2008年02月04日
大分にロッキー現る!:村田義治
大分イレブンが「ロッキー」になる!? 今季、サントス(マノエルから登録名変更予定)新フィジカルコーチ(40)が就任した大分のフィジカルトレーニングメニューが、一変した。これまでは、決められた回数を自らのペースで行う方法が主だったが、サントスコーチの指示は、決められた時間内を100%の力でやり続けるというもの。全体練習5日目の2月4日も、4人対4人でのパス回し3分間を、1~1分半の休憩を挟みながら10本連続でやり続けるハードな内容。選手は悲鳴を上げながらも、そのメニューをこなした。
勝利にこだわる姿勢が伝わってくる新フィジカルコーチだ。横浜フリューゲルスに在籍経験のあるサントスコーチは「カツタメニ、イマ、ヤラナイト!」「サイゴマデ、アキラメナイ!」と、激しい口調の日本語を選手に浴び続ける。「勝ち組に入るため、選手が100%の状態で(シーズンに)臨めるようにしてやるのがプロとしての私の役目だ」とサントスコーチ。その理論は、アメリカの学会で報告されたこともあるという。DF森重も「勝負にこだわる人だということがよく分かった」と新コーチを評する。
ストップウオッチを左手に、ピッチで大きな声を張り上げるサントスコーチだが、サングラスをかけたその風ぼうに、クラブ関係者も「シルベスター・スタローンだね」と、映画「ロッキー」のテーマを口ずさむ。主演俳優に例えられたサントスコーチも「銀行の口座額は似ていないが、でも音楽を使うトレーニングにはロッキーのテーマを使うときもあるよ」と、スタローンとの接点を明かした。身ぶり手ぶりも使ってゲキを飛ばす姿に応えるように、闘志をむき出しにしてメニューをこなす選手に、シャムスカ監督も「いい雰囲気でやれている」と満足げ。リングとピッチの違いはあるが「プロとしてチャンピオンを目指したい」とサントスコーチ。「大分のロッキー」が、チームを戦う集団へと変身させている。
February 4, 2008 05:29 PM 投稿者:村田義治
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