Hangin' Around The NBA Wit Kaoru

2006年06月30日

06ドラフト&アフター・パーティー・レポート!!

みなさ〜ん、いまだ気が抜けてますか?


NBAファイナルが終わり、数日間ボー、としてた私ですが、皆さんからのさまざまなコメント等いただいてるうちに、正気に戻ってきました、ありがとね(笑い)。


さて、毎年、このファイナルぼけの頭を覚ましてくれるのが、ストリートボール取材&ドラフトなわけですが、行って来たよ、2006年ドラフト@久々のマジソンスクエア・ガーデン!!


今年のドラフトは、エントリーしていたらNo.1ピックだったろうと言われていたフロリダ大のJoakim Noahが、カレッジ残留を決めたため、ビッグ・スターのいない地味ーな面々であった。にもかかわらず、会場内は異様な空気に包まれていた。そう、ニックスのせいである。
先週、ラリーさんが遂にクビになり、アイザイアがヘッドコーチになることがアナウンスされたのだが、クビなだけでなく契約金の残り金額:40億円も払いません、と、ホール・オブ・フェイマー・コーチに対して実に冷たい、手のひらを返した待遇だったため、ローカル・メディアも皆この決断に大・大???、こぞって反対意見、「いったいドーラン&アイザイアはなにを考えているのだ!?」と批判記事を掲載したのもあり、今ニューヨーカーは大変な<ニックス・バッシング>にあるのだ。
ブルズのNo.2ピックがアナウンスされるやいなや、そのピックはニックスが去年、エディー・カリーを取りに出た際に失ったものだったので、そこから早くも、「Sell Knicks!!(ニックスなんか、売っちまえ!!)」とのブーイングが起こり始める。
「いやいや、今年のお客さんたちは乱暴ですねえ」と、スターン・コミッショナーも複雑な表情。


今年のNo.1ピックは、ドラフト史上初のヨーロピアン、イタリア人のAndrea Bargnani。ラプターズ入りだ。
イタリア人メディアは、それこそ皆大忙し。
ドラフトのときは、一応会場内にメディア用のシートが用意されているのだけど、このセレモニー会場と、ピックされた選手たちが記者会見をやるスポットが実に離れているため、記者たちはほとんどこのシートにとどまることなく、忙しくあちこちを歩き回ることになって、結構疲れる。このAndrea君の名前が呼ばれるやいなや、慌ただしく席を立って怒濤のように記者会見場に向かうイタリアン・メディアに、私もくっついていく。
Andreaは、英語がまだ少し完璧でないらしく、イングリッシュ・クエスチョンには何度か質問を聞き返したりもしていたが、そんなことはすぐに克服しそうな、とてもしっかりしたいいビッグマンである。


No.10、シアトルのピック:セネガル出身のSear Sene、No.18、ワシントンのピック:ウクライナ出身のOleksiy Pecherov、No.13、フィリーにピックされてシカゴにトレードされたスイス出身のT.Sefoloshaなど、今年のドラフトは、ますますグローバル化が進むNBAを予感させた。


トップピックの間、しばらく記者会見場にいたが、No.20のニックス・ピックのときの場内の様子が見たかったので、近くなったときにまた戻ってみた。
「Fire Iziah!!(アイザイアをクビにしろ!!)」の大ブーイングが起こっている。「いやいやー、随分、ニックス、いやこりゃ、大変」という、なんだか私までも混乱して困ってくるような(笑い)!?叩かれぶり。
さてさてニックスは、ロドマンやロンロンPタイプのグッド・ディフェンダーと言われるPF、Renaldo Balkmanをピック。この選手は、ドラフト・ガイドブックにも載っていなかった、結構なダーク・ホースで、セカンド・ラウンド・ピックであろうと言われていたのだが、アイザイアのお眼鏡には止まったようだ。
ダイハード・ニックス・ファンで知られるスパイク・リーが、すぐ近くの席に座っていたので、感想を聞いてみた。
「俺はね、アイザイアとは誠実な友人関係にあるんだ。だから、今こうやって人々が彼を非難していても、俺には関係ないし、アイザイアが決めたピックに、反対はしないよ。今ドラフトは、結構無名の選手が多くて、でもそういう選手がNBA入りしていくのを見るのも、またいいもんだと思う。ニックスは、来年はもっと勝たなきゃね!!」
歯切れよく、要点を簡潔に語る、さすがは大監督、頭の切れるスパイクである。


お隣地元チーム、ネッツは、ビッグマンでなく今ドラフトでは一番のPGと言われていた、マーカス・ウィリアムスを獲得。キッドのバックアップに育てるのだろう。しかし、ここまでマーカスが残っていたのだから、今年のドラフトがいかにビッグマン優先かを物語っていると思う。22、23とバック・トゥ・バックでピックが続いていたが、23ピックでは同じUconnからPFのジョッシュ・ブーンを取った。


ドラフト中に、既にいくつかトレードが行われたが、既存の選手の中でも、セバスチャン・テルファーがセルティックスに行くことなど発表される。
シクサーズは、ピックしたスイス出身のT.Sefoloshaを、早速シカゴへトレード。乗じて、「アイバーソンのトレードもいよいよか?」と、皆ささやき始める。


ニックスの29ピックを見て、そろそろ<アフター・パーティー>に行ってみっか、と会場を後にした。
キャブに乗っている間、「これでニックスもやっぱ、フランシスかQちゃんを放出かな・・・」とか考えながら。


ドラフトはここずっと、NYで行われている。
なんたってここは、眠らない街:ニューヨーク・シティ!!なため、何か大きなイベントが街であるときには、前夜祭、当日、後夜祭、といった感じで、それこそ街中の数多くのクラブやラウンジで、「こじつけパーティー(笑い)」が催されているのだが、私は、T−Mobile主催の、NBAオフィシャル・アフター・ドラフト・パーティーに行くことにした。
Taoという、折しもジャパニーズ・フュージョン料理の、きれいなレストランにて開催されたのだが(NYはここ3年くらい、空前の日本食ブーム。チョップスティックの使い方、知らないのぉ、おっくれてる〜!!て言われたくないアメリカ人がいっぱいいます(笑い))、さすがに今季のプレイオフ・オフィシャル・スポンサーなT−Mobile主催のため、プレーヤーもたくさん顔を出してました。
<レッドカーペット・アタイア>といって、まずは入り口の前に赤いカーペットが敷いてあって、到着したセレブたちはそこでパパラッチ!?たちに写真を撮らせてあげたり、インタビューに答えたりする。
T−Mobileのプレイオフ中のCM:「だからー、人々は、犬には人間用の食べ物をあげないの」のフレーズが一躍ブレイク、キュートであったビンスも、もちろん登場。ハットとシャツとパンツをブラックで決めて、この日登場のプレーヤーの中では一番シックな装いであった。このオフは、フロリダにあまり帰らずNJにいるそうである。
2.jpg
ビンちゃんの他には、ポール・ピアース、ドゥリュー・グッデン、ベン・ゴードンにパーティー・フリークのカーメロめろちゃん、そしてフィリーからNY大好きなクリス・ウェバー、などなど。ニックスからはデビッド・リーが、まるで普通の子のように、大きな体でのしのしラウンジ内を歩き回っている。めろっちは、お立ち台!?の上のゴーゴー・ダンサーの目の前の席を陣取って、嬉しそうにはしゃいでるし、もぉー(笑い)。
ビンちゃん以外はみな、ラルフのポロシャツやTシャツにジーンズ、みたいなごくごく普通の格好が多かったのだけど、私がバーにシャンパンをもらいにいくと、黒いTシャツを来た普通の体格の男の子が、「お酒もらうなら、あっち側に行かないと」とやたら渋い声で教えてくれたので、Thanksを言おうとよく顔を見たら、ベン・ゴードンであった(笑い)。
シャンパンをもらって、込み合っている階下のダンス・フロアに行ってみる。
さっきインタビューしたスパイク・リーが、ソファに身を沈めてくつろいでいた。このパーティーのホストなのである。と、その横に、ホームボーイズと2人、普通の子のように立ったまま、フロアを見ながら談笑しているクリスを発見。「いつNYに来たの?」と聞いてみると、昨日着いて明日には帰るとのこと、なんとも慌ただしいが、まあフィリーはご近所だから、気軽に行ったり来たりできるのだろう。相変わらず飲みっぷり!?のいいクリスにつられ(3口くらいで、強くて甘いカクテルを飲み干すクリスだ)、私もまるでビールのように、シャンパンをごくごく飲んでしまった(笑い)。Chris:「ところで、うちのチーム(フィリー)が今日、結局獲得した選手は誰だっけ?」Kaoru:「・・・あれ、すっかり<仕事モード>じゃなくなったから、あれ、ど忘れした、誰だっけ?さっきまで会場にいたんだけど・・・?」
1.jpgしょうもない、チームのスター選手とメディアの、酔っぱらいトーク(笑い)。大丈夫でしょうか、こんなんで(笑い)。

めろっちやゴードンなど、若手の元気くんたちは、二次会スポットに流れていったようだったが(めろちゃんは、今話題のクラブ:Pachaにて、ナッシュがゲストで来るというパーティーもホストしていたので、そこへ行くとのこと)、いやいやみんな、まあオフの間は十分に楽しんで充電して、来るシーズンにのぞんでほしいね。
ドラフトで、自分とこのチームが誰を獲得したかは、あとでちゃんとチェックしておくように(笑い)。

June 30, 2006 07:50 AM

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コメント

ドラフトも終ってしまいましたね。
僕もテレビで見ていたのですが、やはりニックスには注目してしまいましたね、誰指名するんだろうって。
で、またやっちゃいましたって感じなんでしょうか。
会場のインタビューでも、誰を指名して欲しいかって質問に、
”まずアイザイアをクビにしてくれー”なんてコメントだったのに、何だか笑えませんでした。。。 あんな名門チームなのに、敵ながら少し寂しいですね。
それはさておき、我がネッツはマーカス・ウィリアムスをピックしましたが、こんなところまで彼が残っているなんて、本当拾いもんでした。
控えのPGはずっと課題だったので、これで少し安心です。
もう一人は、これも課題とされてきたPFをピックしましたが、こちらの評判は今ひとつのようですね。何だか才能とかではなく、本人の姿勢みたいなものにいちゃもんがついているみたいですが、こればっかりはわからないですよね。
後半の指名で花開いた選手も一杯いるし。
これからトレードもあるだろうし、シーズンが待ち遠しい限りです! 

投稿者 Gun : 2006年07月01日 13:19