Hangin' Around The NBA Wit Kaoru

2006年01月04日

NYのお年玉

NYには、素晴らしい<お年玉>があったよ!!

連敗中のニックスが、強豪サンズ相手になんとトリプル・オーバー・タイムという激戦の末に勝利をモノにしたのだ! 満員だったガーデンは、沸きに沸いてまるでプレーオフのよう。

実はゲーム前、1日の練習時において、ジェローム・ジェームスがサスペンドをくらったという、なんだか暗いニュースが発表されていた。おそらく前夜のカウントダウンで飲みすぎたかなんかの彼が、その状態が抜けてない状態で練習に現れたかなんかだと思う。ジェームスは個人的にも批判されていたから、ヤケっぱちな気持ちでもあったのかもしれないけど、でも、苦しいのはニックス全員同じだよ---。

ニックスの大将、ポン吉。ここのところは、それこそ見ていて痛々しいほど、激しい批判にさらされていた。NY出身で、自身もとことんNYを、ニックスでプレーすることを愛し、必死でラリーさんシステムにアジャストしようとしていたポンだが、決して個人成績は悪くないのにチームが負け続けていることで、ここ2ゲームほどはホームで、自分たちのファンから、ブーイングをくらっていた。

NYは、メッツの松井稼頭央選手も体験したように、このように厳しいところだが、反面ニューヨーカーはNYという街を非常に誇りに思っているせいか、そこで生まれ育ったホームボーイであり生粋のニューヨーカーである人がブーイングを浴びせられるということは、そうそうあるものではない。ポン吉は、あまり大きくもない背中にその大ブーイングを浴びながら、必死でタフな表情を保とうとしていたが、さすがに少し萎縮したプレーをしたりして、「実は相当辛いんだな」ということが、ありありと出ていた。「ホームのファンからブーイングを受けたこと? ふん、大丈夫だよ。俺は、NY出身だぜ。NYがどんなとこか、十分に、知ってんだ」---負けたゲーム後に<上を向いて>そう言い切ってみせ、「NY流タフ・ガイ」を貫こうとしていた、泣き虫ポン。

オーランド戦ではラリーさんとまた衝突し、翌日の新聞を騒がせたポン。
しかし、31日に2人は会談を持って仲直りをしたようで---そしてこの2日のサンズ戦では、すこぶる好バランスのゲームをし、「これぞラリー・ブラウンがチームのスターPGに望むプレー」というのを実現してみせたのだった。

「とても大きな、素晴らしい勝利だった。我々には、ここのところ<スマイルできる>チャンスが本当になかったからね---」。ゲーム後のラリーさん、彼自身も穏やかに<スマイル>していた。

そしてゲーム後のポン吉。今日はトンズラすることもなく、通常通りに記者たちをじらしにじらしまくり、最後に<トリ>として現れ(笑い)、そしてこちらも久しぶりに記者たちに向って、ちょっとはにかんだような<ポン吉スマイル>を見せた。

私が<スポーツを好きな理由>を、改めて実感。<嘘のない、真剣勝負>にハラハラ、ドキドキさせられること、そして、その<真剣な姿>への感動。何かに真剣になっている人間の姿って、なんて美しいんだろう。

胸の真ん中へんが、きゅっとつかまれるような<ひたむきさ---人間の感情の中で一番きれいなものの1つ>を、存分に感じられる--そして、それによって起こる、涙や悔しさや、<スマイル>や・・・プレーオフ戦線には程遠いかもしれないけれど、ひとまずこの日のニックスは、大活躍したデビッド・リーやちびっこネイトもみんなみんな、<スマイル>してた! 負けたサンズだって、ナッシュもマリオンもみな、さすがに「これなら仕方ねえ」って感じの表情だったよ。素晴らしい<お年玉>、ありがと!!

January 4, 2006 09:07 AM

トラックバック


コメント

あけましておめでとうございます。。
ニックス苦戦してますよね…
でも新人の芽が出てきてるんで楽しみです。
とは言っても、やっぱりニックスはポン吉のチームだから
ポン吉には頑張ってもらいたいです。
これからもポン吉のエピソードヨロシクです!!

投稿者 蟹江 : 2006年01月05日 16:07

3OTは初めて見ました。
凄かったですね。
ニックスは若手が素晴らしいので、ポン吉と一緒に
頑張ってもらいたいです。

投稿者 タコ : 2006年01月08日 23:15

ニックス奇跡?の5連勝!
ちょっとはかみ合ってきたのでしょうか?
アイザイアしっかり頼みます。
ヒューストンのサラリーはネックになっているのでしょうか?

投稿者 STARKS : 2006年01月12日 18:33