セルジオ越後 ちゃんとサッカーしなさい

プロフィル

 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。

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2007年07月26日

1点差の完敗

<アジア杯:サウジアラビア3-2日本>◇25日◇準決勝◇ハノイ

 日本は負けるべくして負けた。「シュートよりボール回し命」じゃ勝負には勝てない。サウジアラビアは無駄なボール回し、キープなんかしなかった。常にゴールを目指し、得点を狙う動きをしていた。1点差だけど勝負としては完敗だった。

 日本は決め事なんだろうが、ボールをキープし、ボール回しをすることがゴールへの近道という意識が強すぎた。ゴールに近づき、ゴールを狙えるポジションの選手もシュートを打たない。次の選手にパスしてしまう。シュートを打つ意識が低すぎたのが敗因だ。

 選手層の薄さも致命的だった。結局交代選手による得点はゼロ。ベンチ入りしている選手とレギュラーとの差が大きかったので、使えなかったんだろう。オシム監督が選んだチーム編成が機能しなかったことを自らの采配(さいはい)で認めてしまったな。

 新しいヒーローも生まれなかった。いつまで川口、中沢に頼っているんだ。前回のアジア大会のVTRのような大会だった。それも質の悪いVTR。いってみれば、ジーコ監督の在庫で戦ってきた。オシムイズムでは結果が出なかった。この1年間、何が残ったのか? ゼロという結果が出ただけだ。

 (日刊スポーツ評論家)

July 26, 2007 10:30 AM