セルジオ越後 ちゃんとサッカーしなさい

プロフィル

 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。

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2005年09月08日

イベント的にはスリルあったが反省だ

<国際親善試合キリン・チャレンジ杯:日本5-4ホンジュラス>◇7日◇宮城スタジアム

 台風14号より荒れた試合内容になったね。ゲームの入り方が大失敗だったのが原因だ。最初から攻撃的にならなければいけないホームで、引いて守るなんて信じられない。序盤の失敗が失点につながり、考えられないようなミスになり、苦労して追い掛ける展開になったんだ。ホンジュラスには悪いが、この程度の相手にハラハラドキドキする内容ではダメ。勝ったからといって喜んではいけない。気分的には「負けた」と思って反省するべきだろう。

 中田浩、稲本のボランチがテストであったなら、失敗だな。DFとボランチの守りとしての形、連係が全くなかった。点を取られた以上に危ないシーンが何度もあったことを忘れないでほしい。これまで日本の守備は安定していたが、それは3バックというのではなく、右の加地の後ろには田中、左の三都主には中沢がカバーしていたからだ。実質5バックで守っていたから、失点を防げていた。

 人数を多くして、引いて守れば安心かと思えばそうではないことが分かっただろう。個人技が高く、細かくつないでくる相手には、前から積極的にプレッシャーをかけなければボールすら奪えないんだ。

 イベントとしてのスリルはあったが、W杯で勝ち抜くための準備は厳しいものがあるんだということを選手も監督も自覚してもらいたい。(日刊スポーツ評論家)

September 8, 2005 12:15 PM