは変わりませんが。。。
C.ボッシュの調子はどうですか?結構、いい仕事する気がするんですが。。。

投稿者 h-9 : 2006年07月27日 13:28

モリソン君、ここまでメンバーに入ってたんですね。彼には人目を引きつけるものがるし、プロとして成功して欲しいなぁと思っています。
彼見たさに、去年は何の関わりもないGonzaga大を応援してたワタクシ。今年は地元のRocketsそっちのけでBobcatsに注目してしまうかも・・・・

妊娠中に高血糖で食事コントロールを経験した身としては、彼がdiabeticでありながらここまでスポーツ選手として成功しているということで、彼の精神的な強さに敬服しています。
巻き毛の長髪にヒゲ、と言う、レトロな風貌もいいですよね。

NBAの開幕が待ち遠しいなぁ・・・(って、ついこないだ今年のシーズンが終わったところなのに)

投稿者 おちか@テキサス : 2006年07月29日 02:40