2006年04月26日
闘魂!?ビンサニティ
プレーオフ、見てる!?
いや~、やっぱ、プレーオフっていいね!
アリーナの雰囲気も全然違うし、プレーヤーたちの緊張感も全然違う。1戦1戦真剣勝負、て感じが、たまりません。
しかし、プレーオフゆえに、大変なこともある。
プレーオフ時は、両方のチームのコーチ、そしてスタープレーヤー陣がみんな順々に記者会見、となるので、NJネッツに行く場合は、たいてい帰りの最終バスを逃してしまうはめになるのだ(アリーナーマンハッタン間のシャトルバスは、帰りの便は基本的にゲーム終了後30分が最終便。こんなんで、取材が終わっているためしがなく…)。
で、今日も案の定。こういうときは、お隣の競馬場まで連れてかれるのだが、今日はここからさらにまたハイウエー上のローカル停留所まで連れてかれ、夜の冷え込みのキツい中、通算1時間くらい待つことになってしまった。思わずカバンの中の<ホカロン>の袋を、破ってしまった私。ありがとう、お母さん(笑い)…。
今のところ、各シリーズだいたい順当にきているね(サム兄貴!!はがんばってるね)。
しかし、我がネッツは、下位シードのペーサーズに初戦を落としてしまい、今日はマスト・ウィン!のゲームであった。
おとといの第1戦ももちろん行っていたのだが、ゲーム開始直後に早くも「うーん、これはちと、ヤバイかも」と思ったの。なぜなら、経験豊富で冷静沈着、肝の座ったキッドを除き、ネッツのスタメンみんなが、意気込みすぎて非常に堅くなっている。
特に、ゴゥ・トゥ・ガイのビンスが、もう、とんでもなく堅くなっていて、昨年のプレーオフもそうだったけど、もう顔が「この世の終わり」みたくなっちゃってるのだ。確かに、彼のような<大スター>は、調子がよいときには<英雄扱い>をされるけれど、その逆のときには「お前のせいで負けた」くらいに言われるので、多大なプレッシャーがかかっているのは十分に理解できるのだが、ビンスの場合は、根が<繊細ないい人>で、そういった批判も<気にしい>なだけに、なんか<責任>を真っ向から<背負って>しまっている気持ちになっちゃうのかな、見ていて痛々しいほどだった。
昨年のプレーオフも、おんなじ<顔>してて負けたのだ。トロント時代に、あのフィリーと死闘を繰り広げたときのプレーオフでは、こんな顔はしていなかった。ネッツを心から気に入っていて、<チームが勝つために僕が頑張らなくては!!>という純粋な闘志もあり、ちょっと自分を追い込みすぎているのかもしれない。
私も覚えがあるのだけど、シュート--特にジャンパーは、堅くなってしまうと絶対に入らない。いつもは入るものさえも、どんなに細心の注意を払って打っても、入らない。この1戦目のビンスはまさしくその状態で、案の定、翌日の新聞では叩かれた。
2戦目の今日は、最初からヘッドバンドをはずして登場。
ビンちゃんは、いつもはヘッドバンドご愛用なんだけど、1戦目では、あまりのシュートの入らなさに、途中から縁起をかついで脱ぎ捨てたのだ。
シュートが入らないかもしれない、というのもあったのだろう。今日は序盤からアタックの嵐!!ダンクも出て勢いづける。3Pはまたなかなか決まらないものの、FG%もかなり良い。
3Qまでに大差をつけ、今日の勝利はほぼ安泰、となったときに初めて(その後またペーサーズはカムバックしたのだったが)、彼の顔が<いつもの顔>に戻った。ただでさえ下がっている<困ったなあ眉>が、やっと緩んでくれたのである。そうしたら、ターンアラウンド・フェイダウェイやお得意のスピンムーブも、<ビンサニティ>らしく、スムーズに決まるようになった。「はぁ、良かった~」と、思わずこちらも脱力でした。
だってさ、「ビンスがビンスらしくプレー」してくれれば、ネッツはこのシリーズ勝てるはずだから。
私自身、大きな試合のときに意気込みすぎてしまって、いつもは入るはずのシュートも全く入らず、決まるはずのムーブも全く決まらず、タイムアウト時にコーチから「落ち着いて、もっとリラックスしていけ。真田が真田のプレーをすれば、絶対に入るのだから」と励まされたことを思い出す。
プレッシャーに負けない、「強い心臓」を持ったプレーヤーが、結局<ジョーダン>のようになれるのだろうけど…まあでも、<まじめで、ゴゥ・トゥ・ガイにしてはちょっと気の優しすぎるところがある>のが、ビンちゃんのいいとこでもあるのだから、仕方ないやね。リラックスして普通にやれさえすれば、皆さんご存知のとおり、彼は<最もエキサイティングなプレーを繰り出し、爆発力もある驚異的な選手>の1人なのだから、「肩の力を抜いて、大丈夫だよ!!」って、言ってあげたいね。
しかし、ペーサーズも、ほんとなかなか手強いのだった。
特に、今のところ、良い活躍を見せていてキー・プレーヤーになっているのが、ベンチスタートだけれどこれまた<ダンク王>のフレッド・ジョーンズ。私を含めた現場記者の何人かは、ラッパー:マイク・ジョーンズのシグネチャー・フレーズ「まいく・じょーーーん」の彼版!?「ふれっ・じょーーーん」と、フレッドがグッド・ムーブを繰り出すたびに連発していた(笑い)。
ちなみに、私は彼に2、3回インタビューしたことがあるけれど、とても素朴ないい子である。ダンク自慢は、実はみんな性格よし!?ダンク自慢と言えば、今日はジョッシュ・スミスが、NBA TVの仕事で<プレーヤーたちにインタビュー>というのをやらされており、すごく恥ずかしそうに照れながらなんとかこなしている様子が、なかなか微笑ましかった。メディア・シート表の中に、まるで当たり前のように<ジョッシュ スミス NBA TV>と、私やなんかの名前に混じって書いてあるのが、ちびおかしかったよ。
このあと、このシリーズはインディアナに移る。
フラストレーションのたまっているJO(ジャーメイン・オニール)が、きっと爆発するだろうから、またまたいい試合になるのでは。今日もあらためて実感したけど、あのサイズであんなクイックでシルキーなスピンムーブとかできるヤツ、JOしかいねえ!うーん、対抗馬がいたとしても、ヘルシーなときのアマレくらいか…とにかく、ジャーメインてやっぱりスペシャルな選手だ、と興奮したのでした。
その他のシリーズでも、エキサイトメントの数々で、本当にキリがない、書ききれない、眠れない…みんなもプレーオフ、思い切り楽しんでね!!
April 26, 2006 03:54 PM
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コメント
薫さんこんにちは!毎回、楽しく読ませていただいてます。
プレイオフ始まりましたね~。今年はセントラルが強く、あいらぶシクサーズは勝ち残ることができませんでした(涙)
...なので、同じアトランティック唯一の代表ネッツには頑張ってもらいたいです。
次回からアウェイでのプレイになりますが、私は大丈夫だと思います。
肩の力が入りすぎていなければ!
でも、ピストンズ強し...!
次回も楽しみにしています。
ハードな毎日でしょうけど頑張ってくださいね!
投稿者 robin : 2006年04月27日 11:16
いつも楽しく読ませてもらってます!
(更新されてた時、文章を読み始める前から嬉しい気持ちになるんです)
真田さんのお話聞いていると、
いつもと違った視点でNBAを見れるような気がします!?
どうもありがとうございます!!!
投稿者 ざっく : 2006年04月30日 20:02
いつも楽しく読ませてもらってます!!
(最近は、文章を読み始める前から、どんな話だろうと嬉しい気分になります)
NBAの選手の事、雑誌だけの情報だけだと
かなり誤解してしまっているんだなぁと思いました。
真田さん、いつもありがとうございます!!!
投稿者 ざっく : 2006年04月30日 23:12
薫さんHola!! Mr.ゲーターレード・レイン率いる、ドラフト以外にネタのない覇気なし狼さんの町からコンニチハ。
まずはGame4の勝利、おめでとうございます。これでシリーズもますます混沌の予感・・・
まず、NETSではBig3以外のネネッ・クリスティッチ&ジェイソン・The Intelligentのインサイドでの頑張りには頭が下がりますよね。彼らの頑張りって、元Air・Canadaに”失敗する勇気”を与えている気がします。
そうそう、僕の大好きなUncle・Criffyもあいも変わらず素晴しいですよね~。(彼ももう40ですか・・・)案外、彼のアウトサイドがシリーズの行方を握っているかもしれないですね。SAのR・オーリーの様に・・・
対して、The・King・RonRonの離脱の時はどうなる事かと思われたIndy,地力有るわ。
特に元Baby・O'nile事、現男JO、逞しくなりましたよ~。
以前には、皆さんのネタキャラであったダルコ・ミリチッチのように、ドラフトの失敗例として各方面で扱われていたのが懐かしく感じる今日この頃。(そのミリチッチ・Still21・は近い未来に20歳D・H君と恐怖のフロリダの双塔になりそうだ・・・)
男・シード、The King Of Basket Ballことアルビダス・サヴォーニス、そしてラスタマン・グラントとの練習の日々が今の糧になっているとESPNマグのインタビューでも語っていた辺り、憎いですよね~。
最後に、そのINDYにおいて気になっている選手がス~ペル・ダニー事、ダニー・グレンガーです。(ゴレンジャー?byNBC・パパ・ヲルトンさん。)彼の存在が有るから、RonRon放出に踏み切ったとはLegend曰くの所。要チェックですね!
それでは、狂喜の5月(3月ではなく)、がんばってくださいね!! 長々と失礼しました。
投稿者 Jimmy Hee : 2006年05月01日 05:46

