2006年09月11日
熱いJ1九州ダービーを:村田義治
来年の九州ダービーは、どのスタジアムで行わているのだろうか。試合中、そんな思いが頭に浮かんだ。9月9日。対大分リーグ戦初勝利をかけてアウエー(九石ドーム)に乗り込んだ福岡だが、結果はスコアレスドロー。8試合ぶりの無失点。守乱に改善の兆しは見せた。だが、ホームで完封負けを喫した第1Rに続き、大分から勝利を奪い取ることはできなかった。
今年J1で初めて「九州ダービー」が実現した。だが、福岡が自動降格圏内に低迷する現在、来年の開催は微妙な情勢だ。試合前、大分サイドの来賓が、こうあいさつした。「九州が盛り上がるためにも、福岡さんにも頑張っていただきたい」。同じ九州のチームの現状を心配しての応援メッセージだったが、低迷する福岡の関係者の胸には深く突き刺さる言葉だった。
9、10日は全国各地でJダービーが行われた。横浜対川崎Fの「神奈川ダービー」。G大阪対C大阪の「大阪ダービー」。そして、浦和対大宮の「さいたまダービー」だ。同じ都市、都道府県県内の拠点とするこの3カードに「ダービー」で、1勝もしていないチームはない。ちょっと地域を広げた「九州ダービー」とはいえ、福岡の対大分リーグ戦戦績は、これで6戦4敗2分け。ライバル関係が対戦する「ダービー」にはふさわしくない成績だ。
福岡のサポーターには、J2鳥栖との対戦が「本当の九州ダービー」という人が多い。地理的に近く、似た文化圏を持つ「ご近所さん」の方に、何かとライバル意識を燃やすのだろう。
今年の九州ダービーは、終わった。だが、大分に雪辱を期す機会は、やってくるのだろうか。このまま自動降格圏から抜け出せないと、来年はJ2でシーズンを迎える。現在、鳥栖もJ1昇格の可能性を残すが、再び、J2で福岡対鳥栖の「九州ダービー」が復活! それとも、JFLから昇格を目指すロッソ熊本との「新ダービー」誕生!そんな心配をしてしまう。今年の「九州ダービー」は、福岡のサポーターにも、大分のサポーターにもワクワク、ハラハラ、ドキドキ感を与えることがなく終わってしまった。来年こそ「熱いJ1九州ダービー」を見せて欲しいものだ。
September 11, 2006 09:23 PM 投稿者:村田義治
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