セルジオ越後 ちゃんとサッカーしなさい

プロフィル

 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。

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2006年10月12日

大量点こそこの試合の意味

<アジア杯予選:日本3-0インド>◇11日◇インド・バンガロール

 日本の試合内容がひどすぎる。試合を重ねるごとに、だんだん悪くなっている感じだな。レベルの差は日本の方が数段上にもかかわらず、つまらないミスが多すぎる。ボールは止められず、きちんとつながらない。1つ1つのプレーが遅い。全くプレッシャーも受けていないのにクロスの精度の低さは相変わらずだった。播戸が2点取ったが、Jリーグ以下のレベルなら当たり前だろう。取れない方がおかしい。もっともっと得点できなきゃいけない。ただし、中村のロングシュートは鮮やかだった。

 レベルの差を、技術の差の大きさを大量得点で示さなければ、この試合の意味はなかったはずだ。日本の出来の悪さにインド人もビックリだったんじゃないかな。自分たちの実力を普段通りに出していれば、大量得点できただろう。レベルが低い相手にさえ、自分の力を発揮できないようでは日本代表としては恥ずかしい。先行きは不安だ。

 このチームは試合を経験して上手に、強くなっているのだろうか? 若くはないし、正直言って、今後経験を積んでいっても、前の世代を乗り越える力があるとは思えない。(日刊スポーツ評論家)

October 12, 2006 08:43 AM