2006年05月22日

「勝ち点3」が一番の良薬:長島一浩

 柳下監督が苦渋の色を浮かべていました。クラブワーストタイの6失点を喫した柏戦の翌日(15日)、「浮き球やカーブをかけた長い球など、もっとDF陣はロングボールを多用してもいい」と話していました。DFラインから短いパスでつなぎ、攻撃の好機をつくることも目指してきた指揮官の言葉は意外でした。

 約1カ月勝利から遠ざかり、柔軟な姿勢を見せたのでしょうか。鳥栖戦(2-2)の試合前日(16日)の言葉にもそれが表れていました。「パスの選択肢を少なくした。普通は9つのパスコースがあるが、3つだったら選びやすい。こんなことを選手に言ったのは初めて」。何か変化をつけなければ、沈滞した雰囲気から抜け出せないことを感じていました。

 一時期3位まで浮上したチームの順位は、現在10位。3位仙台との勝ち点差は11と開いています。結果が出ない柳下監督の顔に苦悩の色がにじんでいます。この泥沼からの突破口の糸口を見つけるためには、どんな試合をしたとしても「勝ち点3」が一番の良薬なのでしょう。

May 22, 2006 12:46 PM 投稿者:長島一浩