2006年10月11日
出口のない海
先日、映画「出口のない海」(佐々部清監督)を見にいってきました。
戦闘シーンはほとんどなく、主人公の心の葛藤を丁寧に描いた戦争映画で、見終わった後もずっと頭から離れない、いろいろと考えさせられる良作です。
主人公は、甲子園の優勝投手で明大野球部投手の並木浩二(市川海老蔵)。野球に青春をかけていた並木は、日米開戦を機に戦争の波にもまれ、脱出装置のない海の特攻兵器、人間魚雷「回天」に乗ることを志願し、そして…。
上映前、あるOBから「オールメイジが支援している作品。絶対に見にいくように!!」と通達を受けました。明大マートで特製の前売り券が購入できるとのことで、久々に大学にも足を運び、満を持して映画館に足を運びました。とはいえ、作品自体にはあまり期待していなかったのです。
特に、そんな人にオススメの映画です。
お恥ずかしい話ですが、「回天」について知識が乏しかったので、かなりの衝撃を受けました。この映画が事実に基づいた作品であるとのことなので、一層ショックでした。
現代に照らして考えると、「ハンカチ王子」こと早稲田実業の斎藤祐樹投手が大学進学後、人間兵器の「回天」に乗り込むってこと。この平和な世界では「ありえない」ことが、ほんの数十年前には起こっていたという事実を目の前に突きつけられ、ホント真剣に考えさせられました。
ひとつ残念だったのは、主演の海老蔵が最後まで美しかったこと。もし、私だったら、死ぬための訓練を重ねていくうちに、半狂乱になったり、精神を病んだりするだろうと思うのだが、最後まできれいだったな~。そこにちょっぴり感情移入ができなかった。
主演の海老蔵が、初日舞台あいさつで「今でこそ自由に生きられるということを幸せに感じた。戦争を知らない世代に、それを伝えなくてはいけないと思うし、そういう意味で意味がある映画ではないかと思います」と真摯に語ったとのことですが、ニッキーも1人でも多くの人に見て欲しい映画だと思っています。
そして!! 久しぶりに神宮に足を運びたくなりました!!
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※写真は、明大特製前売り券
October 11, 2006 07:28 PM
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