セルジオ越後 ちゃんとサッカーしなさい

プロフィル

 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。

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2007年07月14日

10人相手に失点、後半反省を

<アジア杯:日本3-1UAE>◇13日◇1次リーグ◇B組◇ハノイ

 3-1だったが、何とか勝ったという感じだな。勝ったことに意義はあるが、後半は相手が1人少ないのに得点は奪えないし、逆襲されて失点しているようじゃ、とても快勝とはいえない。合格点はつけられないな。最終戦のベトナム戦に勝利すればB組1位になるチャンスは得たが、得点できる時に取っておかなければいけないという反省点は相変わらず残った。

 後半に高原がベンチに下がり、中村俊もピッチから去った。それから得点できなかったことで、選手層が薄いということを露呈してしまった。相手が10人になって、もっと差をつけられるはずだったが、全く別のチームになってしまった。

 UAEが初戦でベトナムに負けたことも別に不思議ではなかった。組織的な守備ができていなかったし、攻撃にも脅威を感じなかった。勝てる相手にはきちんと勝つという意味で、日本は初戦の反省を生かしてはいたとはいえ、後半の内容は負けチームのようだった。まあ、反省材料があった方がいいのかもしれない。

 最終戦のベトナム戦は完全アウエーになるが、その中できちんと勝ってこそ、スタートラインに立てる。

 (日刊スポーツ評論家)

July 14, 2007 12:14 PM