2007年12月17日
カカだけが光った大会
<クラブW杯:ACミラン(イタリア)4-2ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)>◇16日◇横浜国際◇決勝
カカのワンマンショーだった。長いドリブル、スピードある突破力、瞬時の判断力、どれをとっても世界一にふさわしい選手だ。自分でゴールを奪えるし、ゴールに近い選手を見つけ、アシストもできる。今が旬の選手を見ることができた観客は本当に幸せだよ。
チームも1週間前から来日し、本気モードでコンディションも調整していたが、ベテランが多く、若いカカがいなかったらどうなっていたか分からないよ。今や、ACミランにとってはカカは欠かせない選手だな。
ボカ・ジュニアーズは前半は互角だった。引いて、いい守りをしていたが、カカ1人にやられてしまった。リードされてからは、引いて守るわけにはいかずに、傷を広げた。カカとは逆に、中心にならなければいけないパレルモが全く機能していなかった。前線ではポストプレーもできず、突破力もなく、孤立していた。思い切って外せなかったのかな。ボカにとっては悔いが残ったと思うよ。
カカだけが突出し、光り輝いた大会だった。(日刊スポーツ評論家)
December 17, 2007 11:16 AM
