2006年12月03日
実質5人の外国人が厳しい競争作った
<J1:浦和3-2G大阪>◇第34節◇2日◇埼玉
浦和が、勝って優勝に花を添えたのは良かった。まあ厳しいシーズンを制してのリーグ優勝は評価できるが、戦力を考えると優勝して当然ともいえるだろう。外国人選手3人と三都主、闘莉王を加えれば、能力の高い外国人選手が実質5人、ピッチに立っているわけだな。勝たなきゃ、優勝しなきゃおかしいよ。単純に他チームと比較して5人対3人の差は大きい。
外国人がピッチにいるために質の高い日本人選手がベンチにいることになり、層の厚さは他チームにはないものだった。小野や田中達がベンチにいるわけだからな。強いわけだ。チームの中での競争に勝たなければ試合に出られない、厳しい状況が底辺にあった。
浦和が優勝した意味は大きい。関係者は古い考えを捨て、世界と戦うために強いJリーグをつくるにはどうしたらいいいのかを考えてほしい。質の高い外国人選手と競争しピッチに立つ状況を広げなくてはいけない。枠に守られて質の高くない日本人選手が出ても勝ち抜けるのか? 日本人選手強化のためにも枠を取り払い質の高いレベルでの競争を勝ち抜くことで、Jリーグの質が上がり日本人選手の実力がアップする。保護された中では、体力のない、ひ弱なJリーグになるだけだ。Jにチェルシーがあってもいいじゃないか。
保護された、ひ弱なJリーガーなんて見たくない。だから、海外に出てもベンチに座っているのが関の山なんだ。厳しい競争状態をつくり出し、勝ち抜いてこそ、Jリーグを通じて世界と戦えるようになるものと思う。(日刊スポーツ評論家)
December 3, 2006 11:28 AM
