2005年08月18日
楽に勝てたのに1点差…今の実力
<W杯アジア最終予選:日本2-1イラン>
消化試合になった最終戦に、やっと勝った感じだ。もっと余裕を持って勝てる試合だった。確かに予選は初めて1位で勝ち抜いた。しかし、今後に向けての課題は相変わらず改善されていない。前半は何度も決定的なチャンスがあったが、1点しか取れなかった。日本の流れになっている時に追加点を奪っていれば、もっと楽勝だったよ。
ダエイは動かず、イランの攻撃はミスが多く、速さもなかった。サイドから崩されるシーンも、ほとんど見られなかった。にもかかわらず、ポストに当てられたり、PKを奪われたり。結果的に1点差の接戦に持ち込まれたのは、ゴールを取れる時に取っていなかったツケが回ったんだ。
試合の進め方もだめ。高校生じゃあるまいし、ペース配分も考えずに飛ばし、最後は足が止まり、バテバテになってしまった。とにかく選手交代が遅すぎる。今野、阿部の使われ方も戦術的な交代というよりは時間稼ぎの交代にすぎない。
互いにベスメンバーではなかったが、それでも今回のイランが相手なら楽に勝てたはず。それなのに、楽に勝てないところが今の日本の実力なんだろう。W杯まで、きちんとした強化計画を組んで臨んで欲しいものだ。10カ月、準備期間は長いようで短い。(日刊スポーツ評論家)
August 18, 2005 11:04 AM
