セルジオ越後 ちゃんとサッカーしなさい

プロフィル

 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。

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2007年12月02日

攻めも守りも平均点の鹿島

<J1:鹿島3-0清水>◇最終節◇1日◇カシマ

 鹿島は大逆転優勝で喜んでいるだろうが、今季のチームは申し訳ないが強いという印象は受けない。目の前の1試合1試合をコツコツとものにしてきた平素の努力が、大きな果実となった。日本代表もおらず、残念ながら傑出した選手もいない。小笠原が戻ってきて、確かに安定はしたが、攻めも守りも平均点のチームだった。取りこぼしが少なかったのが優勝できた要因だろう。

 試合の勝ち方、リーグ戦の戦い方を知っていたともいえる。自分たちの実力を信じ、同時に決して過信せずに戦い抜いたことが良かったんだろう。マークされていたG大阪が脱落し、浦和の終盤の変調さにも助けられたが、数的不利に立たされた前節の浦和戦を粘り強く戦い勝ったのが大きかった。東西の両横綱が転び、陰に隠れていた大関が優勝したような感じだな。

 浦和は、天皇杯の愛媛戦もそうだが、最後に負けてはいけないチームに負けて2連覇を逃したのは残念だった。ACLチャンピオンになるという快挙を成し遂げ、そこから息切れした。連戦の疲れが出たのか、モチベーションが下がったのか、選手起用も含めて結果的にはチーム状態がベストではなかったんだな。ベストメンバーで競り勝ってきたチームが、柱になる選手が欠けると意外にもろかったことを、最後に露呈してしまった。

 最後に、今季「これは」という選手が見当たらなかった。全体的なレベルも下がっているようで、今後が心配になってくる。(日刊スポーツ評論家)

December 2, 2007 10:57 AM