2006年05月10日
楽に勝てる相手なのに当落線上選手はガチガチ
<国際親善試合・キリン杯:ブルガリア2-1日本>◇9日◇長居
楽に勝てる相手だったが、取られてはいけない時間帯に失点していては勝てやしないよ。サバイバルというキャッチフレーズに当落線上にいる選手たちはガチガチになっていた。表情に余裕が全くなかった。笑いもなかった。もっとも冷静にならなければいけないゴール前で、力が入りすぎていた。選手にリラックスさせることができなかったジーコ監督の責任でもある。
逆に、全くサバイバル状態になかったDF陣の2失点をどのように考えるのかな? 左サイドを簡単に破られ、FKでやられていては話にならない。なかなかゴールを奪えないが日本にとって2失点は致命的だ。2失点したら、悲しいかな日本にとってW杯で勝ち抜くことはできない。
W杯で勝ち抜くという戦略、イメージで戦っていたのではなかった気がする。「おれが、おれが」という気持ちで、23人というハードルを越えようと考えていたんだろうな。選手個人にとっては厳しいプレッシャーを感じていたようだが、逆にいえば、この程度のプレッシャーで力を発揮できない選手はW杯本番では通用しないだろう。W杯は厳しいよ。(日刊スポーツ評論家)
May 10, 2006 11:18 AM
