2006年08月10日
光ったの三都主だけでは…残念
<国際親善試合・キリンチャレンジ杯:日本2-0トリニダード・トバゴ>◇9日◇国立
オシム監督の初戦は全体的に見れば良くなかったが、勝って良かったとは思う。結果を出して、ホッとしているんじゃないかな。「負けて学ぶものが多い」と言っていたが、勝って学ぶものがあるかどうか? 「古い井戸」からの三都主が光っただけで、新しい井戸からは何もくみ出すことができなかったのは、期待していただけに残念だった。ただし、万全な状態での船出ではなかったから仕方ない部分はある。きちんとした相手、万全な環境、メンバー選びではなかったので、ジーコ時代と比較することはできない。
2点リードしてから、もっと積極的に柔軟性あるサッカーをして欲しかった。何となくベンチも選手も力が入ってしまったのか、型にはまったような展開しかできなかった点は、先行き不安になった。速さ、俊敏さ、動きだしの速さなどを求めていたのだろうが、それらは見ることができなかった。
興行的には勝って良かったのだろうが、ぜひとも強化につながる大会にして欲しいものだ。イベントだけに終わってしまってはもったいないよ。(日刊スポーツ評論家)
August 10, 2006 09:20 AM
