セルジオ越後 ちゃんとサッカーしなさい

プロフィル

 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。

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2007年06月06日

W杯より強くなっていない

<国際親善試合・キリン杯:日本0-0コロンビア>◇5日◇埼玉

 初のタイトル(キリン杯)を獲得したオシムジャパンだが、セルジオ越後氏(日刊スポーツ評論家)は、日本に有利な条件で戦うことができた大会だからこそ、「勝ってタイトルを取らって欲しかった」と厳しかった。海外組とのコンビネーションもいまひとつかみ合わず、W杯ドイツ大会当時より強くなっていないことを危ぶんでいた。

 初のタイトル獲得は最低限評価できるが、条件が対等ではなかったことを忘れてはいけない。ホームでの試合、日本は休養たっぷり、コロンビアは中1日。時差もあり、状態は日本の方が格段と良いはずなのに、1点も取れなかった。前半はほとんど引いて守っていた。後半、日本に勢いが出てきたように見えたが、コロンビアが疲れてきただけのことだ。惜しい場面もあったが、これまで同様、決めるべき時に決めることができなかった。

 ピッチで戦っている選手は、個性を発揮して状況を打開しようとしていない感じを受ける。常にベンチを、オシム監督を意識していたのが気になる。コロンビアと戦っているというよりは、オシム監督と戦っているようだ。選手の個性が消えている。勝てば、それでも良いけど、勝てなかった。このチームで、以前のようにスタジアムを満員にする戦いをすることは難しいんじゃないかな。

 前では高原が頑張っている。後ろでは中沢が奮闘しているサッカーでは、オシム色は見えず、いまだにジーコ色に見えてしまう。そして、あの時から決して強くなっていない。納得できるようなサッカーもしていない。

 次の目標はアジア杯になるが、優勝を目指して戦うのは当然だが、優勝という結果を出してもらいたいものだ。前任者も、その前も優勝しているだけに、結果は必要だろう。代表チームの監督には、結果を出すことを厳しく求めていかなければならないと思う。(日刊スポーツ評論家)

June 6, 2007 10:53 AM