セルジオ越後 ちゃんとサッカーしなさい

プロフィル

 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。

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2006年11月27日

レッズはカップ戦決勝のような硬さだったな

<J1:東京0-0浦和>◇第33節◇26日◇味スタ

 浦和には、「勝って優勝するんだ」という気負いというか、硬さがあったな。その分、肝心な場面で力が入ってしまった。リーグ戦の中の1試合という雰囲気ではなく、カップ戦の決勝戦という緊張感があった。下位に低迷している東京に勝てなかった悔しさは残るだろうが、最終戦へ向けて、気持ちの切り替えはできるだろう。

 逆に東京は気楽な立場で、いつもの力以上のものが出ていた。最後までバテずに動き回り、チャンスも数多かった。目の前で胴上げを見たくないという気持ちが大きかったんだろう。最後まで気合負けしていなかったのが、胴上げ阻止につながった。

 G大阪が最終戦の直接対決に持ち込んだが、ホームで戦う浦和の有利な状況は変わらない。勝ち点差3あり、得失点差も5ある。数字上では2点差で負けても優勝できるわけで、断然有利だ。ただ、何があるか分からないのがサッカーだから、浦和としては、圧倒的なサポーターの見守るホームで、勝って優勝しなくてはダメだ。他チームと比べて巨大な戦力(外国人3人と闘莉王、三都主)があるのだから、初制覇は当然のノルマだろうな。(日刊スポーツ評論家)

November 27, 2006 09:05 AM