2006年05月17日
Myシーズン、終了の巻
My season is over。
NJネッツ、辛くも1点差、@マイアミ、敵地で負けて、シリーズ4−1。我がネッツの05−06シーズン、予想外に早く、終了、の巻。
ジャーナリストというのは、基本的には<客観的>でなくてはならないだろう。
私も、そうあるべきところでは、そうするべく心がける。
でも、でもやっぱり、シーズンの82ゲーム、ホームだけとしてもそのうちの半分、勝敗やロッカールームや、はたまた練習での選手やコーチやスタッフの一こま、一こまを拾って来た身にとっては、やっぱり<地元チーム>には特別の感慨があるものと思うが、いかがだろうか?
それに、基本的に地元で取材をする身にとっては、ロコ・チームが負けた時点でこちらのシーズンも終わるのである。
なんとも寂しい、呆然とした気持ち。
3−1のがけっぷちで迎えたネッツの今日の試合、昨日のサー・チャールズは「ヒートは明日、このシリーズをクローズ・アウトする」と言い切っていた。「お願いだから、あと1試合くらいは、ホームに帰って来て観せてよね」と心の中で祈っていた私も、今日の第5戦が始まった時点、立ち上がり順調だったNJを観てさえも、「なんだか負けるかも・・・」という不安を拭いきれなかったものだ。
案の定、食い下がるヒートの<オールスター軍団>、J−Willのストップ&シュート、アントワン・ウォーカーのジャンパーの冴え、そしてもちろんだがD−Wadeの恐い者知らずのペネトレイト、この若手ペリメーターはアホみたいな突っ込みを何も気にせずやってのけ、フロアに転がってみせる。そのうちに、あれよあれよとヒートのペースに巻き込まれ、シャック・ダディも余裕のよの字、ヒートがなんなく、勝利したのである。
点差は1点差。
でも、誰もが予想していた、そして、1点差とは思えないほど<当たり前>の、ヒートの勝利であった。
昨年、同じチーム相手にスウィープを食らったネッツだが、今季は、実はシリーズ突入前には、ヒートには十分勝てるのではないか、と言われていたのだ。レギュラーシーズンの対戦成績は3勝1敗。看板スター、ビンちゃんもなぜかヒート相手には調子が良く、あの今季の<ダンク・オブ・ジ・イヤー>とも言われる<Zoの頭越しダンク>も飛び出し、ネッツにとってはファーストラウンドのペーサーズよりよほど相性のいい相手だったはずなのだが・・・。
では、敗戦の理由は何か?
いくつかあると思うが、やはり大きかったのは、クリフ・ロビンソン。
クリフは、人間的にはとても<いい人>だと、選手も番記者たちも言う。私ごときにだって、彼の大好きな<スシ>の話や、シューズの話や、魅力的なワイフの話や、etcetc...いろいろしてくれて、彼が皆に愛されるチャーミングな人だということは知っていた。でも、ベテラン選手として、この時期に、はっぱでサスペンドなんか食らわなくてもいいように、できなかったかよう、アンクル・クリフィ?・・・
シャックに対する答えとしても、重要だったはずのクリフ。
彼がいたなら、多少は違った?もちろん、である。
第4戦でのシャック・ダディ。
いつもどんなときでも余裕だが、3−1で王手をかけたこの日は、超・超余裕。
GP(ゲイリー・ペイトン)の囲み取材時、後ろのほうでウロウロしている私に「ハ〜イ!?」といつものダディ挨拶をしてくれたと思ったら、ズカズカとGPに近寄り、ジョークを込めて彼の額にKiss。もちろん、GPもメディアも爆笑の渦。多くの解説者が、「なんとも<ダイナミックな人柄>のシャック」と言うだけあって、やっぱ豪快な人だ。
こんな大黒柱を抱えるチームは、何とも心強いに違いない。今プレイオフでは、「シャックも衰えた」とか言われてもいるが、それでも彼の存在感だけでも、まだまだ絶大なものがあるだろう。
足首をケガしてたRJも、よく頑張ってくれたが、とにかくネッツのシーズンは終わってしまった。
前半は気負いすぎて泣きそうな、後半は負けるたびに暗い顔をしていたビンスも、何回も顔を縫ったジェイソン(コリンズ)も、チームをさまざまな手で引っぱり続けてきた<闇将軍>キッドも、みんなみんなお疲れさま。
ハドソン河の向こう、お隣のニックスは、ラリー・ブラウンの契約を買い取って、アイザイアを次期コーチにするという話も出ているが(=ポン吉残留!?)、ネッツもこの夏、いくつかの変化があるだろうか・・・
噂では、RJかビンのどちらかを放出、KGを取りに出るとも言われている。
ローカル・メディアの個人的親心!?から言えば、もちろんどちらにも残ってほしいのはやまやまだが、どうしてもどちらかを、となるのなら、若くて楽天的で元気、万能型のRJを残し、来季30歳を迎えるプレッシャーに弱い繊細なスーパースターをトレード、ということになるのかもしれない。特に、キッドを生かすとなると、やはり以前ファイナリストになったときのスタイル=モーション・オフェンス、ラン&ガンを多用、のほうが合っていると思われ、そうなると、ハーフコート・プレーヤーであるビンスではなく、走れるRJが向いていることになる。今プレイオフでも、ファスト・ブレイクなどを上手く出し、より走っているときのほうが、チームの調子は良かった。RJのほかにもう1人、逆ウイングをキッドの前に走っていける<弾丸>がいると、いいかもしれない。
もちろん、ビンスを残して、また更に作り直すチョイスだってあるだろう。
プレッシャーを克服することができれば、彼は素晴らしい才能の選手であることは間違いないし、エキサイティングで人々を魅了するプレイを繰り出し、人気の面で言えばチケットを売り上げる<看板>。特に、ネッツは、来季のチケット戦略の1つとして、新しい<赤ジャージー:#15 Carter>をプレゼントというプランを早くも発表しているから、ビンスを出すということはまだまだないのかもしれない。
もちろん、トロント時代から長年ビンちゃんを取材してきた私にとっても、彼がNJからいなくなったら残念である。
とにかく、ただひたすら気が抜けている、ただいまの真田です。
May 17, 2006 01:35 PM
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コメント
こんばんは!!
ケガの回復具合は順調でしょうか・・。
1シーズンを共に過ごしてきた地元チームに特別な気持ちを持つのは、当然だと思います!
(逆にそうじゃなかったらクール過ぎます)
ネッツのプレーオフ残念でしたが、
来シーズンは補強次第で、より強くなるのでは!!
パワーフォワードとバックアップのシューター。
ラヒムと契約してたらどうなってたかなぁ。
でもクリスティッチがここまで成長しなかったかも
しれませんし^^;。
いつも楽しいお話、ありがとうございます!
投稿者 ざっく : 2006年05月17日 23:24
真田さん、お疲れ様でした。
ネッツファンの自分としては同じ気持ちです。西でPOの目玉となったテキサスの死闘が続いていても、東でレブロンの活躍によるまさかのアップセットの可能性が残っていても、ネッツが敗れたことで熱い思いがしぼんでいく感じは分かります。自分自身の初のネッツ観戦(場所はヒューストンでしたが)で、今でも脳裏に残っている3Pを決めたクリフィが最後で活躍できなかったのは残念です。
「また来年」を言うのは早いですよね、まだまだ注目のカードは続きますから。でも今は頭のお怪我の回復を祈るばかりです。ネッツが今シーズン好調だった理由の1つに、怪我人が少なかったことが挙げられるように、健康が一番。
投稿者 にせたぶせ : 2006年05月18日 13:50
いつも楽しみに読ませてもらっています。
本当終わっちゃいましたね、あっけなく。
初戦こそ勝ったけれども、今年もヒートにはsweepされた気分です。
ネッツ以外はどこも混戦で盛り上がってるのに(悲)。。。
何とか来シーズンはベンチを補強して、終盤に追いつかれて逆転負けというパターンから抜け出してほしいものです。
今のダラスのように、攻守に秀でたチームが理想ですね。
それでは、ケガ早く治して下さい!
投稿者 Gun : 2006年05月19日 04:54
やっぱ寂しいですよ~。
ホントはシクサーズ大好きっ子なんですけど同ディヴィジョンから
唯一の進出だったのでかなり押してたんですよ!
「昨日の敵は今日の友」ってやつですね・・・。
でも、そんな個人的なことはおかまいなしにゲームは進んでいくので。
今年はなかなかの波乱で、もう予測もヘッタクレもなくなってきてるんで
残りの熱い熱~い戦いを応援したいと思います!
薫さんも元気出して下さいね (^。^)/
投稿者 robin : 2006年05月19日 10:39

