Hangin' Around The NBA Wit Kaoru

プロフィル

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★真田薫(さなだ・かおる)
 埼玉県出身、NY在住。故障のため、バスケットボールを断念。R&Bシンガー「Cheyenne」として97年デビュー。アルバムリリースやライブ活動のかたわら、ラジオ番組のMCも手がける。00年からNBAを精力的に取材。

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2006年06月30日

06ドラフト&アフター・パーティー・レポート!!

みなさ〜ん、いまだ気が抜けてますか?


NBAファイナルが終わり、数日間ボー、としてた私ですが、皆さんからのさまざまなコメント等いただいてるうちに、正気に戻ってきました、ありがとね(笑い)。


さて、毎年、このファイナルぼけの頭を覚ましてくれるのが、ストリートボール取材&ドラフトなわけですが、行って来たよ、2006年ドラフト@久々のマジソンスクエア・ガーデン!!


今年のドラフトは、エントリーしていたらNo.1ピックだったろうと言われていたフロリダ大のJoakim Noahが、カレッジ残留を決めたため、ビッグ・スターのいない地味ーな面々であった。にもかかわらず、会場内は異様な空気に包まれていた。そう、ニックスのせいである。
先週、ラリーさんが遂にクビになり、アイザイアがヘッドコーチになることがアナウンスされたのだが、クビなだけでなく契約金の残り金額:40億円も払いません、と、ホール・オブ・フェイマー・コーチに対して実に冷たい、手のひらを返した待遇だったため、ローカル・メディアも皆この決断に大・大???、こぞって反対意見、「いったいドーラン&アイザイアはなにを考えているのだ!?」と批判記事を掲載したのもあり、今ニューヨーカーは大変な<ニックス・バッシング>にあるのだ。
ブルズのNo.2ピックがアナウンスされるやいなや、そのピックはニックスが去年、エディー・カリーを取りに出た際に失ったものだったので、そこから早くも、「Sell Knicks!!(ニックスなんか、売っちまえ!!)」とのブーイングが起こり始める。
「いやいや、今年のお客さんたちは乱暴ですねえ」と、スターン・コミッショナーも複雑な表情。


今年のNo.1ピックは、ドラフト史上初のヨーロピアン、イタリア人のAndrea Bargnani。ラプターズ入りだ。
イタリア人メディアは、それこそ皆大忙し。
ドラフトのときは、一応会場内にメディア用のシートが用意されているのだけど、このセレモニー会場と、ピックされた選手たちが記者会見をやるスポットが実に離れているため、記者たちはほとんどこのシートにとどまることなく、忙しくあちこちを歩き回ることになって、結構疲れる。このAndrea君の名前が呼ばれるやいなや、慌ただしく席を立って怒濤のように記者会見場に向かうイタリアン・メディアに、私もくっついていく。
Andreaは、英語がまだ少し完璧でないらしく、イングリッシュ・クエスチョンには何度か質問を聞き返したりもしていたが、そんなことはすぐに克服しそうな、とてもしっかりしたいいビッグマンである。


No.10、シアトルのピック:セネガル出身のSear Sene、No.18、ワシントンのピック:ウクライナ出身のOleksiy Pecherov、No.13、フィリーにピックされてシカゴにトレードされたスイス出身のT.Sefoloshaなど、今年のドラフトは、ますますグローバル化が進むNBAを予感させた。


トップピックの間、しばらく記者会見場にいたが、No.20のニックス・ピックのときの場内の様子が見たかったので、近くなったときにまた戻ってみた。
「Fire Iziah!!(アイザイアをクビにしろ!!)」の大ブーイングが起こっている。「いやいやー、随分、ニックス、いやこりゃ、大変」という、なんだか私までも混乱して困ってくるような(笑い)!?叩かれぶり。
さてさてニックスは、ロドマンやロンロンPタイプのグッド・ディフェンダーと言われるPF、Renaldo Balkmanをピック。この選手は、ドラフト・ガイドブックにも載っていなかった、結構なダーク・ホースで、セカンド・ラウンド・ピックであろうと言われていたのだが、アイザイアのお眼鏡には止まったようだ。
ダイハード・ニックス・ファンで知られるスパイク・リーが、すぐ近くの席に座っていたので、感想を聞いてみた。
「俺はね、アイザイアとは誠実な友人関係にあるんだ。だから、今こうやって人々が彼を非難していても、俺には関係ないし、アイザイアが決めたピックに、反対はしないよ。今ドラフトは、結構無名の選手が多くて、でもそういう選手がNBA入りしていくのを見るのも、またいいもんだと思う。ニックスは、来年はもっと勝たなきゃね!!」
歯切れよく、要点を簡潔に語る、さすがは大監督、頭の切れるスパイクである。


お隣地元チーム、ネッツは、ビッグマンでなく今ドラフトでは一番のPGと言われていた、マーカス・ウィリアムスを獲得。キッドのバックアップに育てるのだろう。しかし、ここまでマーカスが残っていたのだから、今年のドラフトがいかにビッグマン優先かを物語っていると思う。22、23とバック・トゥ・バックでピックが続いていたが、23ピックでは同じUconnからPFのジョッシュ・ブーンを取った。


ドラフト中に、既にいくつかトレードが行われたが、既存の選手の中でも、セバスチャン・テルファーがセルティックスに行くことなど発表される。
シクサーズは、ピックしたスイス出身のT.Sefoloshaを、早速シカゴへトレード。乗じて、「アイバーソンのトレードもいよいよか?」と、皆ささやき始める。


ニックスの29ピックを見て、そろそろ<アフター・パーティー>に行ってみっか、と会場を後にした。
キャブに乗っている間、「これでニックスもやっぱ、フランシスかQちゃんを放出かな・・・」とか考えながら。


ドラフトはここずっと、NYで行われている。
なんたってここは、眠らない街:ニューヨーク・シティ!!なため、何か大きなイベントが街であるときには、前夜祭、当日、後夜祭、といった感じで、それこそ街中の数多くのクラブやラウンジで、「こじつけパーティー(笑い)」が催されているのだが、私は、T−Mobile主催の、NBAオフィシャル・アフター・ドラフト・パーティーに行くことにした。
Taoという、折しもジャパニーズ・フュージョン料理の、きれいなレストランにて開催されたのだが(NYはここ3年くらい、空前の日本食ブーム。チョップスティックの使い方、知らないのぉ、おっくれてる〜!!て言われたくないアメリカ人がいっぱいいます(笑い))、さすがに今季のプレイオフ・オフィシャル・スポンサーなT−Mobile主催のため、プレーヤーもたくさん顔を出してました。
<レッドカーペット・アタイア>といって、まずは入り口の前に赤いカーペットが敷いてあって、到着したセレブたちはそこでパパラッチ!?たちに写真を撮らせてあげたり、インタビューに答えたりする。
T−Mobileのプレイオフ中のCM:「だからー、人々は、犬には人間用の食べ物をあげないの」のフレーズが一躍ブレイク、キュートであったビンスも、もちろん登場。ハットとシャツとパンツをブラックで決めて、この日登場のプレーヤーの中では一番シックな装いであった。このオフは、フロリダにあまり帰らずNJにいるそうである。
2.jpg
ビンちゃんの他には、ポール・ピアース、ドゥリュー・グッデン、ベン・ゴードンにパーティー・フリークのカーメロめろちゃん、そしてフィリーからNY大好きなクリス・ウェバー、などなど。ニックスからはデビッド・リーが、まるで普通の子のように、大きな体でのしのしラウンジ内を歩き回っている。めろっちは、お立ち台!?の上のゴーゴー・ダンサーの目の前の席を陣取って、嬉しそうにはしゃいでるし、もぉー(笑い)。
ビンちゃん以外はみな、ラルフのポロシャツやTシャツにジーンズ、みたいなごくごく普通の格好が多かったのだけど、私がバーにシャンパンをもらいにいくと、黒いTシャツを来た普通の体格の男の子が、「お酒もらうなら、あっち側に行かないと」とやたら渋い声で教えてくれたので、Thanksを言おうとよく顔を見たら、ベン・ゴードンであった(笑い)。
シャンパンをもらって、込み合っている階下のダンス・フロアに行ってみる。
さっきインタビューしたスパイク・リーが、ソファに身を沈めてくつろいでいた。このパーティーのホストなのである。と、その横に、ホームボーイズと2人、普通の子のように立ったまま、フロアを見ながら談笑しているクリスを発見。「いつNYに来たの?」と聞いてみると、昨日着いて明日には帰るとのこと、なんとも慌ただしいが、まあフィリーはご近所だから、気軽に行ったり来たりできるのだろう。相変わらず飲みっぷり!?のいいクリスにつられ(3口くらいで、強くて甘いカクテルを飲み干すクリスだ)、私もまるでビールのように、シャンパンをごくごく飲んでしまった(笑い)。Chris:「ところで、うちのチーム(フィリー)が今日、結局獲得した選手は誰だっけ?」Kaoru:「・・・あれ、すっかり<仕事モード>じゃなくなったから、あれ、ど忘れした、誰だっけ?さっきまで会場にいたんだけど・・・?」
1.jpgしょうもない、チームのスター選手とメディアの、酔っぱらいトーク(笑い)。大丈夫でしょうか、こんなんで(笑い)。

めろっちやゴードンなど、若手の元気くんたちは、二次会スポットに流れていったようだったが(めろちゃんは、今話題のクラブ:Pachaにて、ナッシュがゲストで来るというパーティーもホストしていたので、そこへ行くとのこと)、いやいやみんな、まあオフの間は十分に楽しんで充電して、来るシーズンにのぞんでほしいね。
ドラフトで、自分とこのチームが誰を獲得したかは、あとでちゃんとチェックしておくように(笑い)。

June 30, 2006 07:50 AM | コメント (1) | トラックバック (0)

2006年06月21日

おめでとう、マイアミ!!ーもらい泣きファイナルー

Congratulation、フランチャイズ初のチャンピオンシップ、マイアミ・ヒート!!
Congratulation、ヤシの木よピニャ・コラーダよ(笑い)!!

Congratulation、パットおじさま!!
Congratulation、4つ目のリング、ダディ!!
Congratulation、MVPケロちゃん!!


そしてそして、初リング獲得、おめでとう、ZO&GP!!!!


やややや、いまだ興奮状態にある私、そして皆さま。
今プレイオフに突入した時点で、いったい誰が、ヒート vs マブスのファイナルを、そしてヒートの優勝を、予想していただろうか。
いや、ファイナルに入った時点ですら、チームの総合力は、マブスが優勢に見えた。
0−2からの、まさかの4連勝。マイアミ・ヒートは、どんでん返し続きで話題の多かった2006年プレイオフで、フランチャイズ初の優勝を手にした。
天王山は、第5戦だったと思う。OTの末、1点差で勝利を手にしたヒートのモーメンタムは、場所をダラスに戻しても衰えることなく、浮き足立ったマブスの、クラッチ・ポゼッションでのターンオーバーを誘い、堂々の勝利を飾った。
MVPは、平均得点34.7ポイントで文句無し、折しも今シーズンリーグが売り出しに力を入れていた、D−Wadeケロちゃん。
しかししかし、マイアミのBBQパーティーにて、遂ににこやかに目が合ってしまい、声をかけてくれた!?デビッド・スターンさまの目に狂いはないのだな〜(笑い)、おそるべき商売上手!?である。
そして、エイブリー・ジョンソンも素晴らしいシーズンだったが、やはりやはり、<コーチ・オブ・ザ・ダンディ>:パットおじさまの歴戦の手腕には叶わず、私も再度、「やっぱ、パットおじさまって、凄いコーチだったのね〜」と、ほれぼれ直して!?しまいました。
なんだか出来過ぎのシナリオのような気もするが、でもやっぱり、喜びに飛び回るプレーヤーたちを見るのは嬉しい。


勝利の瞬間から、ケロたんはもう涙うるうる。
優勝トロフィーを、ケロの手に渡してあげるダディ。
ヒートの勝因の1つには、このダイナミック・デュオの良好な関係も大きい。
「俺はね、こいつをベターにするために、マイアミにやってきた。俺が第1戦、2戦で苦戦、特にフリースローの入らなさで苦しんだあと、マイアミに帰ったら、この子がトレーニングルームのコンピューターで、俺たちがスウィープを食らうのではないか、とか、まあ俺の不調についての批判とか、ニュースをいろいろチェックしながら、『大丈夫だよ、ブラザー。僕は味方だ、いつでも兄貴の背中から支えてる』なんて、言ってくれたのさ。この若いヤツはね、とても素晴らしいプレーヤーなだけじゃなく、信じられないくらい自分勝手さがなく、謙虚なんだ。俺のマイアミでの使命は、こいつをネクスト・レベルにさらに押し上げることさ」
ダディが語るそばから、もうこらえきれなくなって、まるで小さな男の子のようにしゃくりあげながら、泣いてしまうケロたんだ。泣きながら、でもそれを懸命に恥ずかしがっている様子、あまりにもキュートで素直なその姿に、んもー、私までもらい泣きしてしまうではないか。
でもでも、流していい涙だよ、ケロっち。
インフルエンザやヒザのケガ、決して絶好調のコンディションではなかった。
しかし、この一見<大人しい>、良い子のヤング・スターには、不屈の闘志と強い意思力があった。
自分のコンディションの不調を、周りにも、そして自分にも、<言い訳>しない。抜群のボディ・バランスでもって、具合の悪さからくる油汗を浮かべながらも、いつもように怖い者知らずでフープに突っ込んでいった。
そんなタフな戦いを戦い抜いて、勝った末のうれし涙だ。存分に、泣いてくれい!!


この人の凄さは、もちろんその信じられない才能と、努力ではあるが、なんといっても、彼のキャラも大きい。
学生時代から結婚しているゆえか、落ち着いていて、第一、まじめで遊び回らない。
<凄い>のに、決して<奢らない>、そして、<かっこよく見せたい>とか、<自分を目立たせよう>といった欲望が、ほとんど見られない。若くて才能のある、チームのスターであるプレーヤーにとって、これは決して簡単なことではない。
彼がこういう天性の<素直さ>、<謙虚さ>、<飾らなさ>、また、先輩をきちんとリスペクトするいい意味での<かわいさ>等を持っているからこそ、ダディを始め、チームのベテランたちが皆、彼を上手く生かしてやろうという気になるのだ。
ダディ、ZO、GP、トワンなどなど、歴戦の元オールスター:ひとクセもふたクセもあるベテランたちが皆、気持ちよくこの<ひとクセもない>ヤングスターをサポートした。
これが、ヒートの一番の勝因だ。
そして、そのように上手くチームをまとめてみせたのが、パットおじさまだという。
「このチームは、俺の今までのキャリアの中で最高のチームだ。なぜって?2年間、ほとんど、争いが起こったことがない。チームメイトみんなでハングアウトする。映画に行ったり、そしてお互いのファミリー行事なんかも必ず、顔を出し合う。すごくまとまってるんだ。これは、パットの功績だ」
どうやらヒートは、ダディの長いキャリアの中で、一番お気に入りのチームになったようだ。


ヒートの面々、みなを褒めたたえたい!
<うどんちゃん>と勝手に栄えあるジャパニーズ・ニックネームを与えたが(笑い)、ハスレムの仕事も感動的だった。ああいう、地味なブルーカラー・ワークを黙々とやれる選手も実はなかなか好きで、きちんと見ていたい。肩を負傷しながらも、「こんなの、ちびケガさ、へ!!」という感じで、ハードコアにストイックに、静かに熱く、自分の仕事をこなし続け、ビッグ・プレイー特にディフェンシブなーを次々と叩き出し、勝利への大貢献を果たした。今日のゲームでも、クラッチタイムの強力なオフェンス・リバウンド!!素晴らしかったね。


しかししかし、なんと言ってもスペシャルなのは、ZO。
なんなのだなんなのだ、5ブロックとは!?
もの凄い気迫と、リングに対する渇望が、この数字を叩きだしたのだ。彼がごりごりっ!!と強力にボールをはたき落とすたび、ぞくぞくするほどのエキサイトを感じた私だった。
良かったね、本当に、良かったね。
だって、この人の選手生命には、ケロのように長い時間は、もう残っていなかったのだもの。
この人は、一度は<死んだ>のだ。本人が、そう、語ったのだ。
「シドニー・オリンピックで金メダルを手にし、幸せな気分で帰って来た直後に、腎臓のことを知った。しばらくは人生で最悪の気分だったが、この病気は、俺をより強くした。移植手術から目覚めたとき、まるで生まれたばかりの赤ちゃんのような気分だったよ。あのとき、生まれ変わったんだ。今は、一瞬一瞬、生きていると思うだけでハッピーだったのに、念願のリングまで獲得できて、本当に最高の気分だ。今現在、俺と同じ病気で苦しんでいる人々に、希望を与えることができたのでは、と思う」ーーー嬉しくて嬉しくて、言葉が次から次へと溢れてくるZO。
おしゃれな彼のトレードマークである、眼鏡やグラサン、素敵なタイをいつも選ぶというセンスの良い奥様、ZOにひざまずかれてプロポーズされたのだというが(良いねー!!女の夢(笑い))、きっと彼女も大喜びのことだろう。
彼に腎臓をオファーした、ZOの親友で我がNYニックスのレジェンド:ゆーさま(ユーイング)も、マイアミに来てたけど、文句無しに彼を祝福しているだろう。
「あきらめないことだ。決して、<頭>で、あきらめないことだ。<頭>があきらめなければ、<体>が言うことを聞くんだ、みなさん」ーーー
どこまでも、もらい泣きの止まらないファイナルであった。


「来年、俺たちはディフェンディング・チャンプになる。戻ってくるぜ」
早くも2ピート宣言のダディだ!!
もちろん、来年再びの<トロピカルカクテルちゅー>に、私も異存のあるはずがないよ、ダディ(笑い)。


さてさて、と興奮冷めやらぬ私でありますが、考えてみたら、これでシーズン終了してしまったのね。
むむむ、そう思うと、悲しいね、寂しいね。あと3日間くらいしたら、実感してくるのだろうな。
でも、今年は世界選手権もあるし。MVPケロちゃんの生プレイをまだ観たことのない皆さん、マスト・チェックですぞ。
そしてそして、私にとっては、なんたってニューヨーク・シティNYC、<ストリートボ−ル>の取材が始まります。


というわけで、ここで皆さんに、ちとお知らせ。
7月12日(水)〜18日(日)、19日(水)〜23日(日)、8月2日(水)〜6日(日)、の3週末、<NYストリートボール・ツアー>が敢行されます。ラッカーパークやウエスト4などなど、ワールドワイドに有名なプレイグラウンド&ヒップホップ・スポットなんかに連れてっちゃうツアーなんだが、なんと!!この真田が、アテンドいたします(笑い)、いや、ほんと。
NYのストバスには、もちろんだけどNBAスターも多く登場してプレイするよ。今年も既に、ロンロンPやアル・ハリントン、スムッシュ・パーカ、ドンテ・ジョーンズ等現れてます。無料で、NBAコートよりも更に熱くて荒い(笑い)バスケの観たい方々、奮ってご参加を!!興味のある人は、HISの団体横浜営業所をチェックしてみてね。夏もバスケを、存分に楽しみましょう!

June 21, 2006 05:05 PM | コメント (19) | トラックバック (6)

2006年06月14日

GPは白!!

青い空、エメラルドの海、マイアミはサウス・ビーチからお届けしています、Hangin’〜!!
・・・と言いたいのはやまやま、なんだけど(笑い)、今現在私がいるところはマイアミはマイアミでもダウンタウン、かの有名なサウス・ビーチではないの。昨夜ここに到着し、今日は早速ゲームだったので、まだ念願のトロピカルカクテルちゅー!!(ストロー1本!?)もしてないんだけど、せめてもと思い、昼間、ホテルのプールでマイアミのコンベンション・センターを横目に見ながら、ちびっと焼いたりし、ゲームへと備えました(備えてねーだろ!?)。


ややや、マイアミ・ヒート。
今日負けたら、おそらくスィープへの道をまっしぐら、という、ヤバい状態だった。
前回、<ダディ健在>というタイトルでこのコラムを書いた私だが、前言撤回(笑い)、ってまでは嘘だけど、我らがシャック・ダディも、第1戦、2戦と、奮わなかったね。
ゲーム前取材で、ヒートのロッカールーム(ちなみにとてもゴー〜ジャス。円形で、天井はプラネタリウムみたいな風貌。1人1人のシートもグレイの革張り。なんか、どこかの、ニックスとかネッツとかとは違うな〜(泣き))、やっぱ、<ダディ御殿>!?)に入っていくと、パームツリー新聞、訳して<ヤシのき新聞>のヒート番記者:クリスがいたので、ちょっと意見を聞いてみると。「ピープルはシャックがダメだからだ、て言うんだけどね。でも、一番の理由はウェイドだよ」とのこと。

ケロっちーーーDetとのシリーズ最後には、インフルエンザで体調不良、とのレポート。ファイナル開始までそこから1週間あったのだが、今の夏風邪は長引くらしく、なんといまだ完治していないそうだ。メディアの中にも、何人も<夏風邪長引き>さんがいるほど、はやっているらしいのだ(ちなみに私は、<バカはなんとか>で、全然絶好調!であるのだが)。
今日のゲーム、ケロはまた、アンビリーバボーなムーブもいっぱい繰り出したけど、私は登場したときの彼の顔を見たとたん、「あれー、まだ具合悪いよ、きっと」て思った。なんか、<風邪ひきさんの、熱顔>て、あるじゃない?顔が、具合悪い顔、だった。動きも今ひとつ、重いのよ、と言っても、もちろん依然として凄いんだけど、でも、ケロ本人の驚きの才能ぶりからしたら、それでも全然大人しいのだ。ゲーム後の記者会見では、「うん、かなりベターだよ。僕の声、マシじゃない?」なんて、笑いもとっていたんだけれど、ケロが本調子でないことは、ヒートにとってはとても痛い。


前半ではリード、そして3Qでひっくり返され、それをまた盛り返してなんとか逃げ切ったヒートだけれど、これでやっと2−1。
今のところは、シリーズはどうもダラス優勢に見える。
今日のヒートの勝因は、ケロが頑張ったこと、そして4Q、必死で挽回をしかけるヒートを、ビッグ・スティールによって遂にタイ、そして1点リードにもっていったケガ人ウドニスのハッスル(地味だけど、いい働きしてるね〜、彼)、そして、我らがシャック・ダディが、なんと重要な場面で2回も!?フリースローを2本ともメイクしたことーーー「もー、ダディったら、やればできるじゃんかよう」て、私もそうだけどみんなが(笑い)思ったものでした。ダディがFTを2本とも決めたシーンでの、観客の興奮が凄かったこと。
「俺はただ、俺がヤング・スターだったとき、グッドなプレーヤーだった頃に、帰ってみただけさ」と、相変わらずのエンターテイナーぶり、ダディでした。


しかし、今日注目されたのは、残りわずかなクラッチタイムで、貴重なジャンパーをスウィッシュしてみせた、我がヒーローの1人、GP!!読者の皆様にも、ペイトン兄貴のファンなんて渋いお方はいるかな?
GPは、その全盛時代、同じガードとして、私自身、とても好きな選手であった。
自分とは全然違うスタイルだけど、彼の強気なオフェンス、粘り強いディフェンス、強烈でしかも兄貴肌のキャラ、濃い〜トラッシュ・トークなど、その自信に満ちあふれたフレーバーがとても魅力的で、<選手としてお手本にしたい>プレーヤーだった。
初めて生の彼を見たのは、NYはジャスティンズ、パフ・ダディのレストラン・クラブ。白のスーツで決めた彼は、私が想像していた「おもろいおっちゃん」というイメージとはまるきり違って、とてもセクシーな雰囲気。
NBA取材を始めてから数度、そのGPにインタビューしたが、とても気さくな、楽しいビッグ・ブラザーだ。「ひっきりなしにジョークを飛ばしてるけど、一個の個人に帰ると、やはり大人の色気も持ち合わせ、なかなかに深みや味のある人なのだろうな」という印象である。
今日のゲーム、3Qでダラスに離されたとき、「ああ、ZOとGPは、やっぱりリングに縁がないのか、なんて切ないのだ!!」と思ったけれども、そのGPの全盛時代を忍ばせるビッグ・ジャンパーを決めてくれたときは、思わず、「うぉー、GP!!」と1人で騒いでしまった(笑い)。
記者会見に現れたゲイリー兄貴は、偶然のゆえか!?我が思い出の純白のジャケット。「ああやっぱ、GPには白!!」なーんて、個人的感傷に浸りながら、彼の応答を聞いたのである。
「チャンピオンシップ、誰もが欲しいと言うだろうね。もしも、俺にとってそれはそんなに重要でない、と言ったなら、嘘になるだろう。でも、もしもね、結局俺がタイトルを取れなかったとしたって、依然として、自分がこのリーグでプレイできたことをとても嬉しく、恵まれたことだと思うことだろう」


ヒートは今日、<なんとか>勝った。
が、おそらくこのファイナル、ダラスが取るだろうと、現時点では思っている。総合力、モーメンタムが、圧倒的にダラスにあるようだ。
我がGP兄貴がリングを取れる日はやってくるのかな?
ZOにだって、リングをあげたい。
この2人は、もうあまり時間がないのだ。
リングをゲットしたGPが、お似合いのシグネチャー・ホワイトで決めて、お祝いパーティーに繰り出すところを見たいんだけど・・・


さ、明日は、朝から両チームの公開練習&メディア対応があります。
GP兄貴は快調なしゃべりかな?ダディは、ケロは、ダークのびは、ジェイソンてりは・・・
また、真田のトロピカルカクテルちゅー、は、遂に叶う、のか!?
なーんて考えてたら、またもや眠れず遅刻!?なんてーことにならんよう、もう寝ますです。
旅に行くと、遠足前の小学1年生と同じような気持ちで興奮だけはするけれど、しっかり寝過ごす(笑い)、という真田ですが、プレーヤーたちも頑張っているのだから、見習わなければね。

June 14, 2006 05:15 PM | コメント (9) | トラックバック (2)

2006年06月07日

ダディ健在

<真田のマイアミ・シーブリーズ・トロピカル・カクテルちゅープラン。が、遂に遂にかなって良かったね!!・・・
と、皆言ってくれるのだが。


騒いでいた割には(笑い)、やはり、レギュラーシーズン無敵を誇ったピストンズがこんなところで敗退するなんて、とても信じがたく、なんだか気が抜けています。


ウエストのカンファレンス・ファイナルも早々に決してしまい、今季のプレイオブは、ファイナルまで実に間のあくこととなり、ここのところゲームがなくて、まるでシーズンももう終了してしまったかのような寂しさだ。
思わず、ダレンバートとムトンボさまとJYDの参加するユニセフのイベントなどに行って、あわやデビッド・スターンと1on1かという緊張の状態となり、サインでももらいかねないヒマさ加減であった。
しかし今年は、アプセットなプレイオフだったなあ・・・(まだ終わってないって)。
スパーズとピストンズの、まさかの苦戦、敗退。
ウエストのカンファレンス・ファイナルには、トニー・パーカーが姿を見せた。ボリス・ディアウの応援にかけつけたということだったが、例年なら逆の立場だったわけである。
プレイオフって、ほんとに、分からないもんである。
1ゲームが、1クオーターが、1ポゼッションが、明暗を分けてしまう。コンマ1秒たりとも、無駄にはできないのだ。

イーストに関して言えば、なんだかんだ言われてたとしても、やはり<ダディ>だった。
もちろん、皆素晴らしかったし、ダディがダメな日も多々あったが、が、メンタル面などさまざまな意味で、総合的に言って、ダディの存在感、支配的プレイが、結局ヒートの勝利を決めたと、私は思っている。
チームスポーツというのは、ああいう確固たるビッグ・ダディ(マミィ?)がいるチームは、それだけで安心感が持て、確かな支柱があるということが、強みなのである。


第5戦では、ベンさんのかのビッグ・ブロック!!クラウドはもちろんのこと、解説者から実況から全ての人が、「シャキール・オニールに対してこんなブロックをしたのは、後にも先にもこのビッグ・ベンだけだ!!」と興奮の渦。私も思わず、「うおー、ベンさん!!んもー!!」と、男だか牛だか分からないようなおたけび(笑い)を上げてしまった。力石ベンさんのキャリア上にはもちろんのこと、リーグ・ヒストリーにおいても<クラシック>になり得るような<大技>であった。
しかしおそらく、この<ゴキ!!>が、ダディを本気にさせてしまったのだ。
「衰えた」、「もう昔のシャックではない」、いろいろ言われてきた。確かに彼のプライムタイムは過ぎたかもしれないが、未だ、120%本気のダディを止められるチームなどありはしない、ってことが、よーく分かった第6戦であった。


加えて、インフルエンザだったというケロ・DーWade。
本当かよう!?と言いたくなる、活躍ぶり、飛び!?ぶり。事実、ゲームの最中に電話をかけてきた友人に、「D−WadeはFlu(インフルエンザ)だってことだけど、とてもそうは見えないプレイぶりだよ」と言ったら、「そうさ、ヤツはマイク(ジョーダン)に近づきつつあるんだ」という答えが返ってきた。
ダディを、日本演歌界の北島さぶちゃんのような押しも押されぬ大御所、とすれば、ケロは今まさに空の中央に届こうとする、ライジング・スター。
ジョーダンとの比較も、決しておおげさではない。顔はケロ。だが、アンビリーバブルなことをクールに、やってのける。


<モータウン集団>は皆、ブロウアウトのゲームに呆然としていた。
激しく悔しがるというより、皆、すぐには自分たちが負けたことを信じられない、といったような風情。
これでベンさんのこの夏の動きも、更に活発化するであろう。
マイ・メン:シードは、どこかで、ワイフとこれまたトロピカル・カクテルちゅーをやりながら、悔しがるかもしれない。知識をためこむことが大好きだというテイショーンは、ファイナルを見ながらあれこれ悶々と分析に走るかも。
来シーズンのピストンズには、スラッシャーが必要だと思うな(ちと気が早いですね)。


「本当に全てが終わってから、祝おうぜ」
余裕のよの字で、ゆったりと語るダディ。
ケロのインフルエンザも、1週間もあれば治っているだろうし、まさかのカードになったファイナル、楽しみだ。
西も東も共通しているのは、<勢い>のあるチーム、プレーヤーが、残ったということ。
今まさにノリまくっているエイブリー・ジョンソン率いるマブス、ケロのいるヒート。
その<勢いのある人々>を、確実な支配力でもって安心感をもたらし、更に飛躍させることができる、のびつきやダディの存在・・・
次回、サウス・ビーチからお届けします!乞うご期待。

June 7, 2006 03:28 PM | コメント (13) | トラックバック (34)