2005年08月01日
戦う心構えできてなかった
<東アジア選手権:北朝鮮1-0日本>
アジア王者として負けてはいけない試合だったが、「勝つ」という意識が感じられなかった。キックオフから日本のリズムがつかめず、日本ゴール前でミスが重なれば失点するのは当たり前だ。これまでの戦いぶりと比べてもミスが多かったのは、戦う心構えができていなかったとしか思えない。王者としてのおごりであり、東アジアに対する甘い認識が「負け」という形で厳しく跳ね返ってきた。
基本的な1対1で負ける場面が目立った。コンフェデ杯で健闘、ブラジルに引き分けたからといって満足しているから、勝ち続けなくてはいけない近いライバルに足をすくわれるんだ。海外組がいないからなんていう言い訳は聞きたくない。こんな戦い方ではW杯では1次リーグを勝ち抜くことはできないだろう。
横パスを安全につなぐだけではチャンスは生まれない。リスクを抱えても、タテへ切り裂くような動きが数えるほどしかなかったのでは、ゴールも生まれないよ。惜しい場面もあったが、北朝鮮の守る意識の高さを日本が上回れなかった。気迫を出して、残り2試合を勝って優勝することでしか、アジア王者としてのプライドを保つことはできない。(日刊スポーツ評論家)
August 1, 2005 11:39 AM
