2006年06月05日
歯がゆい…本番予行ならず「体慣らし」の試合
<親善試合:日本1-0マルタ>◇4日◇ドイツ・デュッセルドルフ
W杯本番のためのシミュレーションにはならなかった。マルタには悪いがドイツとはレベルが違う。DF陣が高い位置をキープすることは本番ではあり得ないだろう。中沢があれほど前に出て行くこともできないだろう。正直、ケガが怖いし、緊張感もなく、モチベーションも高くなかった感じを受けたね。シミュレーションというよりは、最低限の試合勘を養うことと体慣らしのための試合で終わった。
開始直後に日本が1点取ったものだから、攻めがゆっくりになってしまった。引いた相手に対しては、相変わらずこじ開けることができない。サイド攻撃やセットプレーでも決定的なチャンスを作り出せなかった。2列目から体を張って攻め込むという形も見られなかった。実力差を考えるともっと得点しないとな。とてもじゃないけど合格点は付けられない。
逆に、前半終了直前に攻め込まれてヒヤッとさせられた。ドイツ戦で課題となったセットプレーでの守りの修正にもならないと思っていたが、危ないシーンがあったのはまだ修正できていないのだろう。その点は本番になっても心配が続きそうだ。
後半、出ていない選手をたくさん出したが、コンビネーションが混乱していた。普段と違うメンバーで、ピッチに出ている選手は戸惑っていた。きちんとした約束事も感じられなかった。この相手で1点止まりでは歯がゆいね。(日刊スポーツ評論家)
June 5, 2006 11:31 AM
