2007年01月09日
質が毎年落ちている、日本の将来が心配だ
<高校サッカー:盛岡商2-1作陽>◇決勝◇8日◇東京・国立競技場
両校ともに何回も優勝できるようなチームではないため、どうしても「勝ちたいけど、負けたくない」という気持ちが強かった。1点失ってから盛岡商が動いたが、PK失敗で作陽が逆に心の中で緩んだのかもしれない。行くしかない盛岡商が鮮やかに逆転に結び付けた。
岩手勢が初の優勝で、全国的に分散化したという評価もあるが、本当にそうなのか? 一時の帝京、国見みたいな横綱チームがなくなっての戦国時代だ。低いレベルでの平均化では、高校サッカーとして盛り上がってもな。質的には確実に毎年落ちている。
印象に残る、名前がすぐ出てくる選手はいなかった。Jリーグで即戦力になる選手が何人いるのか? 将来、世界に通用する選手に育つ素材はいたのか? 世界ではこの年代の選手でもトップレベルで活躍していることを、忘れてはいけない。Jリーグを押し上げ、日本代表の座を狙っていくには寂しい年代といえる。谷間がよけいに深くなっていくようで、2010年以降の日本サッカーが心配になってきたよ。(日刊スポーツ評論家)
January 9, 2007 11:20 AM
