セルジオ越後 ちゃんとサッカーしなさい

プロフィル

 1945年(昭和20年)7月28日、ブラジル・サンパウロ市生まれ、日系2世。18歳でサンパウロの名門クラブ「コリンチャンス」とプロ契約。右ウイングとして活躍し、ブラジル代表候補にも選ばれる。1972年来日。藤和サッカー部(現:湘南ベルマーレ)ではゲームメーカーとして貢献。辛辣で辛口な内容とユニークな話しぶりにファンも多く、各地の講演活動も好評。

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2005年03月19日

今年のナビスコ杯は面白くなる

 Jリーグは今季から、欧州並みに本当のプロらしいスケジュールになった。1ステージのリーグ戦があり、W杯予選など代表の日程があり、その合間を縫ってナビスコ杯が行われる。各チームともに厳しいシーズンとなるのは間違いない。

 カップ戦と言えば、天皇杯のような短期勝負のイメージが強いが、ナビスコ杯は違う。半年以上かけて行われる大会だけに、勢いだけでは勝ち抜けない。選手層が厚く、地力のあるチームでなくては、タイトルを獲ることは難しいだろう。

 日本代表選手は抜けるものの、シーズン終盤の天皇杯とは違って、レベルの高い外国人選手もみな出てくる。出場もJ1クラブに限られるため、試合自体は面白いものが見られそうだ。カギはコンディションの調整。何度も中断を挟んで大会は続く。うまく、決勝トーナメントに向けて状態を上げていったチームが、最後には笑うはずだ。

 J1は史上まれに見る大混戦。わずか2試合で全勝が消えた。それほど今年はレベルの差がないということ。抜きんでたチームがないということだ。この大会も、どこが優勝してもおかしくない。(日刊スポーツ評論家)

March 19, 2005 12:00 AM