2007年05月21日

頭をひねる出場停止処分の対象試合:村田義治

 3試合連続の退場地獄から抜け出し、ようやく大分の連敗も止まった。人違いPKから始まった連続退場劇は、19日に対戦した川崎Fに禍を引き渡したかのように、FWジュニーニョが警告2枚で退場。その判定に抗議した関塚監督まで退席処分を受けるというなんとも皮肉な展開となった。

 今回の誤審騒動で大分の関係者も頭をひねったのが、出場停止処分の対象試合の規定。当初、誤審による警告2枚で退場処分を受けたMF藤田が、処分取り消しにならなければ9日のナビスコ杯磐田戦が出場停止になるはずだった。ところが大分関係者には「出場停止は、処分を受けた同大会で消化する」という認識があり、シャムスカ監督にも、そう伝えられていた。

 Jの規約によると、出場停止は、退場処分と累積警告によって対象試合が異なる。退場は同レベルの直近の大会で消化し、累積警告による出場停止は当該大会の直近の試合で消化する、ことが記されている。川崎F戦で通算4枚目の警告を受けた藤田は、23日のナビスコ杯磐田戦ではなく、26日のリーグ横浜FC戦が出場停止。でも、リーグ柏戦の退場で2試合の出場停止を受けたFW松橋優は、川崎F戦に続いて、ナビスコ杯磐田戦も出場停止となる。当該大会と、同レベルの大会…。大分関係者の頭も悩ました規定に、記者も「退場処分による出場停止も、当該大会で消化すれば、ややこしくないのに…」と、頭を抱え込んでしまった。

 それならば、もう1度じっくり再勉強しようとJの規約を読み返すと、オールスターやプレシーズンマッチで退場処分を受けた場合も、リーグ戦での出場停止が科されるという項目まであった。さすがに退場はないだろうと思いながら過去の記録をひも解くと、14試合で警告を受けた選手はわずか3人(97年MFラモス=京都、FWエジウソン=柏、04年DF宮本=G大阪)だけ。過去12試合が、1枚も警告のないクリーンな試合で、当然退場者はなし。オールスターでの退場で出場停止処分を受けた選手は、今のところいない。

 お祭り要素の高いオールスターと真剣勝負の公式戦では大いに違いがあるかもしれないが、警告0枚の試合はリーグ戦でも決して不可能なことではない。選手にはクリーンなプレーを望むとともに、ゲームコントロールを失って警告の乱発でしか事態の収拾を図れない審判団には、よりクールな目を養って欲しいと思う今回の連続退場劇だった。

May 21, 2007 11:48 PM 投稿者:村田義治

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.nikkansports.com/mt/mt-tb.cgi/11121

このリストは、次のエントリーを参照しています: 頭をひねる出場停止処分の対象試合:

» generic adderall from generic adderall
news [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年11月22日 11:32

» ritalin sideeffects from ritalin sideeffects
news [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年12月23日 12:36

» buy ambien from buy ambien
news [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年12月23日 12:46

» meridia from meridia
news [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年12月24日 12:04