セルジオ越後 ちゃんとサッカーしなさい

プロフィル

 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。

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2005年03月30日

イケイケNO、クールにGO

 バーレーンには、絶対に勝たなければいけない。大差で勝つ必要はなく、どんな勝ち方でもいいから勝ち点3が必要だ。ただし、ホームだからといって単純にイケイケではダメ。堅い守りとカウンター狙いのバーレーンを、戦いやすくしてしまう。失点せずに、冷静に攻めを組み立てなければなかなか得点はできない。

 日本の守りについては、出場停止が解ける三都主、田中が戻ってくる。慣れ親しんだ3バックになるので、それほど心配はしていない。鈴木の復帰で、どれだけ前線でボールをキープできるのか? 中田がボランチに入って後ろでゲームを組み立てるのがうまく機能するか? 左サイドから三都主がどれだけ崩せるか? いくつかの課題はあるが、主導権は日本が握るだろうから、相手DF陣の裏側、GKとの間を狙い、こぼれ球を拾い、ペナルティーエリア周辺で粘り強い攻撃を繰り返すことがゴールにつながる。

 ベストメンバーで戦うわけだが、それでもゲームが動かなかった場合や、万が一にもリードされている場合など、さまざまな状況を想定した選手交代をして欲しい。ひらめきでラッキーボーイを探すのではなく、意味ある交代で打開するべきだ。負けて3位を平壌で争いたくない。(日刊スポーツ評論家)

March 30, 2005 12:00 AM