Hangin' Around The NBA Wit Kaoru

2005年05月11日

ぶあいそは続く

プレーオフ・セカンドラウンド、各軍出揃ったね! みんな、楽しんでいるだろうか。

さて、前回は、<ミスタ・アイバーソン>大失敗事件までだったけれども。NBA記者さなだが知らなければならないことは、まだまだあった。前回、アイバーソン編Vol.2を待て! と書いてしまったんだけど、厳密にいうとアレンだけに関してでなく、NBA一般をかなり含むので、お許しを。

アレンちゃんで気落ちした私に、次に待っていたミッションは、

<トロント行き ビンス・カーター取材>。

今から思えば、全くの新人がよくもインタビューが難しいと言われる2大スターを希望し、1人で任されたわけで、超無謀なプランであったと思う。

最初のトライで、ビンスにはもっとぶあいそな顔と声で、

「友達が待ってるから」

と撃退された。しかしこのときは、トロントに3日間ほど滞在し、練習にも顔を出し、ラプターズの親切なPRのジムがいくつかのツボを教えてくれたために、かなりコツをつかむことができた。

それは例えば、<ほぼどこのチームでも、フランチャイズ・スターはゲーム前は取材に応じない>とか、<スター選手の場合、メディアがたくさん群がるためにきりがなくなるので、いったん質問が途切れるとそれで取材を終了してしまう。その後1on1で話したい場合は、このタイミングを逃さず、選手が「もう終わった」と思ってしまう前に間髪入れずに自分の質問をぶつけて引き止める>、<ゲームに出ていない場合は話す義務もないので、取材に応じない場合もある>などといった、いわば<不文律>なのであった。

そして練習時、ジムの教えを守り頑張ったら、今度はビンスは取材に応じてくれた。--しかしやはり依然として、ものすごくぶあいそなのであった。

その後、定期的にゲームを取材するようになったが、来る日も来る日も、アレンちゃんやビンスやケニオン・マーティンやステフォン・マーブリーやバロン・デービスやその他etcetc、ぶあいそでぶっきらぼーに対応される日々が続いた。「やっぱり、私の質問がくだらないから? 英語がネイティブでないから、バカにされてんだろーか?」などと、落ち込んだり悔しかったり、それでいて??? の日々が続いた。

しかし、何回か場数を踏むうちに、あることに気づき始めた。まず、スター選手以外のプレーヤーたちは、おおむね愛想がよいこと。そしてアレンも、何回か取材を重ねるうちに少しずつではあるが、表情が和らいできていること、ロッカールーム内でぶあいそな選手と、たまに廊下ですれ違ったりすると全く態度が違って、笑顔であいさつしてくれたりすることもある、などといったことなど-。何かが分かりかけているように思ったが、決定的に目からうろこが落ちるきっかけになったのは、ある男性記者から言われたこのフレーズだった。

「いいねえ、女性記者には、プレーヤーたちも優しいでしょう?」

今でもよく言われるフレーズだが、そのときの私は、悔し紛れにあいまいな微笑み!? を浮かべながら、

「ちょーっと。そんなこと、全然ねえよ。むしろ逆だもん。みんな、おじさん記者たちとは楽しそうに話してるのに、私にはすげーぶあいそだもん」

とまず、腹の中でつぶやいた。そして数秒後、「・・・???!!! あれ、もしかして、だからなのか???・・・!!!」と、ハッとしたんである。

つづく。

May 11, 2005 10:12 AM

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興味深い内容で、とても楽しく読ませていただきました。 [続きを読む]

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コメント

NY在住、シンガーかっこええですね。
NBAの取材なんて、羨ましい!わたしもNBAファンで、90年初めからMJを観て、自身もプレーしています。
今、在独(フランクフルト)で、最近ブログやっています。また見てやって下さい。
ネイティブじゃない英語で、取材に立ち向かうのは、さすが難しいですよね。ただ努力は報われますよ。今後の活躍を祈っています!
ノビー

投稿者 ノビー : 2005年05月11日 16:29

薫さん、こんにちは。今回も楽しく読ませていただきました。
やっぱり外国人記者として乗り越えないといけないものはたくさんあるのでしょうか。誰でも失敗や経験を繰り返し、前に進んで行くものですね。僕も客と話をする時は英語にはかなり苦労します。英語ができないだけで相手にされない時もありますが、薫さんを見習って今後もアメリカでの仕事を頑張りたいと思います。ところで、今回の話の終わり方、すごく気になります。一体何にハッとしたのでしょうか。次回が非常に楽しみです。

投稿者 Hiro : 2005年05月11日 22:10

更新待ってました!

男社会のなかで、苦労は多々あるかと思います。
ですが、周囲のくだらない雑音は無視無視。

応援してます。

投稿者 タイガー : 2005年05月11日 23:13

コメントをくれている皆さん、ありがとう!!
1回目から、皆さんへの返事は、それぞれコメントをいただいた回のところへアップしてますからね、チェックしてくださいね。しかし今、私は引越ししたばかりで、インターネット関連まだ整ってません・・・最近コメントいただいた方、もうちょっと待っててね!!

投稿者 kaoru : 2005年05月12日 09:52

女性だから優しくしてくれるのはあると思いますよ。
レディファーストが素晴らしい国なんで間違いではないでしょう。
ましてや普段見られないアジア系の女性が頑張ってるんですから愛着も沸くでしょう。
ただ今回の文は少し話を伸ばしすぎてるというかあやふや過ぎるような気がします。
だから何?という雰囲気が読者のほうに感じられてしまうのは良くない事です。
最後の女性だからだという結論に辿り着くためには、もう少し途中の文にもレポートだけでなく細かい表現をした方が良いと思いました。
歌もそうですが中途半端はいけませんよ。頑張ってください!プリモリミックスを聞きながら応援しています!

投稿者 kuu : 2005年05月14日 20:25

やっぱり最初はインタビュー大変だったんですねー。
続き楽しみにしてます。

引越ししたそうで、片付けや自分のやり易い環境を作るのも大変だと思いますが頑張って下さい。

昨晩、マーベリックスとサンズの試合観てましたけど、ナッシュのパス回しはやっぱり凄いですね。 キューバンオーナーもかなり複雑な表情してましたね。

投稿者 わたりい : 2005年05月15日 10:02

ノビーさん、ドイツからコメント&励ましてくれて、ありがとう!ブログ、拝見しましたよ。バリバリお仕事してるようで、素敵ですね。自分でもプレイするということですが、ポジションは?ドイツのMJ目指し!お仕事もバスケも頑張ってくださいね!

投稿者 kaoru : 2005年05月17日 13:07

Hiroさんも、英語、頑張っておられるようで!心強いです。お仕事、いろいろ大変なのでしょうね。バスケを見て、ストレス解消!?ダ!!私も、なかなかもどかしいときもありますが、でもきっと、例えネイティブでなくても気持ちは通じるはずだ、と思ってやっています。お互いに頑張りましょうね!

投稿者 kaoru : 2005年05月17日 13:13

タイガーさん、いつも励ましてくれてありがとう(涙)。そうですね、確かにスポーツ記者は圧倒的に男性が多いから、男社会と言えるけれども、きっと女性ならではの視点もあるのだと信じて、頑張りますね!これからもよろしく。

投稿者 kaoru : 2005年05月17日 13:31

kuuさん、ご意見ありがとう。
プリモミックスもまだ聞いてくれてるようで、なんだか嬉しいですよ。
kuuさんも、DJのほかにも何か書いたりしているのですか?インフォがあったら、教えてくださいね!次回も、Don’t miss it!!

投稿者 kaoru : 2005年05月17日 13:37

わたりいさん、そうです、やっぱ、ナッシュすげえ~!!しかし、このシリーズも、元チームメイト&親友対決、そしてかなろ早い展開のゲームで(両方ともアップテンポのオフェンシブ・チームだもんね)、面白いよね。見ごたえ十分。
引越しはね、わたりいさんもアメリカにいたから、きっと分かってくれると思いますが、ホラ、こちらって、アポとかいろいろ、物事の進行が日本みたいにスムーズにいかないじゃない?だから、まだバタバタしてるんですよ~(泣)。でも、バスケだけは見れるように、ケーブルだけは焦って、強硬手段に出てすぐゲットしました(笑)。いつも励ましてくれてありがとう!!

投稿者 kaoru : 2005年05月17日 13:43

初めまして、今、レジーのプレイオフをコンセコで観戦しています。そんな中で偶然この薫さんブログのこと知りました。
更新楽しみにしてまーす!!!

投稿者 Sawa : 2005年05月17日 13:47

Sawaさん、コンセコで観戦してたの!?なーんて、うらやましい・・・あそこのアリーナは、盛り上がるのでも有名ですよね。ひょっとして、デトロイトも行っているの?レジーの雄姿、焼き付けておきましょうね(涙)。それにしてもこのシリーズ、面白いよね。あと何回、ミラータイムが観れるのか!?

投稿者 kaoru : 2005年05月18日 21:00

はい、コンセコで観戦してます。Home Game 2では、レジーが3 PointシュートしただけでLowerの観客総立ちです。まだ、シュートうっただけですよ。皆さんその後にガッツポーズしたいのです。最高に盛上っています。7戦目のデトロイトへ行きます(キッパリ)(笑)本日Home Game 3は骨が折れるまで応援します(笑)

投稿者 Sawa : 2005年05月19日 21:00

デトロイトが勝ちましたが、心に残る最高の試合でした。ヒートとペーサーズの相性もあるので次が見たかったけど・・。でも、今回も3ポイント取られた直後にレジーの3で取り返したり、体が流れ気味にフェイドアウェイして決まるシュート。手に汗握る緊迫した試合の中で、どれも鳥肌モノで、私にとってのミラータイムでした!レジー長い間ありがとう!!レジーは引退しますが、薫さんのブログ更新楽しみにしてます!

投稿者 Sawa : 2005年05月21日 00:40