2006年05月18日

帰国報告記者会見

 5月18日、都内ホテルで福藤豊の帰国報告会見が行われた。
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Q:先シーズンを振り返っていかがでしたか?

「ルーキーキャンプから始まって、自分自身調子は良かったんですが、NHLのキャンプで残れずに、AHLのキャンプに行くことに。そこでも調子はよかったんですが、ECHLからのスタートになりました。でもAHLからECHLに落とされる時に、モチベーションが下がったわけでもない。シーズン最初からいいプレーができていました。

 AHLでは2試合しか出場できなかったけど、納得できるプレーもできたし、次の年に繋がるプレーができたと思う。ケガが多く、調子がいいときにケガをしてしまったのが残念。波に乗れなかったが、自分のできる限りのプレーはしたつもりです。

 AHLの試合出場も果たしたし、今年これからすべきことははっきりしている。契約最後の年で勝負になるが、出来る限り一生懸命やりたい。今は身体をゆっくり休めて次のシーズンに備えたいです」

Q:今後プレーを向上するには、何をすべきでしょうか?

 「AHLのキャンプからECHLに落とされる時に、自分に足りないのはチームとのコミュニケーション、スティックハンドリング、リバウンドコントロールということを言い渡された。この3つの課題をしっかりやれば、AHLに残れる可能性は高いと思う」

Q:先シーズン負ったケガについて、現在の状況を含めて振り返ってもらえますか?

 「まずは足首を捻挫。しかし自分しかチームにGKがおらず、試合に出なければいけない状態だったので、テーピングをして出場しました。その後、左脚の内転筋を故障してしまいました。その時にもう1人のGKがやはり同じ箇所を故障して、歩けない状態になってしまい、僕が出ないといけなくなった。ケガをして直る時間がなくって、最後まで響きました。現在は足首はほとんどよくなったんですが、内転筋はまだ回復にはちょっとかかりそうです。ケガした後ですぐに休めていれば、早く直せたかも知れませんが。

 その後、ECHLから治療を兼ねてAHLに合流しました。ECHLでもレギュラーシーズン、プレーオフと出場して感じたのですが、みんなの集中力が違っていました。AHLには、スキルの高い選手がECHLよりもたくさんいるは確かです。でもAHLのプレーオフの試合を見ていて、ケガさえしていなければ、自分でもできるんじゃないか、という気持ちにはなりました」

Q:日本のファンは「少しでも早くNHLに昇格して欲しい」と期待が高まってるのですが・・・

 「あと1年しか契約がないので・・・次が勝負の年だとは思っています。今年AHLに残ることができれば、NHLに行けるチャンスもアップしますしね。AHLに残れなければNHLの道は遠くなる。最低でもAHLに残れるように頑張りたいです。最低でもAHL1シーズン通して過ごしたいです。

 ケガをしていない時は、かなりいい成績を出していたと思うんです。ケガをしてからは足が力に入らないときもあったが、ケガをしなければもっといい数字を出せたはず。ケガのせいにするわけでないけど、100%の状態だったらNHLでもプレーできると思う。昨年NHLのキャンプでも1度ケガをして、大事な試合に出場することができなかった。今年は、大事な試合でいい結果を出せるようにしたいです。

 1年目から比べて、毎年少しずつステップアップしてきていると思うんです。1年目のベイカーズフィールドから、2年目もECHLからのスタートだったけれど、AHLで出場は果たしていますしね。今年これからAHLに残ることができれば、次にはNHLという道が待っている。全力で頑張りたいです。過去にAHLでプレーしていたGKが、今季NHLで活躍しているのもいい刺激にはなっています」

Q:今季ECHLレディングでプレーオフ敗退後「こんなに悔しいことは今までなかった。立ち直るのにしばらく時間がかかるかも知れない」と語っていましたが、ホッケーへの気持ちを立て直すためにどういう努力をしていますか?

 「(ECHLレディングで)プレーオフが終わったときは、本当に悔しかったんです。チームのために頑張ったけれど、結果は負け。正直言って忘れられない悔しさでした。いまだに心の整理がついていいないほどです。二度とああいう思いはしたくないし、それをバネにするしかないですね」

Q:(同じ高校出身の)荒川静香、宮里藍の活躍について?

 「実際には話したことも会ったこともないですが、いい刺激にはなっています。世界であれだけの結果を出せば、日本中が盛り上がってくれるということですからね。日本のホッケー界の為に、自分も力になれたらいいなと思います」

Q:AHLとのECHLのホッケーのレベルの差は?

 「AHLでは、全ての面においてかなりレベルが上がるんです。選手のサイズもシュートの正確性、パスの早さ、スピードと、全てにおいて違う。でもそんなに戸惑いはありませんでした。ただ僕の場合、AHLで2試合出場しただけでしたし、それくらいなら誰でもいい結果が出せるんです。シーズンを通して結果が出せて初めて、次に繋がるということを忘れないようにしたいです」

Q:キングズGMが新しく就任したばかりで、またコーチングスタッフも決定していない状態ですが、キングズ側からは何か今後の予定についての連絡などはありましたか? ケガが多かった昨季の反省から、オフはどういう過ごし方をしたいですか?

 「今のところ、キングズからの連絡は全くありません。今後は、6月後半から日本でコクドのメンバーと一緒に氷に乗ります。その間にうまく調整して、7月半ばからのキャンプに備えたいと思います。

 1年目のベイカーズフィールドでは、シーズン終盤に膝を故障。靭帯を伸ばしてしまいました。シーズンが終わった後はそのリハビリに追われ、ゆっくり休む時間がなかったんです。日本に帰ってきた期間も短く、忙しくしていたので、オフの間に身体をゆっくり休ませる時間がありませんでした。それがケガの原因だったとは限らないですが、シーズン開幕前にかなり追い込んでしまったので、それを反省しています。今年秋のキャンプには、リフレッシュした形で入りたいです」

Q:ファンへのメッセージをどうぞ!

 「毎年同じセリフになってしまいますが、今年も今まで以上に努力してNHLの舞台に出られるように頑張ります。これからも応援お願いいたします」

May 18, 2006 09:37 PM


コメント

福藤選手のご活躍が、どれだけ私達の勇気や元気になっているか・・・感謝の思いで一杯です。
これからもずっとずうっと応援しています。ゆっくり休んで次のシーズンもがんばってくださいね。
結果は必ずついてきます!!ガンバレノシ

投稿者 melody : 2006年05月21日 22:15

お疲れ様でした。
日本に帰ってくるといろんな誘惑があると思いますが、契約期間が終わるまではホッケー漬けになってください。
とりあえずこの1年、悔いのない日々を過ごしてください。

投稿者 武者 : 2006年05月22日 17:52