2006年05月24日
カンファレンス・セミファイナルつれづれ:人格的にもMVP
やややや皆さま、依然として私の頭の具合を心配してくれている方々もいて、ほんとにありがと。
頭は、だいぶ良くなりました(笑い)。今は、ついにイースタン・カンファレンス・ファイナル、マイアミ-デトロイト第1戦が始まっているんだけど、ひょっとしたら途中で見れなくなるかも。
というのも、実はこれから<ディテクティブ・メンデス>--つまり、メンデス刑事、ですな--ーと一緒にNYPD(NY市警)の車に乗り、犯人を探しに行くのです(!)。
私をぶったたいた女の子たちは、実はかなりの常習犯らしく、以前にも被害者がたくさんいた模様なのだ。おまけに、私は全然覚えてなかったんだけど、助けてくれた男性いわく、ぶっといチェーンも持っていて、それもめちゃくちゃにぶん回していたんだそうなの…フー、あぶねえ…今更ながら、私けっこうラッキーだったのね。
それにしても、ハーレム警察の<刑事科>は、まさにハリウッド映画で見るあの光景!! おまけに、私を助けてくれたそのナイト!? の男性は、195センチくらい身長があって、筋肉もモリモリなんだけど、ゲイであることが判明。さまざまな人種のマッチョな刑事たちが、「なに、どこでコロシだ!?」とか、「ちきしょう、まったくもって、NY市警のコーヒーはまずいぜ」とか言いながらモクモクたばこをふかしたりしているさまを見て、彼、なんだか非常にウキウキしてた(笑い)。好みがいっぱいいたのかな(笑い)? ゲイ・フレンズも何人かいる私だけど、さらにもう1人増えました。しかしNYって、こういうとこがほんとに、面白いね。
さてさて、余談が長くなってしまった。
しっかし、今シーズンのプレイオフは、面白い!!
デトロイト-クリーブランドは、なんとかデトロイトが生き残ったけれど、まさかの第7戦突入だった。なんか<お決まり事項>になってきた<勝利ギャランティー宣言>も、なんとか守れてよかったなあ、マイ・メン!?(笑い)
デトロイトだけでなく、昨日のダラス-サンアントニオしかり、フェニックス-LAクリップしかり、ほんとに今年は混戦に混戦続きで、全くふがいなかったのは我がNJのみ(泣き)。
レギュラーシーズンの成績、フランチャイズ・ヒストリーのベストを記録したスパーズは、カンファレンス・セミファイナルでマブスに敗退することとなった。Timmy-Dの呆然とした顔。ジノビリの青ざめた顔。サー・チャールズの毒舌が冴えるTNTのゲーム後のトーク・ショウでは、トニー・パーカーの彼女である女優のエバ・ロンゲリアまで、恒例<Fishin’>の写真に添えられていた。「スパーズが負けたことで一番残念なのは、エバの姿がもう見れないことだなあ、メン!?」と、いつもの通りおバカでのんきなコメントも楽しかったが…。
事実上のウエスタン・カンファレンス・ファイナルと言われたシリーズだったけれど、それにふさわしいドラマが展開され、昨日の第7戦だってオーバータイム突入。ダラスは、ノビツキーはもちろんのこと、皆がビッグ・プレイを決めた。スタックハウス、バンホーンらベンチ陣も、そして第6戦でサスペンドを食らったジェイソン・テリーも。
なんと言っても、彼らの今シーズンの好調の大きな理由の1つは、ヘッドコーチ:エイブリー・ジョンソンだろう。情熱をつぎこみ、オールスターですらもひたすら真剣に、誰よりも熱くコーチングに打ち込んだ彼は、間違いなくコーチ・オブ・ジ・イヤーにふさわしい。チーム・ケミストリーというのは、まさにコーチをはじめ、いかに全員がまとまって真剣に打ち込むかというところで違ってくるのである。ニックスはそれが全くできなかったために、弱かったのだ。
こぼれ話として、ちょっと切ないエピソードは、マイケル・フィンリー。
彼は、昨年まで、ダラスの選手だった。ダラス在籍時には、1度もリングを取れなかった。いざ、王者チーム:スパーズにやってきて、レギュラーシーズンの成績も空前の絶好調、さて今年こそは!!と思った矢先に、自分が出て来たばかりの元チームに、敗れるはめになったのだ。さすがのベテランも、泣きそうな顔になっていたよ。
かたや、クリップ-サンズ。
こちらは、第7戦はブロウアウトであったが、クリップは実によく頑張った。サム兄貴、よくやったぜ!! クリップは、来シーズンも、せひともこのメンツをほぼ残さねばならないと思う。これからが楽しみだね。
そして、MVPナッシュのサンズ。
アマレ、カート・トーマス離脱の時点で、大幅な下降が予想されていたのにもかかわらず、またもやカンファレンス・ファイナルへと駒を進めた。ショーン・マリオン、そしてボリス・ディアウ、みな良くステップアップして、粘ったと思う。
フロアに寝そべって休むナッシュを見ながら、昨年の夏、彼にインタビューしたときのことを思い出していた。
キッズのサイン攻めにごった返す中、彼はインタビュー希望の1記者を、「こっち、こっち」と手招いて静かな場所を見つけ出し、質問が終わるまで実に心地よくゆったりと、丁寧に答えてくれた。
イラク戦争に反対して、敢然と反戦Tシャツを着ていたことに触れ、「あなたのそういうところも、とてもリスペクトしています」と言うと、
「ありがとう。バスケットボール選手である前に、自分で自分に失望しないような、素晴らしい人間でありたいんだ。だから僕にとって、社会がよりベターになるための手助けが少しでもできることは嬉しいし、自分がやろうと思うことは信念を曲げずにやりたいんだよ」
と、柔らかな語り口で語ってくれたものである。<静かで熱い情熱>という言葉がピッタリあてはまる、ナッシュだった。チームメイトからの称賛も素晴らしく、人格的にもMVPだと、尊敬を新たにしたことを覚えている。
そんなナッシュは、実はオフにはNYに住んでいるのだ。奥さんがNYの人なので、こちらにも家があるのだという。しかし今シーズンは、まだまだNYには来れないだろうね。なんといってもこれからまた、元チームメイトで親友でもある、ダークのび、との対戦が待っている。
「オールド・バディと戦えるのを、楽しみにしてるよ!!」とナッシュ。なんともうらやましい、すてきな男の友情、だよね。
May 24, 2006 09:26 AM
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コメント
私もナッシュ大好きです。私はピストンズファンだからMVPをチャウンシーにあげたかったけど、ナッシュにだったら譲っても良いと思ってました。ただし、ファイナルMVPはこっちがいただきますよ。ふふふ。
投稿者 yuko_mj23 : 2006年05月25日 20:55
yukoさん、私もチャウンシー<ザ・ダンディ>さんなら、ファイナルMVPをあげてもいいですよ、ふふふ(笑)。それにしても、ピストンズ、頑張ってほしいね!今日のゲームはマスト・ウィンですね。yukoさんのブログも読ませていただきました、ピストンズ・アナライズ、素晴らしいです!しかししかし、マイ・メンらしーどが、いつかMVP、ってのもあり!?(笑)それとそれと、ベンさんの今夏の動きはいかに!?気になります・・・
投稿者 kaoru : 2006年05月25日 23:48
MAGICからLAKERSに移籍してきて以来、ずっとシャックを応援しています。でも今のチームメイトであるウェイドを見て、彼の格好良さに感動しています。コービとは違い協調性が感じられるし、アイバーソンよりも高く、レブロンよりスピードはある。あとシャックのパワーとジョーダンのシュート力があれば、無敵ですね(笑)。
ズバリお聞きします。今年、HEATはPISTONSに勝てると思いますか? PISTONSに勝てればイコール優勝ですよね?
投稿者 DOG&SHAQ : 2006年05月26日 02:18
いつも楽しく読ませて頂いてます。
今年こそオフェンスが得意なSUNSに優勝してもらって、近年ささやかれている定説を覆してほしいです。話は変わりますが、フロリダ大のJoakim Noahどう思いますか。いずれはNBAに上がってきますよね。
投稿者 h-9 : 2006年05月26日 19:27
私は「スター軍団」が嫌いです(笑) 従って、いつぞやのLAレイカーズのようなHeatには勝って欲しくない。SAスパーズが負けたのは非常に嬉しかったです(何しろこの10年、殆どこの2チームでしょう?)。
ピストンズは(反対されるかもしれませんが)、もともとスーパーな選手っていないんじゃないかと思うんです。勿論スタメンは錚々たるメンバーで平均を遙かに超えてはいるんですけどね。でも一人で勝負を決められるような選手ではないと思います。むしろ、「一芸選手」が集まって、うまくチームとして機能している感じがします。なので、好感を持っています。
でも、来年こそは久々にシクサーズに出てきて欲しいぞ! あそこはトレードが下手だと思うのですが、どうお考えになります??
投稿者 Kei : 2006年05月26日 22:28
DOG&SHAQさん、私も、豪傑なシャック・ダディが大好きです!そして、D−Wadeは、今最も熱い選手だと思う。恐るべき運動能力、センス、そして怖い者知らずのペネトレイト、シャックのパワーはさすがに体型的にムリ(笑)!?かもだけど、シュート力もだんだん増してきてるよね。
ヒートはピストンズに勝てる可能性あると思うよ。デトロイト在住のライター:青木氏も言っていたけど、今季のDetはジャンパー・チーム。プレイオフでは、その弱みが出て来てしまっているような気がする。もちろんDetはディフェンスに関しては強力なんだけど、モーション・オフェンス・チームは、やっぱプレイオフは難しいのかな・・・
h−9さんの応援するサンズも。彼らのラン&ガンニングスタイルは、見ててとってもエキサイティングだし、私も好きなチーム。ただし、ファイナルまで勝ち上がれるかな?彼らがもしファイナルへ出れば、<定説>をくつがえすことができるでしょうね。
Joakimは、間違いなくNBAに来ると思うよ。NY出身の選手だよね。NY在住の我が友人のフランス人記者が、彼のこと昔から取材していて、よく知ってるの。「絶対NBAに入るよ!」て、彼も太鼓判押してました。
Keiさん、私も、個人的には、<職人集団>のDetが大好き。みんなが苦労人だから、とってもデキている<戦う大人の男集団>て感じが、すげえ気に入ってます(笑)。マイ・メン・ラシードはもちろん!だけど、テイショーンも凄い子だと思うの。彼は、ネッツにおけるRJに、とっても似た価値の存在だよ。目立たないけど、貢献度がすごいんだよね。
それにしても、シクサーズ(泣)。ほんと、そろそろアレン王子にリングあげたいね。そのアレンをついにトレード!?なんて噂もあるけど、実現するのかどうか・・・彼のような<超ド級:スーパースター>を抱えたチームは、なかなかトレード大変だよね。ワンマン・チームにフィットするコマとなると・・・この夏はほんと、大型級!?の動きがいろいろありそうですね。
投稿者 kaoru : 2006年05月27日 14:34
薫さんお久しぶりです。。。ナッシュって直接会ったこともないし話したこともないけど偉大な人間だなーって思います。インタビューにもホントに丁寧に応対してるし。彼は選手としても優秀だけど、コーとでは一番エゴがないし、スター選手が欠場していてもチームが勝ちあがっていけるのはそういうことが関係しているのでは???一人がガンガン点数とってもチームは勝てないって分かってるというか、一言に言って『選手として、いや選手である前に人として模範的』だって考えています。今シーズンはもうだめだろうとか酷評を浴びながら見事な結果を残し、どちらかというと大器晩成型だから天狗になったりもしないところが実にクールですよね(^+‘)
投稿者 ちび : 2006年05月28日 00:55
ちびさん、久しぶり!コメント、ありがとね。
ナッシュ、ほんとに素晴らしいよね。私ももちろん、プライベートの彼までは知らないけれど、でも、この仕事を長くしていると、インタビューをしている対象のちょっとした表情、話し方、対応、目の輝き、コメントの内容などからだけでも、その人のキャラがなかなか良く見えるようになってくると感じています。パブリック・モードになっていたとしても、やっぱり人って、基本的なキャラは透けて見えてしまうんだよね。
ナッシュは、その<素敵な人間>さが、ありとあらゆるところににじみ出ている選手だと思えます。結果を出すために、努力を重ねてもいるでしょうね。だらしない目をしてないもの。
男女ともに、「この人みたいになりたいな」と尊敬できるアスリートだと思います!!
投稿者 kaoru : 2006年05月31日 15:00

