2007年11月05日

驚きのプランが浮上:長島一浩

 11日のアウエー鳥栖戦は選手にとって慌ただしい1日になりそうです。他クラブの条件付きながら、札幌が勝利すればこの日に昇格が決定する可能性があるからです。

 昇格の条件

 (1)仙台が10日のアウエー東京V戦で引き分け以下

 (2)札幌が午後1時開始のアウエー鳥栖戦で勝利

 (3)京都が午後4時開始のホーム山形戦(11日)で引き分け以下

 昇格には(1)~(3)のすべての条件がそろわなければいけませんが、今の札幌の勢いと他クラブの状況であれば、高いとはいいませんが低い確率とも思いません。

 札幌の昇格の瞬間は驚きの場所で迎えるかも知れません。そこは高度1万メートルの飛行機の中。チームはこの日帰道するため、試合直後に鳥栖からバスで福岡空港に直行します。夕方の便での移動になります。そのため、引き分け以下が条件である午後4時開始の京都の試合結果が出るときは搭乗中。通常ならばテレビやインターネット、携帯などで結果はすぐに分かりますが、機内は電波使用不可のため、分かりません。

 だからこそ、驚きのプランが浮上しました。昇格の行方を左右する京都-山形の結果が機長のアナウンスで伝えられる可能性が出てきています。札幌はスポンサーのJALに依頼済みです。JAL広報は「会社のカンパニー情報で、結果を機長に伝えられることはできると思う。アナウンスは機長の判断や場合によっては」と話しています。実現すれば、前代未聞の「空中昇格」になります。

 ラジオで知る可能性もあります。機内にはNHKラジオ第一を聴くことが可能で、運が良ければスポーツニュースなどで分かることも予想されます。札幌の選手はイヤホンを耳に、眠れない時間を過ごすことになりそうです。どちらにせよ、飛行機にはチーム関係者以外も搭乗しているため、大声で騒ぐことはできません。ただし、歓喜の瞬間は一生忘れないケースになることは間違いありません。

 ピッチ上の歓喜ではなく、飛行機の中というのも、移動距離が長い北海道ならではでしょう。11日に決まることを期待しています。

November 5, 2007 11:10 PM 投稿者:長島一浩

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