セルジオ越後 ちゃんとサッカーしなさい

プロフィル

 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。

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2005年10月09日

収穫なし!意図伝わって来ない

<国際親善試合:日本2-2ラトビア>◇8日◇リガ

 内容も結果も伴わない遠征になってしまうような終わり方だった。何を意図して試合をしているのかが、全く伝わってこなかった。何をやろうとしたのか? 何を試そうと思ってできなかったのか? 結局、遠い所まで出掛けて、90分間の紅白戦をやったにすぎなかったんじゃないかな。収穫は探してもなかった。ゼロだね。ウクライナ戦は収穫があることを期待したいものだ。

 高原のロングシュートは確かに素晴らしかったが、その後がさっぱりダメ。継続して力を発揮しなければ、世界には通用しない。終わってみれば「まぐれ当たり」と言われてしまうのが関の山だ。攻撃についても、相手DF陣を崩してチャンスをつくり出すといったイメージがなかった。エリアの外からのロングシュートばかりでは、なかなか入らないよ。

 守りがズタズタだった9月のホンジュラス戦の反省がなかった。守りの面では危機感が感じられなかった。同じようなミスからの失点では、学習能力が欠如しているといわれても仕方ないな。ミスしたら代表から落とされるといったような厳しさがなければ、真剣勝負の中で世界の強豪と戦えるわけがない。監督も選手にも常に危機意識を持って戦ってほしい。(日刊スポーツ評論家)

October 9, 2005 10:08 AM